小論文の基礎~表現・表記についての心構え②~ オフィスカタリスト@大阪

角野裕美

角野裕美

テーマ:小論文への取り組み方

オフィスカタリストの角野裕美です( ..)φ


今回も①に続き、小論文の基礎中の基礎、実際に原稿用紙や答案用紙に書き込む際の「表現・表記」についての心構え、知っておかれるといいよ、ということを挙げてみます(^_-)-☆


⑥話し言葉
話し言葉やくだけた言葉(でも、だって、やっぱり、すごい、~じゃない、~だって、など)や省略語(×携帯←○携帯電話、 ×部活←部活動など)は、つかわないこと。


⑦文字の大きさ・丁寧さ
・文字は、大きく濃く書く。薄い文字や小さすぎる文字はとにかく読みにくい。また美しい文字でなくてよいから、丁寧に読みやすい文字をかくこと。

・極端なくせ字や薄い文字、乱雑な文字は、採点官の心証を悪くする。下手をすると、その学校に入りたいという熱意を疑われかねない。


・「し」と「く」、「や」と「か」、「ま」と「よ」などの区別がしにくい字を書く癖のある人は、直しておこう。採点官の誤読の原因となるからだ。


・句点と読点が区別できるように、明確に打つこと。



⑧文末
「~と思う」「~だろう」を多用すると、自信のない文章にみえる。
「~と考える」「~である」のように、はっきりと言い切ることが大切。



⑨一文の長さ
一文は短めに、わかりやすく。一文が長すぎると、“主語と述語の呼応”がねじれることもあるので注意が必要。思いつくままに続けてしまうと読みにくい文章になるので、読みやすい長さで一文を区切ろう。








書きなれておられないうちは、特に上記の……

⑥話し言葉を用いないということ
⑧文末の表現に留意する
⑨一文を長々と書かないように気を付ける

…というだけでも、随分と書く文章がすっきりとし、また合格に見合う文章表現となりますよ!(^^)!

知らずにわからないままに減点されてしまうというのではなく、このような文章表現の基礎となるべき点を押さえ、すっきりと読み手にわかりやすい文章を書くということが、とても大切です(*^^)v


入試小論文のみならず、何かしらの文章を書いて自己ではない“他者”に自分自身の考えを理解してもらうということを、常に意識して書くことは、意外と意識されていない点だと、添削をしていていつも思うこと。
「読んでいただき、理解していただき、なによりも私の考え、意見を伝えたいのだ!!!」という思いがあってこそ、相互理解も深まるのではないでしょうか(^0_0^)


……って、私のコラムも、もちろんそうですね(^_^;)
ご理解いただけるよう、表現表記はもとより、よりわかりやすくかつお役に立てていただけるように、これからもアップして参ります<m(__)m>


心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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角野裕美
専門家

角野裕美(講師)

Office Catalyst(オフィス・カタリスト)

様々な職業体験と予備校講師の実践を基にカウンセリングを行い、個別の要望に沿って指導。総合型・推薦入試で必須の志望理由や自己推薦の書き方、小論文・面接対策を受験生だけでなく保護者にもアドバイスが出来る。

角野裕美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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