危機殿の高い夫婦は会話で分る

村越真里子

村越真里子

テーマ:夫の気持ちを知りたい

今日の話題は、ややミーハーですが、ちょっと離婚しそうという雰囲気を感じる芸能人を当てます。

ま、ちょっと言い訳をすると離婚はするまではいかなくても、何となくこの先どうなるかなぁって心配になる夫婦は、見ていて危険度は高いなあって思う井戸端の話です。
従って、発言に責任は持ちませんが、これは、当てモンや確率の話ではなく、夫婦が壊れ行く傾向を感じるという事です。

では、その壊れ行く傾向って何?って話です。
これはたぶんに感覚的な話ですから、あくまでも私の個人的感覚の話と前置きさせてください。

私が動画編集などを調べるときに、分かりやすく教えてくれているPITACOさんという若い女性がいますがご主人がカメラマン役をしていて、PITACOさんがユーチューバーとして活躍しています。
この二人のやり取りが、私からしたら「大丈夫?」って心配になってしまいました。

この若い夫婦ですが、理由は分かりませんが、夫の方が妻の仕事に協力はしているものの、明らかにおもいしろくないと言う感じです。
前日のコラムでも書いたのですが、夫が妻の仕事を応援する事は大事ですが、中には、面白く思わない夫もいるのです。
通常、妻の成功を夫は喜ぶものですが、男性自身に、プライドがある場合、妻の活躍は面白く思わない人も中にはいます。
このPITACOさんのご主人が、どこまでの事を考えているかは分かりませんが、その動画ではふてくされているのかPITACOさんがいくら甘えた様子で話しかけてもこの夫は面白くなさそうなのです。
夫を巻き込んでユーチューバーとして動画撮影をされいますが、恐らく夫には違う感情がありそうです。
多分このご主人も自分の感情の理由は、上手く説明をすることは出来ないでしょう。夫も故意ではなさそうですが、妻の黒子に徹する気持ちはないという事だとすると、妻がこんな風に夫を引っ張り出して
二人三脚を表に出したくても、実際は二人三脚にはなっていません。

だから動画最後の方 20分目くらいかな?夫は声の出演はするものの、動画を撮っている側のPITACOさんは、多少テンション高めなのは仕方がないとしても協力をお願いする甘えた声に対し、夫の不機嫌な様子が全面に出てしまっています。
これはその時、そうだったという気分の問題ではなく、一事が万事、こんな様子なのでしょう。
何を言ったとか、話の内容ではなく、夫婦の感覚の違いや、夫の家族に対するサービス精神の無さを感じます。
良いとか、悪いの事ではなく、夫婦としての組み合わせだと思います。
PITACOさんは、もっと仲良さそうに見せたいのだろうけれど、何か空回りしています。

私の感じた感覚だという事を前置きして言うと、いつかPITACOさんは、爆発してしまうだろうな、と感じます。その意味で長続きしてくれるといいな、と願うばかりです。
次は、当然メディアでも発表されている、小倉優子さんと、熊田曜子さん。
熊田曜子さんにしては、既に調停という裁判をしているので、離婚は時間の問題だと思うけれど、
この二人の場合は、妻側の主張ばかりが前面に出て、夫の声は聞こえてきません。特に熊田曜子さんの夫の場合はDVも疑われているので、被害者、加害者の構図になっています。
だから夫側の声を代弁すると若干悪者に見えています。
ここは夫側の方を持つという事ではなく、私流の声にならない夫の声を通訳したいと思います。

全部の人を一括りで言う話ではありませんが、タレントの夫には大きく分けて2種類あります。
妻の活躍を心の底から応援できるタイプと、妻が前に出る事が面白くないというタイプです。
タレントの夫になったからには、多少プライベートな部分が切り売りされてしまう事は覚悟しないといけませんが、やや、覚悟が足りてないというより、妻を応援できる器を持っていないと言えます。

小倉優子ちゃんの場合は、元から料理などで、家庭を表に出してますから、今回の結婚も、料理と同様
表に出してしまったのだと思います。
これは、その内容云々ではなく、小倉優子さんの様な知名度のある人なら、何かにつけて、夫に接する人は、先に優子りんの名前が出るでしょう。
医者だといいますので、学会などでの会合も多く、その度に、男性同士は「いいなあ、良く稼ぐ可愛い奥様が居て・・・」と、いう冷やかされた事は想像できます。
冷やかしのつもりでも、男性として自分が家庭の中でセンターになりたいタイプは、こういう冷やかしは嫌味にしか聞こえないのです。
ある意味、男性っぽい考えかもしれません。

でもそういう特徴を誰が一番理解しないといけないかというと、それは妻です。
家庭でいれば、そうした外部の声に傷ついている夫を、よしよししてあげないといけないのに、恐らく優子りんはそれが出来ず、週刊誌の記事を読むと結婚した途端に横柄な口の利き方をしたと書かれてあります。
優子りんにすれば、家事の料理に加え、雑誌やユーチューブの企画で、料理する時間が増えたら、夫には育児協力を頼むしかなくなります。
そんな家事や育児が不慣れな夫にすれば、可愛いかった妻から、結婚した途端に、「夫ならこうするべき」と言われても、ついて行けないですよ。まして優子りんは再婚ですから、前の結婚での子供もいて、ただでさえ忙しいのに育児も普通の人の2倍大変です。それに加え、芸能活動もですからよく頑張っていると思うのです。
でも、このよく頑張っているねと言う励ましは誰よりも夫から言って欲しいはずなのに、その夫に偉そうな口を利いてしまうと、そりゃ夫は委縮しますよ。

いつも言う事ですが 結婚したからと言って、良い夫、良い妻になれるのではなく、そういう努力をしてそうなっていくという事です。結婚してから、夫婦を作り上げていくという考え方をすれば、優子りんは妻としての経験者でありママとしても先輩です。
それを結婚初心者の夫を、上手く育てる事をせず、出来ない非協力家事育児を不満っぽく夫にぶつけたのだろうと想像できます。
優子りんの夫は医者になる為、御勉強を一生懸命にしてきた男性ですから、家事労働はしたことはないでしょう。ましてや、家庭を守るという観点で結婚してないでしょうから、優子りんの夫としてのブランドは申し分なくても優子りんの夫のトリセツが間違ったと言わざるを得ません。

では次、熊田曜子さんの夫の場合は、DV容疑があるので、簡単には言えませんが、恐らくDVを振るう前のやりとりがミソなのだと思います。
恐らく男性は、女性より弁は立ちません。それだけではなく、男として色んな感情を胸に持っていても
口にできるほど、自分の感情を整理できていません。
何かが面白くないのですが、そういうことを口にするとみみっちい男と思われるのが嫌で、殆どの思う事を胸にしまっているのが男性です。
でも、それが溜まり溜まると、口達者な妻に負けまいと、暴力を振るうという場面はよくあります。
これだけは断言できるのですが、男性は本当に思っている事の半分もくちにはしていないという事です。

そして、熊田曜子さんは、結婚前からセクシーボディーを売り物にして、恐らく夫もそういう点も好きになったのでしょう。
でも結婚してからは、妻がそういう路線で前面に出るのは夫は嫌がるものです。それがいくら分かって結婚したのでしょ、と言っても、結婚する時に夫がその後、そんな感情が芽生えるとは思ってもいません。
妻の写真集が出たりすると、いくらタレントを妻に持った夫の宿命と思っても、そんな情けない思いを妻に言う事はカッコ悪いのです。
夫としては、理屈は理解できても、妻の裸同然の姿が、多くの人の目に触れる事を喜ぶ夫はいません。
そういう口に出せない男のプライドがあるという事を前提に話すと、収入の格差が夫婦の間で生まれると、妻の水着写真なども許さないといけなくなります。

このプライドを傷つけられたという思いが爆発してDVになったでしょうから、本当に夫婦喧嘩をしていた時の題材はあまり関係なく、男性というのは、本題とは別の物の感情がマグマになっている事が多いのです。
でもそれを見せないように抑え込んでいるから、何かのスイッチが入った時に、火山は噴火するのです。

だから熊田曜子さんの所は、熊田曜子さんがタレント路線を変えない限り、夫婦としては無理だという事を熊田曜子は知らずに、生活の為にという理由で、写真集を出したとしたら、夫は友人知人や世間からもずーっと男としては、逆に辱めを受けていたという事を思いやって欲しかったなあと思います。

この場合のDVも私は、夫が元々きれ易く、DV体質というのではなく、熊田曜子の夫の内心を汲んでやれなかった事の集大成が暴力だったと思えてなりません。

世の中の妻に言いたい。
夫という男性は、そんなに男らしくないのです。
何なら、妻よりももっと小さい。
でもね、妻の貴女も、夫のどこか子供っぽい、幼い所に可愛らしさを感じて好きになったのではありませんか?
それを結婚した途端、男としての大きさや、強さを求めるのは間違い。
そういう人は、元々から男性っぽいですから。
その男性っぽいタイプは、その代わりに男尊女卑であったりします。
だから、貴女が亭主関白を好み、暴君のくらいの男性としてのリーダーシップに従う覚悟があるなら、男らしい男性と結婚すればいいのです。

でも貴女は、話をしていても優しそうで、おちゃめで、面白く、どこか可愛げのある男性を夫に選んでいるとしたら、その男性は、気取っていてもそのくらいが、あけすけに見えているのです。
だからそういうタイプと結婚したら、一層、そういう可愛い部分が隠せなくなり、我がままを出してきたりします。
それが貴女の選んだ、フランクな男性ですから、そのフランクでとっつきやすい夫に、立派で男らしく
家庭においても責任感を発揮できる夫像を求めても無理なのです。

もし貴女が、料理が得意じゃないとして、結婚した途端に、旅館の夕飯みたいな料理を作ってと頼まれるようなものです。
貴女の素地の中にない物は、作りようもないのです。
結婚したから、色々責任感は出てくるはずと思っても、元々、持ち合わせてない人だっているのです。

と、いう事で、男性は弱い物と考えるくらいがちょうどいい

ちなみに、私は亭主関白の夫がいる家庭で幸せそうな家族は見た事がない。
亭主関白には、皆が従うだけです。
しかし亭主関白は言うだけの事あって、仕事もよくするし、稼いでも来ます。
だから偉そうにする資格もあるのですが、世の中、最近の男性は皆、フラットで親しみやすい小動物のような物です。
自分の夫の選んだ相手にない物ねだりは止めておきましょう。

と、いう事で、ちょっとミーハーな話題でしたが、殆どの男性は女性より弱いという事を知って下さい。
では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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