「人がやめない組織」の秘密 〜長く働きたくなる職場はこうしてつくられる〜
こんにちは。
「最近、チームの雰囲気が悪い気がする…」
「部下が何を考えているのか、よく分からない…」
リーダーとして、
そんな悩みを抱えていませんか?
良かれと思ってアドバイスをしても、
部下の反応は今ひとつ。
一体、どうすれば、もっと活気のある、
風通しの良いチームを作れるのでしょうか。
その鍵は、リーダーの「話す力」以上に
「聞く力」にあります。
多くのリーダーは、
問題解決のために「正しい答え」を教えようと
つい熱心に話してしまいがちです。
しかし、部下が本当に求めているのは
一方的なアドバイスではなく
「自分の話を、真剣に聞いてもらいたい」
という想いかもしれません。
「ほめ育」では、
相手の存在そのものを認める
「承認」を大切にしています。
そして、もっともシンプルで
一番 効果的な実践方法が、「聞く」という行為なのです。
部下の話に、ただ、真剣に耳を傾ける。
途中で話を遮ったり評価したりせず、
まずは「そうか、そう感じているんだね」と
ありのままを受け止める。
この「傾聴」こそが
部下との間に「心理的安全性」を育みます。
「この人になら、本音を話しても大丈夫だ」
そう感じた部下は、初めて、
心の中に抱えている本当の課題や
前向きなアイデアを口にし始めます。
例えば、ある企業のマネージャーは
メンバーとの1on1で
とにかく「聞く」ことに徹したそうです。
これまでは、
つい自分の経験談や改善策を話してしまっていたのを
ぐっとこらえ、
メンバーが話したいことを
自由に話してもらう時間に変えました。
すると、どうでしょう。
「実は、今の開発プロセスに
ずっと非効率だと感じている部分があって…」
一人のメンバーが
勇気を出して本音を語り始めたのです。
それをきっかけに、
チーム全体で業務改善のアイデアが次々と生まれ
結果的に、プロジェクトの生産性が
大幅に向上しました。
リーダーが「聞く」姿勢を示すことで
部下は「自分は尊重されている」と感じ
主体的に考え、行動するようになります。
リーダーの仕事は
完璧な答えを示すことではありません。
部下一人ひとりの中に眠っている「答え」を引き出し
彼らが自ら輝ける舞台を整えること。
もし、あなたも
「部下とのコミュニケーションに課題を感じている…」
「チームの潜在能力を、もっと引き出したい…」
そんな想いを抱えているなら、
まずは、部下の話に
じっくりと耳を傾けることから始めてみませんか。
あなたの「聞く力」が
組織を内側から変える
大きな一歩になるはずです。
公式LINEでは、
日々の実践のヒントや具体例も
定期的にお届けしています。



