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コラム

広がる直葬 と 追善供養

2014年11月21日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:冠婚葬祭


葬儀をせずに遺体を荼毘(だび)に付す「直葬」が近年広まっています。

その理由には
葬儀の煩わしさを避ける。
故人とゆっくりお別れが出来る。
寺院との結び付きがない。
親戚づきあいが薄れている。
親しい親戚だけで静かに故人を送りたい。
葬儀費用がない‥‥‥・などが有ります。

直葬と言っても色々で
火葬場から直ぐに荼毘に付す方法と
マンションの1室を借りて1泊2日で家族がゆっくりお別れをし
棺を横に 夕食会を開いたり
故人の好きだったお花を大量に注文して棺に敷き詰めてあげたり
般若心経をみんなで唱えたり・・・・・・と言う故人を見送るオリジナルなスタイルも。
これらは決して安い費用ではないが納得のうえでされています。
直葬は二極化していて簡素な見送りと自分たちの必要な物を
オーダ-メイドするスタイルとが有ります。

しかし子や孫だけで直葬してしまいふるさとの親戚からトラブルが起きる事も有るそうです。

ところで「追善供養」と言う言葉をご存知でしょうか?
誰も見たことのない世界のお話ですが・・・・・
人が亡くなると次に生まれ変わるまでの49日の間、
生前の生き方を問われ あの世の閻魔様の裁きによって
7日毎に審判され 次に生まれ変わる世界が決まると聞いたことが有ります。
 天界 人間界 阿修羅界 餓鬼道 畜生界 地獄(六道)など
閻魔様は様々な方法で生前の行いを厳しく責めますが
裁判の後に必ず遺族による追善供養を調べます。
それは 追善供養によってあの世や六道のどこかへ生まれ変わって苦しむ故人を救うことが
できるからです。
人が亡くなって四十九日 百か日 一周忌 3回忌 13回忌  ・・・・
お盆  お彼岸に行う供養が「追善供養」です。
あの世の話が本当かどうかは分かりませんが
生涯を生き抜く過程に於いて良いこともしますが多少罪なこともしているかもしれません。
ですから私の希望は六道の世界に陥った時、遺族に追善供養をしてほしいと思うのです。
皆様のご希望は如何ですか?

この記事を書いたプロ

高田治郎

墓石の専門家

高田治郎(株式会社 京石)

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