森山幹予プロのご紹介
「今」に集中して筆を走らせ、自身を表現する書で心を解き放つ時間を(1/3)
心が落ち着く「書・アート教室」と着物に親しむ「短期集中型着付け教室」を開催
「文字を書くことは一心に集中すること。中でも書道は、墨に含まれる香料が心を落ち着かせ『今この時』に没頭することができます。きれいに書こうとするのではなく、自分に正直に、自由に筆を走らせることで、生活のしがらみなどを忘れて心を解き放つ。そんな時間を過ごしていただきたいですね」
そう語るのは、「サロンBEAU(ボー)」の森山幹予さん。大阪府摂津市で、書・アート教室と着付け教室を主宰しています。
「『BEAU』は、フランス語で快晴を意味します。サロンに来てくださる方にリラックスしてもらい、心が晴れ渡りキラキラと輝いてほしいと考え、名づけました」
書・アート教室では、名刺やハガキサイズの厚手和紙に、「感謝」「優」「豊」など自分がこうありたいと思う字を書く「文字守り」のクラスを用意。ノートに挟んだり、パスケースに入れたり、目につく場所に貼ったりして、なりたい自分を後押ししてくれると言います。
「1m四方の和紙に向き合い、大きな筆に感情をのせる『イメージング書』にチャレンジするクラスもあります。事前に半紙で練習をして構図を捉え、はね、はらいなどの感覚をつかみます。味わったことのないパフォーマンス書道に、みなさん生き生きと取り組んでおられます」
母親や祖母が日々装う姿を見て、自然に着物に親しんだという森山さん。着付け教室では、グループとマンツーマンレッスンを実施。全6回の短期間で学べるのが特長です。
「書や着物を通じて姿勢や所作を正すなど、日常とは違う体験をして、新たな気づきを得てもらえたら幸いです」
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