「ほめ育」とは何か?〜人の強みを見つけ、伝え合う文化づくり〜

道下真介

道下真介

テーマ:”ほめ育”の基礎知識・理論

こんにちは。

今日は「ほめ育」とは何か?
〜人の強みを見つけ、伝え合う文化づくり〜
についてお話しします。

「ほめ育って、よく聞くけど、具体的に何をするの?」
「ただ、ほめればいいってこと?」

そんな疑問を持たれる方も多いかもしれません。

実は
「ほめ育」とは、
単に褒めることではありません。

「相手の強みや良いところを見つけ、それを言葉にして伝え合う」

これが、「ほめ育」の本質です。


私たちは、どうしても
「できていないこと」
「足りないところ」
に目が向きがちです。

職場でも、家庭でも、

「なんでできないの?」
「もっとこうしてほしい」

そんな言葉が、
つい口から出てしまうことはありませんか?

しかし、それだけでは
相手のやる気は育ちません。

むしろ、
「自分はダメなんだ…」
「どうせ認めてもらえない…」

そんな気持ちにさせてしまうこともあります。


では、どうすればいいのでしょうか?


それは、
相手の「強み」や「良いところ」を見つけること。

そして、
それを言葉にして伝えることなんです。


例えば、
「あなたの細やかな気配り、いつも助かっているよ」
「この前の対応、とても丁寧だったね」

こんなふうに、
相手の「できていること」「良いところ」を言葉にして伝えるのです。


ある企業では、
「ほめ育」を導入したことで、
社内のコミュニケーションが大きく変わりました。

以前は、
「ミスを指摘する」
「できていないことを注意する」
そんな文化が中心でしたが

「ほめ育」を始めてから、
スタッフ同士が互いの良いところを伝え合うようになり、
職場の雰囲気が明るくなったそうです。

すると、
離職率が下がり、業績が向上しはじめました。


「ほめ育」とは、
人の強みを見つけ
それを伝え合う文化をつくること。


それが、
組織を、家庭を、人間関係を
変える力になるのです。


人は誰でも、
「認められたい」「理解されたい」
という気持ちを持っています。

その気持ちに応えることで、
相手は自信を持ち、意欲が湧いてきます。


だからこそ、まずはあなたから。


あなたの周りにいる人の"強み"は何ですか?
それは伝えることができていますか?

今日、誰かの良いところに気づいたら、
ぜひその"強み"をことばにして届けてみてください。

「伝える」ことで初めて、相手は「気づき」
そこから、「変化」が始まるのです。

あなたのその一言が、
誰かの未来を変える力になるかもしれません。

「ほめ育」を始めてみると、
「こんなときはどう伝えたらいい?」
「もっと具体的な方法を知りたい」

そんな思いが出てくることもあると思います。

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職場や家庭で使える具体例を定期的にお届けしています。

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道下真介
専門家

道下真介(ほめ育コンサルタント)

株式会社Torus

ほめる習慣を組織に根付かせる「ほめ育」コンサルティングを展開。社内のほめる基準となるほめ育コンピテンシーを明確にし、ほめる基準とほめて育てる文化を組織に根付かせ、人材定着や業績向上のサポートをします。

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