【小論文過去問から読み解こう】大学入試小論文の頻出テーマの捉え方~「医学部」「看護学部」「教育学部」での出題事例から考える~

角野裕美

角野裕美

テーマ:小論文の過去問について

オフィスカタリスト@大阪の角野裕美(かどのひろみ)です( ..)φ

AO・推薦入試対策を始めておられる方はもとより、国公立の2次試験小論文対策の必要な受験生の皆さんが、いつもよりも時間を割くことのできる夏休みがやってきました!
AO・推薦入試対策の方はいち早く入試がやってきますのでより早く、国公立2次対策の方は、まずはセンター試験対策を万全になさり、その「ニッチ(すき間時間)」に英単語や漢字対策とともに小論文の対策も行っていくと、時間をうまく使っていただけるかと思っています!(^^)




頻出テーマを押さえていこう!


基本となるのは、今のうちから各学部での頻出となるであろうテーマを押さえること。
しかしながら、どのようなものが出るのだろう?などと漠然と考えていては、いつまでたってもわからないですよね?
戦略としては、「相手=大学の出題を知る」ということと「自分を知る=何を知っており、何を知らないのか?」ということを第一に行うこと!出題をしらずして、対策など立てられませんよね(+o+)

一番身近ですぐ使えるのは「小論文の過去問」です。実際に出題された事例を調べるということ。手っ取り早いのは、いわゆる各大学の過去問の集大成である「赤本」「青本」を見ることでしょう。
更には、最近ではどの大学でもホームページを充実されており、「受験生の方へ」タグからの「過去問」を挙げておられるところもとても多いので、それらを活用するという方法や、親切な大学なら、願書を請求した際に、折り返し便に「過去問」を同封してくださいるパターンもあります。
著作権のこともあり、実際に大学に行き、そこでコピーしたり請求する場合もあるので、そのあたりからさくっと調べられてはいかがでしょうか?
つまり、それらを数種こなしていくことで、「頻出のテーマはこれかな?」「あれ?このテーマは、昨日取り組んだ他大学でもでていたでっ!」…などとわかってきます(^◇^)
それが、顕著に出るのが、職業と密接に関連している「医学部」「看護学部」「教育学部」などだといえましょう(^^)




ではなぜ、職業と密接に関連する学部学科の出題事例から、頻出テーマが絞りやすいのか、同じような問題が出題されるのでしょうか?
それは、医学部なら将来お医者様、看護学部なら看護師さん、教育学部なら学校の先生、と実際に就かれるであろう職業での「問題」「考えるべき点」を挙げてくるから、です。
受験生にとって、それらを問われるというのは、まだその職業に就いてはいないのだから、私は正直、なかなか難しく厳しいものだとおもってはいます。
しかしながら、入学前からも高い意識をもち、将来像を踏まえて、今から何に如何に取り組むべきなのか?を勘があえている受験生かどうかを見られているわけですから、時間の幅を先から現在に逆算しつつ、受験生なりに頑張って考え、その意見を述べていくといいともいえましょう(^_-)-☆

これらから、まず取り組むといいのは、やはり、「現代で求められている医師像」「看護師像」「教師像」であり、また、現代社会における「医療での問題点」「教育現場での問題点」にも及んだ考察ではないでしょうか?


……なかなかに、難しいものですが、一緒に考えてまいりましょう!(^^)!

今回は、このあたりで失礼します<m(__)m>



心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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角野裕美
専門家

角野裕美(講師)

Office Catalyst(オフィス・カタリスト)

様々な職業体験と予備校講師の実践を基にカウンセリングを行い、個別の要望に沿って指導。総合型・推薦入試で必須の志望理由や自己推薦の書き方、小論文・面接対策を受験生だけでなく保護者にもアドバイスが出来る。

角野裕美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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