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大学入試小論文対策が、現代文や英語の成績を上げていくわけとは…?

2013年11月29日 公開 / 2013年11月30日更新

テーマ:小論文への取り組み方

コラムカテゴリ:スクール・習い事

オフィスカタリスト@大阪の角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ

早いもので、11月も終わろうとしております…。次の日曜でもう、12月ですね!!!
特に大学入試を控えた受験生の皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか?
これまでももちろん、計画性を立てて、取り組んでこられたことと思いますが、ここからはより時間との勝負!体力、気力共に、挙げていかないといけない時期です。
その限られた時間内で、如何に上手く(もっというと効率よく)取り組んでいくとよいのか、特に小論文対策を中心に述べたいと思います。


大学入試小論文対策が、現代文や英語の成績を上げていくのは…?


あまりその関連性を考えらえれたことのない生徒さんは、このお話をすると皆さん、「???」となられます。しかしながら、よくよく考えてみると、学問・勉強、というものは、「知識」はもとより、「ものの見方、考え方」をリンクしていくことではないかと。

では、なぜ小論文対策をすることが、ほかの科目の成績を上げることに繋がっていくのでしょうか?
まずは、そもそも小論文が入試において行われる目的を考えてみましょう。
それは、「学力試験では測ることのできない能力やモノの見方を測ること」が大きな目的なのです。
もっと具体的に言うと、現代社会の問題を問うてきます。
それに対し、論理的に、わかりやすい文章表現にて答えていくことが肝要となってきます。

出題事例としては…
・環境問題
・少子高齢化
・情報化社会の在り方
・グローバル化に伴う政治や経済社会の在り方
・安心安全な社会とは
…など、現代社会にて問題とされていることを問うてきます。

そのほかには、学部ごとに沿った内容の問題を問うてくるものがあります。
例えば教育学部なら、教育をめぐる現象や教育の本質を考えさせる問題がよく出題されるという訳です。

それらを知識と共に知っておくことは、「現代文の論説文」や「英語の長文」の内容にも活かすことが出来ます。つまり、同じような問題を考えさせることがあるからです。
特に、現代文の場合、基軸となっておるのが「モダン VS ポストモダン」というもの。
また、英語の長文の場合も、少し単語がわからなかったとしても、全体の流れをつかみ、考えていくことが出来るようになります。

これらのことより、小論文対策を行うということは、実は、現代文や英語長文の内容をも考えることにつながるということ。
今までご指導した、小論文受験の生徒さんの多くは、対策を施すにつれ、実は現代文の成績も英語の長文の成績も上がってこられることが多くありました。

論理的なものの見方やその述べる順番がわかってくると、筆者の書いている順や捉え方もわかってくるから、ともいえましょう。

センター対策や私立大学対策で、まだ小論文対策はまだまだ…といった受験生の方も、時間が限られているからこそ、並行した学びが、結局はリンクしていき、総合的な学力が上がるということを覚えておいていただければ、と思います。

疑問点やお困りのことがありましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください。
48時間以内に、ご返信いたします(^^)
一緒に、限られた時間を、有効利用できるべく、頑張ってまいりましょうね!(^^)!

心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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https://twitter.com/hiromi_kadono

この記事を書いたプロ

角野裕美

小論文指導と自己表現・進路アドバイスの専門家

角野裕美(Office Catalyst(オフィス・カタリスト))

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