失恋うつの恋愛相談ができるカウンセリング【大阪】
「私はカウンセリングを受けるべきか?」
初めてカウンセリングを受ける時は
不安や恐れもあることでしょう。
それはカウンセリングが
どういったものか分からないからです。
この記事を読んで、
カウンセリングの理解が深まり
カウンセリングを受けるべきかの
判断材料にして頂けると幸いです。
こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。
目次
誰がどんな時にカウンセリングを受けるか!?
結論から述べると、
カウンセリングは誰でも
受けることができます。
精神疾患の人も、そうでない人も
カウンセリングの対象になります。
カウンセリングを受けるタイミング3選
【ケース①】
精神的に苦しいけれど、
心療内科で薬が処方されない時。
【ケース②】
心療内科で薬が処方されたが、
カウンセリングも併用したい時。
【ケース③】
心療内科には行きたくないので、
カウンセリングで悩みを改善したい時。
上記3つの場面に加えて、次のような時、
カウンセリングを受ける人が多いです。
・一人で悩みを抱えるのが苦しい
・一人では悩みを乗り越えられない
・悩みの相談に乗って欲しい
・日常生活に支障をきたしている
・薬物療法などが役に立たない
多くの人が「もう限界」という精神状態の時に、
カウンセリングを受けられています。
カウンセリングでは何をするのか?
カウンセリングとは『心の探求』です。
自分の心で何を感じ、何を考え、何を望んでいるのか。
そういったことをカウンセラーと一緒に
探求していく作業と言えます。
一般的なカウンセリングでは、
以下のようなことをします。
①傾聴する
②悩みを整理する
③本心を見つける
④行動計画をする
一つずつ解説します。
①傾聴する
相談者がどんなことに悩んでいるのか?
まずは相談者が悩んでいる状況を聴きます。
その上で、
その状況に対して、どう感じているのか。
その状況に対して、どう考えているのか。
その状況に対して、どんな行動を取っているのか。
場合によっては、家族関係や生育歴を聴くこともあります。
②悩みを整理する
相談者が困っている状況が理解できたら、
その悩みを持続させている要因は何かを
一緒に探っていきます。
例えば、
「私なんて良い所がない」
と思っていたら、気分も落ち込みます。
「迷惑を掛けてはいけない」
と思っていたら、ストレスが溜まります。
そういった悩みを持続させている要因を見つけます。
③本心を見つける
ある程度、対話が進むと、
「本当はどうしたいの?」
という相談者の本心にフォーカスして
対話が進みます。
悩んでいる時は、自分自身も含めて
現実が思い通りにならない時です。
思い通りにならない状況で、
どんな自分でいたいのか。
どのように振る舞いたいのか。
どのように過ごしたいのか。
こういった本心に意識を向けることが
悩みを乗り越えるポイントになります。
④行動計画をする
本心が見えてきたら、
本心に従って生きる為の
具体的な行動を探ります
抽象的な話から具体的な行動レベルに
落とし込んでいきます。
今日は何をするのか。
あるいは、何をしないのか。
次の休日に何をするのか。
職場でのように振る舞うか。
カウンセリングを受けるメリット
①気持ちが楽になる
荷物いっぱいのリュックを背負って
歩くのは疲れます。
荷物を降ろすと負担が軽くなり、
歩くことが楽しくなるかもしれません。
心の話も同じです。
一人で抱え込んで
誰にも相談できないと、
ストレスが溜まり苦しいものです。
カウンセラーに話を聴いてもらうと
気持ちが楽になります。
②悩みが整理されて、解決策が見出せる
友人や家族に相談するのと、
カウンセラーに相談する大きな違いは
「専門性」です。
カウンセラーは話を聴いて
解決に向けてサポートする専門家です。
何となく話を聴くのではなく、
目的を持った話し合いをします。
カウンセリングを受けることで
次のような変化が生じます。
- 自分に自信がつく
- 人間関係が変わる
- 人との関わり方が変わる
- 自分の意見が言える
- 人に頼ることができる
- ストレスが減り、気分が楽になる
- 自分を責めなくなる
- やりたいことが見つかる
- 幸せを実感できる
カウンセリングを受ける際の抵抗感4選
①傷つきたくない
いくらカウンセラーとは言え、
初対面の人に自分の悩みを
打ち明けることに抵抗があって当然です。
例えば、今まで生きてきた中で、
人に傷つけられて、人が怖くて、
人が信じられないかもしれません。
そんな人が初対面のカウンセラーに
簡単に悩みを打ち明けることが
できなくて当然です。
- 批判されるかもしれない
- 否定されるかもしれない
- 変に思われるかもしれない
- バカにされるかもしれない
- 弱い人間だと思われるかもしれない
そう思ってしまうのも無理はないでしょう。
②弱い人間だと思いたくない
カウンセリングは弱い人間が行く場所
という思い込みがあるかもしれません。
もしそうだとしたら、
カウンセリングに通うと、
自分が弱い人間だということを
認めてしまうことになる。
そう考えると、
カウンセリングを受けることに
抵抗があるかもしれません。
③損したくない
せっかく時間とお金を費やして、
思っていたほどの満足を得られなかったら、
損をした気分になります。
「時間とお金が無駄にならないか」
そういった抵抗感があるかもしれません。
④変化が怖い
基本的に、人間は変化することが嫌で、
変化することが怖いのです。
良くも悪くも、変化する際には
エネルギーが必要ですし、
未知の世界に飛び込むのは勇気が必要です。
どこかのタイミングで意を決して、
新しい世界に飛び込む勇気を
持つことが大切になるでしょう。
カウンセリングで効果が出る人と効果が出ない人
・カウンセリングに協力的な人
・カウンセリングに意欲的な人
このような人はカウンセリングにより、
心の探求が進むので、
カウンセリングの効果が出やすいです。
反対に、
・カウンセリングに非協力的な人
・カウンセリングに意欲的でない人
このような人は、
カウンセリングで効果が出る前に
モチベーションが続かないことにより
ドロップアウトしてしまうこともあります。
カウンセリングで効果が出にくい人
①「カウンセリングなんて意味がない」と思っている人
②カウンセラーが何とかしてくれると思っている人
③一回のカウンセリングで全てが解決すると思っている人
カウンセリングは心の探求です。
自分が何を思い、何を感じ、本当はどうしたいのか。
このように自分と向き合う作業です。
自分の心に興味が持てない人は、
カウンセリングの時間が、
あまり有益な時間にならないかもしれません。
焦れば焦るほど、心の探求が難しくなるので、
カウンセリングで効果が出にくいのです。
腕の良いカウンセラーとは!?
カウンセリングを受けるなら、
どんなカウンセラーがいいのか。
カウンセリングの効果は
カウンセラーとクライアントの信頼関係によって
大きく変化します。
つまり、相性が合うかどうかがポイントです。
ネットや口コミでけの情報では
相性が合うか分かりません。
従って、まずは初回カウンセリングを受けて、
そのうえで、相性が合えば継続的に
カウンセリングを受けるとよいでしょう。
カウンセリングは、何回くらい受けるべきか
これはカウンセリングに
何を求めているかによって違います。
①アドバイスが欲しい
②現状の自分について専門家の意見が聞きたい
③とにかく話を聴いて欲しい
④悩み解決の為にサポートして欲しい
上記の中でも、
「アドバイスが欲しい」
「専門家の意見を聞きたい」
という人なら、
一回のカウンセリングで
済むかもしれません。
「話を聴いて欲しい」という人は、
相談者が満足するまで、
ということになるでしょう。
自分の悩みを解決する為に
サポートして欲しいという人は、
問題が解決した状態とはどんな状態か。
その目標によって
要する期間は変わるでしょう。
従って、何回受けるかは、
ケースバイケースと言えます。
場合によっては半年~1年、
それ以上必要になるかもしれません。
まとめ
カウンセリングを受けるべきか迷う時の
一番の判断材料は、
「一人で悩みを抱えられない」
「誰かに助けて欲しい」
そういった思いが強い時です。
まずは一度初回カウンセリングを
受けてみてはいかがでしょうか。