お店の「強み」について考える

越野泰明

越野泰明

テーマ:お店のこと

先日、お店のオフィシャルブログに書かせていただいた記事の反響が大きかったので、
こちらでもご紹介させていただこうと思います。

お店や会社の「強み」を見つけ出したい方の参考になれば幸いです。

自分のお店にとって「弱み」と思っていたことが、考え方次第で「強み」
に変えることができるのかもしれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

よく「お店の強みは?」って聞かれることがあります。

そしてホームページには「お店の強み」をわかりやすく表示したほうが良いよ!といったアドバイスをいただくことも少なからずです。

この1年におよぶコロナ禍で、ちょっと違った視点で自分のビジネスを見ることができ、

「あっ、これが本当の意味での当店の強みなのかな?」

という輪郭が見えてきたような気がします。

「本当の意味」

と書いたのは、今までも自分のお店の強みについては考える機会は何度もありました。

そのたびに、

「アットホームな相談できる宝石屋」

「親切に対応」

など色々なキーワードが浮かび上がってきました。それらは大切なものには違いないのですが、なんとなく「強み」と言い切れるものではなかったような気がするのです。

では、その輪郭とは?

それは

「固定費を極力抑えた一人店長のお店」

であることです。

色々なメリットがありますが、3つほどメリットをご紹介したいと思います。

1つ目は
すべてのお客さまに対して店長が親身に対応できるお店であること。

そして

2つ目は
固定費を限りなく抑えたビジネスモデルのため、お客さまにとっての
価値のある価格でのご提供が可能であるということ。

これは少し誤解を招きやすいので注釈が必要です。

決して「安売り」をしてるわけではなく、当店の固定経費から算出した適正と思っている価格が結果としてお客様にとって魅力的な価格になっているということです。

最後の3つ目は
基本インターネットからの集客をメインにしており、店長自身が足を運んで営業しているわけではないので、店頭での接客、そしてメールやLineでの対応に集中できること。

結果としてすべてのお客様に対して細やかな対応が可能になっています。


まだぼんやりとした部分はあるのですが、徐々に輪郭が色濃くなっていく実感を持っています。

だから、今、
地代・家賃の高い都会に進出しようとは全く思ってません。

そして、
スタッフを増やそう!というアイデアもありません。

将来的にどうなるかはわかりませんが、今は自分の考える「お店の強み」をしっかりと追求していきたいと思っています。

一方、「強み」があれば、当然「弱み」もあるわけで・・・。

色々考えられる「弱み」の中で、最も気を付けるべきこと。

それは自身の「健康」だと思います。
一人でお店をやってるので、人一倍気を使いたいところです。

年初にこんなブログ記事を書きました。

3つの習慣 ~2021年の目標設定~

ここで書いている「運動習慣」とまさしくリンクをしています。

今のところ、何とか継続できているので引き続き頑張ります。


話が少し長くなりました。

先に「強み」を挙げましたが、何より大切なのが、その「強み」の上に立つ、自分です。

自分の「人間力」こそがお店にとっての生命線。

「この人に任せたら間違いない!」

と信頼を得れるような徳のある人になれるように日々精進していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

越野泰明
専門家

越野泰明(ジュエリーデザイナー)

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

アットホームなお店を意識し、出来るだけ敷居が高いというイメージを下げて、そして来店したお客さんの声にじっと耳を傾けながらお客さんの希望に添えるようジュエリーのリフォームや修理・オーダーメードに対応する

越野泰明プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ジュエリーをよみがえらせる専門家

越野泰明プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼