浮気相手の排除についての考え方
【会うは別れの始まり?】
人は出会うと、必ず別れがあります。
夫婦であれば「死」が二人を分かつまで、という風に愛を誓います。
でも中には、浮気問題が夫婦を別れに導く事もあります。
人の出会いに別れが必ず付き物だとすれば、その「別れ」は、浮気相手と夫が別れる事になるのか、はたまた妻の貴女と別れる事になるのか?
それは、浮気の段階によって、取るべき対策を真違わず行う事で、夫婦が息長く続くかどうかが、違ってきます。
さぁ、今日はそんなことに触れたいと思います。
これまでに夫の言動から浮気を発見するというような「発見法」について多く書いてきました。
でもそれは、すでに浮気をしているという事ですから、発見は出来ても、悲しいかなそれは起きてしまっているという事です。
でも、出来れば浮気の兆しを感じ、予見して未然に浮気を防げるならそれは理想的です。
しかし、人間と言うものは、頭でわかっていても、問題は起きてからでないと、中々実感しないし、問題がおきてこそ、真剣に受け止めるという事が出来る生物です。
健康面の事も、生活習慣病など、世の中にはこれだけ情報が溢れていても、健康診断で赤信号がつかないと危機感を持ちませんし、私などはドクターストップが掛からないと、生活を改めようしなかったので、こんなコラムで偉そうに言えません。
とは言え、夫婦の危険信号は日頃から感じている事も多く、せめて最悪の状態にはならない様に、
夫の浮気の兆しを感じた時点で、軌道修正する事が出来れば、夫の浮気も深海にハマる事を未然に防げるかもしれませんね。
と、いう事で、今日は「夫の浮気心を予見する夫の変化と言動」を挙げて行こうと思います。
【浮気の兆し編】
ここでは、まだ浮気と言う事はなく、夫も自分の浮気心にも気づいていない段階です。
夫が気になる女性の話を妻にする
この理由は、浮き立つ気持ちを素直に表現していて、無邪気です。そして何よりも、無防備なのは、実際に浮気と言う行動をしていないので、罪の意識もありません。つまり浮気心を自分自身で自覚していません。
【浮気をしてしまった直後】
ドキドキしている段階ですが、まだこの段階では、浮気はいけない事だという警戒心より、ときめきの段階です。寝ても覚めても浮気相手の事が頭から離れない段階です。
妻にバレないか、という不安よりも、「今度、いつ会おうか」と言う事で頭が一杯の段階です。
この時期の特徴は、妻にバレる事を一気に恐れる事になり、妻から距離を置くようになります。
顕著に表れるのは、会話が少なくなります
【浮気相手からも好意を持たれている確信が得られた後】
この時期から、一気に浮気は燃え上がります
それと同時に、妻にバレる事を恐れ神経を使います
それゆえ妻を避ける様になります。
また浮気相手とは「♬会えない時間も、愛、育てるのさ♪」で、休日、家庭にいる時もLINEやメールで頻繁に連絡を取ろうとします。
この時期の特徴は、夜、布団の中に入っても、スマホで浮気相手と連絡を取ったり、相手からのLINEやメールを待ち受けるという「気もそぞろ」という段階です。
だから、寝室を別にしたり、部屋数に余裕がない場合は、リビングのソファで寝たりするようになるのが、この時期の男性取る行動です。
【妻に浮気がバレた場合】
疑いを持つ妻との喧嘩が増えます。
ここから先は、夫のタイプにより、様々なケースに分かれていくのですが、どのタイプにも共通して言えるのは
「認めない」と言う事です。
だから、素直に認めたとしたら、それは大変素直な、良い性格の夫だと言っていいでしょう。
しかし、認めたとは言え、「終わった事だ」という場合は、2つのパターンがあります。
まず一つは、本当に終わっている場合です。つまり、浮気はしたけれど数回の事で終わったというケースですから、それほど、心配する必要はありません。
もう一つのケースは、「終わった事」というのは、口だけで、妻を欺くために言っている場合は、今後の言動次第で、益々深海にハマるという危険性を含みます。
そういう意味ではまだまだ安心は出来ません。
ただ、この2つのケースに共通して言えるのは、どちらも、証拠がないという事です。
浮気は、行っている場合は、LINEのトーク記録やメールなど、油断して色んな形跡を残します。
スマホの通話記録などはその都度、削除するように心がけている夫でも、回数が多くなると、消し忘れをする率も高くなります。
ただ、これをもってして、浮気が継続中と妻が言うと、夫の警戒心は一気に高まり、それ以降は、益々警戒するようになります。
と、言う事で、妻が言葉で夫に浮気を認めさせようと思っても、夫は、認めないという事を目標に持っている場合は、妻がスマホを見たという事を責め、話にすり替えて、妻を増々遠ざける様になります。
これは、言い換えれば、妻と距離をおかないと、うっかりすると証拠を握られる事になるからです。
だから妻と会話が減ったりするのは当然で帰宅時間も遅くなり、休日も夫婦で過ごす事を避ける様になります。
そして何よりもこの頃は、浮気相手を守る気持ちが強くなるため、妻からの夫に対する問い詰めや詰問は
同時に浮気相手を妻が追い詰める事になる事を懸念し、妻を敵対視するという現象が起きてきます。
ある意味、夫婦の関係が最悪になる時期とも言えます。
【浮気の安定期】
先ほどの夫婦関係が最悪になった後は、夫も少し落ち着きを取り戻します
妻に背を向ける事が、逆に妻の不安を高めるという事を夫も少し学習する事により、妻へ優しくするという心の余裕が出来ます。
それは何よりも、浮気相手とも落ち着いた関係を築けた事による心の余裕とも言えます。
このころの特徴としては、妻は夫との争い期間を経て、夫が落ち着いた事により、夫婦仲が戻ったと勘違いします。
ここで勘違いと断定する事に語弊があるかもしれませんが、夫の態度が落ち着いたイコール、浮気が終わったという事ではないという事は、ふぉり会頂けると思います。
【夫婦の今後が決る分れ道】
ここからが夫と妻のタイプによって、それぞれ道が違ってきますので、その種類は千差万別。
また、妻が取り組んだ浮気解決策によっても結果が違ってきますので、全てを掻く事はできませんが、
分かりやすく言うと、学生がどういう勉強をするかによって、どの志望校に合格するか、または受験に
失敗するかで違うように、ここからが色んな分かれ道になるという事です。
これらを理解した上で、浮気問題に取り組むのか、
怒りや悲しみの感情に任せて、夫と向き合うのかによって、結果が違ってくるのは当然です。
と言う事で、夫の浮気問題に直面した時から、浮気問題がどのような結果を生むのかが分かります。
何も知らないまま、成り行き任せに、突き進むのか?
ある程度のゴールを決めて、それに向けて対策を練るのか?
要は、地図も計画も持たず、行き当たりばったりで旅行に出るのと
しっかり旅行プランを立て、宿泊するならある程度のアドバイスを旅行社から案内を貰っておく旅行か否かです。
ドライブで言うなら、ナビゲーションのない車に乗るのか?否かの違いになります。
【貴女が人生のデザイナー】
さあ、あなたの人生です。
貴女がどう人生をデザインするか?で、出来上がる作品は違ってきます。
浮気を段階的に分けると、「起・承・転・結」があります。
結はそれまでの、起・承・転によって「結果」が決まります。
ここでは、自分にあったゴールをデザインし、自分の作品を作って行こう、というご提案をしました。
浮気にも、そういう考え方があるという事を知って頂きたくて、今日のコラムを書きました
では今日はここまで。