立て爪の高さを低くする特別なリフォームの方法をご紹介
こんにちわ!
「相談できる宝石屋」越野 泰明です。
今年も最初のコラムです。
今年も昨年同様にゆるーいペースになるかと思いますが、お付き合いのほど
よろしくお願いいたします。
さて、今日はジュエリーリフォームの事例と共に、
「ちょっと知っておいたらよいこと」
をお伝えしたいと思います。
こちらの指輪。
お祖母さんから譲り受けたルビーの指輪。
これを普段できるペンダントにリフォームしたい
とのご相談をいただきました。
大半のジュエリーは、
石を外して、新たな既成のデザイン枠に石を留め代える
「セミオーダー」という流れでリフォームが行われるかと思います。
また、デザインにこだわりたい。
そう思われる方はデザイン画をおこして、
「フルオーダー(オーダーメイド)」でお作りする選択肢もございます。
ただここに1つ盲点があります。
指輪のデザイン自体は気に入ってる中で、
無理に前述の「セミオーダー」or「フルオーダー」で作ってしまうこと。
実は1つのご提案ですが、
指輪の腕の部分だけ綺麗にカットして、チェーンを通すバチカンをつける。
こういうことが出来るんです。(もちろんデザインにもよりますが・・)
いかがですか?デザインは変えずに指輪をペンダントに。
正直なところ、我々ジュエリーリフォームのサービスを提供するものからすれば、
「セミオーダー」や「フルオーダー」
をおススメすれば売上金額は上がります。
ただ、お客さまが本当に求めておられることに
耳を傾けて、お客さまにとってベストなご提案をさせていただき、
お客さまにとっての最大の価値を見出す努力をする。
これが大切だと思います。
ぜひ、皆様もジュエリーリフォームをするうえでの1つの知恵として、
頭の片隅に置いておいてくださいね。