敷金・礼金・保証金・解約引きの違いについて
2月がスタートしましたね。
1~3月は不動産業界の繁忙期なので、弊社も入居と退去のやりとりが多くなってきています。
直近5年間の「賃貸」という検索キーワードの動きをみても一目瞭然ですね。
1~3月に毎年多くなっています。
そんな中、過去に仲介で部屋を探したお客様から、
解約の手続きについて聞かれたので、コラムとして取り上げてみたいと思います。
賃貸解約の手続きって何をしたら良いの?
1:契約書を確認しましょう
通常、居住用賃貸物件の解約は1ヶ月前に意思を伝えることになっていますが、
契約によっては2ヶ月前、3ヶ月前に伝えるという内容になっていることもあります。
その場合、先に次の引っ越し先を決めてから、今のお部屋の家賃が無駄に1ヶ月かかることに気づいた!なんてことにもなりかねません。
何万円というお金が変わってくるので、思い込みで動かず、まずきちんと一回調べることをおすすめします。
また「意思を伝えること」と書きましたが、伝え方も
・電話で管理会社に伝えたらオーケー
・メールやFAX等で特定の用紙に記入したらオーケー
・書面で、自筆記入で、印鑑押して、郵送しないと受付にならない
と、いろいろなパターンがあります。気をつけましょう。
2:管理会社に解約の意思を伝えましょう
解約については契約書に細かく記載があることが多いですが、
わからなければ管理会社に確認しましょう。
上で書いた通り、解約の受付に関しては、
不動産管理会社のルールによって多少異なります。
「1月31日に連絡したけど、紙の到着が月末までと言われて焦った」なんてことにならないように、余裕をもって確認と連絡を行うことをおすすめします。
また、要注意なのが管理会社(不動産会社)の定休日です。
1月末の退去で、12月末までに連絡が必要だったのに、
年末のお休みに入ってしまっていた、なんてことも考えられます。
また、不動産会社は水曜日が休みだったり、
法人社宅向けの動きが強い会社は土日休みだったり、ちょっとばらつきがあります。
ご注意ください。
3:電気や水道、ガス、インターネット、電話などの解約や移転手続き
こちらも忘れないように事前に契約状況を確認しておきましょう。
部屋は1ヶ月前予告で良かったけど、インターネットは2ヶ月前だった。
なんてことにならないように…。
次の引越し先へそのまま契約が継続できる場合は、何もないことが多いですが、
昨今、「すごい高額のキャッシュバックキャンペーンにつられて」インターネット回線を契約していたら、3年縛りで、次の引越し先へもっていけない回線だった。
仕方なく解約したら、違約金がかかることがわかった。
…なんてこともあります。
「契約」を軽く考えず、インフラ回りの契約状況もある程度、注意して確認しておきましょう。
解約時の注意点 まとめ
賃貸から賃貸へ引っ越しするときは、まず間違いなく「次の部屋探し」の方に気を取られます。
今ある契約の解約や移転手続きも、部屋探しと並行で調べてまとめておくことをオススメいたします。
契約や解約、引っ越しなど、普段しないことは細かい部分が意識から抜けていることが多いです。
もったいないお金を払わずにお引越しできるように、頑張りましょう!