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弓場令央プロのご紹介
サッカーの楽しさを伝えながら、コミュニケーションスキルや課題解決能力を育てる（1/3）
子どもと共に指導者も成長。科学的根拠に基づいた体の動かし方もアドバイス
緑のピッチで繰り広げるロングキックやインステップシュート、華麗な足さばきによるパス。サッカー指導者として、数多くの子どもたちを迎え入れるのは、「GLOTE」代表の弓場令央さん。大阪市でサッカーチーム「OAC2020」を運営し、監督を務めています。
会社の理念として「共育」という言葉を掲げる弓場さん。子どもたちだけでなく、指導者もともに成長するという決意を込めています。
「監督やコーチが知識不足だと、子どもたちを導いていくことができません。上達を後押ししていくためにも、海外のトップ選手の動きを分析するなど、常にノウハウを蓄積し、アップデートしています。また、子どもたちは一人一人で言葉の受け止め方が異なるので、効果的な伝え方も模索する毎日です」
大阪体育大学で選手としてプレーしていた弓場さんは、在学中からコーチを任せられるなど、豊富な指導実績を持っています。
「大学ではメンタルヘルスをはじめ、体のメカニズムや使い方について勉強しました。マインドを養うほか、科学的根拠に基づいた適切な体の動かし方もしっかりトレーニングします」
他のクラブと指導力で差別化を図るため、練習メニューやアプローチの仕方をコーチと常に共有するなど、チームワークを重視。キャリアコンサルタントや管理栄養士の資格を持つスタッフが、進路や栄養面で相談に乗る体制も整えています。
「子どもがどんどん吸収していく姿を見守れるのがこの仕事の喜び。プレーもそうですが、日常の所作で思いやりが垣間見えると、うれしくなりますね」と目を細めます。
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