プロテインより海藻！

昨日のインスタライブでは
『腸内細菌で筋肉が増える？』

てことでお話しました。

だいたい一般的に筋肉を増やすというと
『筋トレ＋プロテイン』

ていうのが最近の風潮である。

まぁそれも間違いではないんだが
どうもプロテインが過大評価というか

筋トレもしていないのに
プロテイン飲んでる人までいる。

スポーツやってる人ならともかく
そうでもない人が
プロテイン摂り過ぎると
腎臓や肝臓に負担かかるよ。

あまりおすすめできないなぁ。


てか
『筋トレ＋プロテイン』

って欧米の健康法だろ？

日本人には日本人に合った健康法ってのがあるの。


そもそも日本人って世界的に見て特殊なんだ。

だって四方を海に囲まれた単一民族国家で
200年以上も鎖国してたんだから

そりゃ特殊にもなるわな。

そんな日本人が美容や健康のために
意識しないといけないのは『腸』。

腸には1000種1000兆個もの腸内細菌が住み
その代謝物が我々の健康に影響を与えている。

そしてそんな腸内細菌の中で
最近注目されているのが『酪酸菌』だ。

この酪酸菌の生成する『酪酸』が
筋肉をつくっているというのだ。


酪酸は酢酸やプロピオン酸と同じ
『短鎖脂肪酸』の1つで
腸内環境を改善したり
アレルギーを抑えたり
いろいろな働きがあるんだけど

その1つに
『ヒストン脱アセチル化酵素』

を押える働きがある。

実はこの酵素には
筋肉を分解し萎縮させる働きがある。

年を取ってくると手足が細くなるのもそのためだ。

酪酸はヒストン脱アセチル化酵素を押えて
タンパク質の合成を促進する。

つまり
『筋肉を増やす！』

のである！！！


『日本一の長寿村』と言われる京都府京丹後市。

その長寿の秘密を探るべく
『長寿コホート研究』が行われた。

そして長寿者の腸内に
多くの酪酸菌がいることが分かった。


結局『和食』なんだよね。

ごはんを中心にお野菜、お味噌汁。

食物繊維や発酵食品もたっぷりの和食は
酪酸菌のエサになり酪酸が生成されていたのだ。


京丹後市の百寿者は全国の3倍もいて、
ただ長生きなだけでなく
筋肉もしっかりあり農作業にも取り組んでいるという。

寝たきりなどほとんどいない。

もちろん筋トレやプロテイン摂ってるわけじゃないよ。


人生100年と言われるこれからの時代。
京丹後市の食生活を見習わないといけないね。

とくに京丹後市は海が近いから海藻も豊富。

筋トレより菌トレで有名な江田先生が

『プロテインより海藻！』

って言うのもうなづけるね。




☆『漢方DEマンボ』みっちー先生
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