クリッカーと言われるパーツで真珠をオシャレに
基本的には私自身が、お客さまのご要望に耳を傾けながら、
デザインのご提案やご説明をさせていただいてます。
ただ、残念ながら、私は職人(作り手)ではございません。
ここでいうのもなんですが、そのあたりが私自身の最大な弱みかなと思っています。
しかし、そのあたりの事実をしっかりと受け止めて、時にはお客様のご相談を
作り手であるジュエリー職人に持ちかけてアドバイスをもらうこともあります。
やっぱり実際、作ってる人というのは
「できるできない」
の判断基準を持っているので、とてもアドバイスが的確。
職人さんによってはとても発想力があって、
「へ~、こんなのできるんだ・・」
って私自身が驚かされるような提案をしてくれることもあります。
今日は、そんな驚きを隠せなかったリフォーム事例をご紹介いたします。
スペサルティンガーネットの素敵なデザインリング♬
ただ、お客様ご自身が少し飽きがきたそうで・・。
特に横側にセッティングされている、オニキスと白蝶貝の部分が
お気に召さないようで・・。
「その部分を単純に切り取ってしまいましょう」
おそらく、多くのジュエラーと言われる方はそのようなご提案をするかと思います。
一方、今回のお客様のご相談を持ち掛けたジュエリー職人さんはこのような斬新なご提案を
このようなハーフエタニティーのダイヤリングを代わりにセッティングしたら
面白くなるのではないですか?
この「面白い」という発想がいいですよね。
なるほどと思い、お客さまにもお伝えしたところ、お客様自身も、
「いいね~、それ」とワクワクされたご様子でした。
この「ワクワク感」というのがジュエリーリフォームに大切な要素だと
あらためて実感させられました。
そして出来上がったのが、
わ~、こんなにも綺麗にそして違和感なく出来上がるものなのですね。
このジュエリー職人の技に魅了されました。
お客様にお見せすると、それはそれは大喜びでした。
ワクワクしていたリフォームがこのような形で出来上がったことに感激されていました。
このアイデアと技術はジュエリー職人ならではですね。
私自身は職人でないことが弱みと言いましたが、
「お客様とジュエリー職人の架け橋」
であることを強みにしていけるようにたくさん経験を積み、お客様に
良い提案をしていけるようにがんばっていきたいと思います。