真珠のイヤリングをTPOに合わせたピアスにリフォーム

越野泰明

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テーマ:ジュエリーリフォーム事例

コロナウィルスの影響でご来店のお客様も減っております。

とは言え、過度に悲観視することなく、今できることに取り組んでいきたいと思います。

こちらのマイベストプロ大阪のコラムを寄稿することもその一環ですので
よろしくお願いいたします。

今日は真珠のイヤリングのピアスにしたいとご依頼いただいた事例です。



今の時代、多くの女性の方が耳にホールを開けており、イヤリングをされる方が
めっきり少なった印象を受けます。

特に真珠の場合は珠に穴をあけてイヤリングのパーツorピアスのパーツを取り付けする
加工になりますので、イヤリングからピアスへ。そして少ないですがピアスからイヤリングへの変更が容易です。

ダイヤモンドやその他の宝石になると、それぞれの石が留まっている台座にイヤリングやピアスのパーツを「ロー付け」と言われる加工で溶接する必要があるので、コストも手間もかかってしまいます。




今回は、お葬式で使われることの多い黒蝶真珠のイヤリングをピアスにさせていただきました。

《今回のリフォームのポイント》

ピアスの針の素材を何するか?

プラチナ素材、そしてイエローゴールド。ほかにもピンクゴールドやホワイトゴールドでお作りすることができます。

たまにアレルギーのある方はチタン素材の針をご希望になる方もおられます。

以下、参考までに真珠のピアス加工の価格例を(すべてペアの代金です)

・ プラチナピアス加工 ¥ 8,800
・ k18イエローゴールドorホワイトゴールドorピンクゴールド
  ピアス加工  ¥ 7,700
・ K14WGホワイトゴールドピアス加工 ¥ 6,600
・ チタンピアス加工 ¥ 7,700

※ 地金相場によって価格が変わることもがありますのでご注意ください。

今回のお客様は「K14WG」で。黒蝶真珠はお葬式などに使われることが多いので、イエローゴールドなどの素材はお勧めできないですね。

ぜひ、皆様がピアスを使われるシーンによって素材をお選びいただけたらと思います。

簡単な動画も作っておりますのでよかったらごらんください。

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越野泰明
専門家

越野泰明(ジュエリーデザイナー)

相談できる「宝石屋さん」-箕面のちいさな宝石屋-

アットホームなお店を意識し、出来るだけ敷居が高いというイメージを下げて、そして来店したお客さんの声にじっと耳を傾けながらお客さんの希望に添えるようジュエリーのリフォームや修理・オーダーメードに対応する

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