「指示待ち」から「自ら動く」スタッフに変わる"ほめ育"の力
こんにちは。
「最近、部下のやる気が低下しているような気がする…」
「同じ仕事をしているのに、
なぜ、あの部下はあんなに生き生きしているのだろう?」
マネージャーとして、そんな疑問を感じたことはありませんか?
実は、部下のモチベーションの差は、
仕事の内容よりも、
上司の「声かけ」に大きく左右されるのです。
ある営業会社での事例です。
同じ営業成績でも、
Aさんは毎日イキイキと仕事をしているのに対し、
Bさんは義務的に仕事をしているように見えました。
その違いは、上司の声かけにありました。
Aさんの上司は、営業成績だけでなく
「顧客との信頼関係を大切にしているね」
「提案資料の工夫が素晴らしい」など
プロセスや姿勢を認める言葉をかけていました。
一方、Bさんの上司は
「成績が足りない」
「もっと頑張れ」という
結果と叱責の言葉ばかり。
Aさんは、
「自分の工夫や努力が認められている」
と感じることで
仕事そのものに意味を見出し
主体的に行動するようになっていました。
これこそが、「ほめ育」の本質です。
「ほめ育」は、単にほめることではなく
相手の存在や行動、成長の過程を「認める」ことで
その人の中に眠っている力を引き出すアプローチ。
部下のモチベーションを
高める声かけのポイントは、3つです!
1つ目は
「結果」だけでなく、「プロセス」を認めること。
「売上が上がった」だけでなく
「その売上を作るために、どんな工夫をしたのか」
に目を向けることです。
2つ目は
「できていないこと」ではなく、
「できていること」に焦点を当てること。
人は、自分の弱点を指摘されるより
強みを認められた時に、
その強みをさらに伸ばそうとするためです。
3つ目は
「今この瞬間」の行動や姿勢を認めること。
成果が出るまで待つのではなく
日々の小さな工夫や努力を、
その場で伝えることが大切です。
「いつも、チームのことを考えて行動してくれているね」
「その質問、いいね。そういう視点が大事だよ」
「昨日の提案、相手の反応を見ながら臨機応変に対応していて、素晴らしかった」
こうした言葉が
部下の中に「自分は価値のある存在だ」
という確信を生み出します。
そして、その確信が仕事への向き合い方を変え
やがて成果へと繋がっていくのです。
もし、あなたも
「部下のモチベーションをもっと高めたい…」
「チーム全体の活気を取り戻したい…」
そんな想いを持っているなら、
ぜひ、今日から
部下の「できていること」に目を向け
その場で認める習慣を始めてみませんか。
あなたの一言が
部下の人生を変える力を持っているのです。
小さな疑問からで大丈夫です。
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