「できたね」より「頑張ったね」〜子どもの心を育てる"ほめ育"の言葉〜

道下真介

道下真介

テーマ:子育て・教育における”ほめ育”

こんにちは^^

今日は「できたね」より「頑張ったね」
〜子どもの心を育てる"ほめ育"の言葉〜についてお話しします。


「うちの子、
ほめても全然響いてない気がする…」


そんな風に感じたことはありませんか?

実は、
「ほめ方」によって、
子どもの心に届くかどうかが大きく変わるんです。

例えば、
テストで100点を取った子どもに、
「100点取れてすごいね!」
と、ほめるとします。


もちろん、嬉しいはずです。


しかし、
次のテストで80点だったら、
どうでしょうか?


「今回はダメだった…」
と、無意識のうちに
感じてしまうかもしれません。


なぜなら、
「結果」だけをほめられていたから。


では、どう伝えたらいいのでしょうか?


それは、
「過程」を認めて、ほめることです。


「毎日コツコツ勉強してたもんね。
その頑張り、ちゃんと見てたよ。
よく頑張ったね^^」

こう伝えたら、どうでしょうか?

子どもは、
「自分の努力を、ちゃんと見てくれていた」
と感じるはずです。


そうすると、
次のテストで80点だったとしても、
「また頑張ろう!」
と思えるようになり
学びに積極的になります。


ある親御さんは、
お子さんが宿題をやらなくて困っていました。


「はやく、宿題やりなさい!」

しかし、
何度言っても、なかなかやらなかったそうです。


そこで、
お子さんが少しでも宿題に取り組んだとき、
「今日、5分でも机に向かえたね!!
それ、すごいことだよ!」
と伝えるようにしました。

すると、
少しずつ、自分から机に向かうようになったそうです^^

「ほめ育」とは、
「結果」ではなく、
「過程」や「努力」を認めること。

そして、
その子の「できたこと」を具体的に言葉にして伝えること。

それが、子どもの自己肯定感を育てる第一歩となるのです。

子どもは、
「認められたい」「理解されたい」
という気持ちを強く持っています。


その気持ちに応えることで、
子どもは自信を持ち、
自分から行動できるようになっていきます。


だからこそ、
まずは、あなたからではないでしょうか?


今日、お子さんが何かに取り組んだら、
ぜひその「頑張り」を具体的に言葉にして
伝えてみてください。

「伝える」ことで初めて、
子どもは「気づき」
そこから、「自信」が育ち始めるのです。

あなたのその一言が、
お子さんの未来を変える力になるかもしれません。


「ほめ育」を実践していくと、
「こんなときはどう声をかけたらいい?」
「うまく褒められない…」

そんな疑問や悩みが出てくることもあると思います。

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道下真介
専門家

道下真介(ほめ育コンサルタント)

株式会社Torus

ほめる習慣を組織に根付かせる「ほめ育」コンサルティングを展開。社内のほめる基準となるほめ育コンピテンシーを明確にし、ほめる基準とほめて育てる文化を組織に根付かせ、人材定着や業績向上のサポートをします。

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