仮面夫・・・高知東生
略奪婚は離婚する確率が高い?今日はこの事を考えてみます。
後半タレントの事ではなく一般人が略奪婚した結果を書いていきます。
タレントの石橋貴明さん、女優の鈴木保奈美さん。
俳優の市村正親さんと篠原涼子さんが、離婚をしたことを発表されましたが、この2組の夫婦に共通して言えるのは
1,略奪婚
2,妻が子育て後、または夫に子供を託し女優復帰
3,別居が離婚前にある
4,離婚を妻から言い出している
これは週刊誌などで、理由や経緯を詳しく書いてあるので割愛しますが、ざっくりと言うと、石橋貴明さんに関しては、下済みや若い頃は前妻が夫を支えて、その結果夫の成功を喜ぶ妻に反し、夫は煌びやかで綺麗な女優やタレントと一緒に仕事をする事で、心惹かれてしまうという事はよくある事です。
一方、鈴木保奈美さんや、篠原涼子さんにすると、子育てが一段落し、女優に復帰した時に、女優としても、自信を取り戻し、まだまだ、女性としても終わっていない賞賛を浴びる訳です。
しかし、男性と言う物は、家庭に入った妻には、愛情は持っていても、もう妻を褒める事は少なくなります。
そうすると、女優という職業を選ぶ人は、承認欲求の塊のような部分もあるので、家庭においては、母だろう、妻だろうと言われても
何をしても賞賛されない、当たりまえという事になると、家庭では面白くなくなるという事もあります。
ま、これも色々なタイプがあり、元々、主役級ではない女優や、本来から脇を固める女優であれば、自分が脚光を浴びたいという気持ちよりも、いい作品を作りたいというチームプレーを楽しむので、結婚後、家庭がチームになる人もいれば、女優復帰しても、自分が賞賛を浴びる事を第一にはしないのです。
特に鈴木保奈美さんの場合は、過去の「東京ラブストーリー」などからも、衰えない美しさと絶賛されると、それが最高の喜びになるのです。
こうした事から、離婚になったという説は、当然で否定はしません。
しかし、今日の課題は、略奪婚は離婚確立が高いという事ですから、その観点からみると、要は、結婚する時は、妻も夫も、略奪をする事が
一番の釣果であり、喜びもその時がピークなのです。
そこからは、一般の夫婦と同じく、子供を産み育てという当たり前の日常が始まります。
そして、結婚した時が一番の喜びの頂点ですので、後は下降線をたどります。
その上で、妻が女優復帰すると、それを褒める現場やプロデューサーがいて、女優魂をくすぐられる訳です。
ここがやっぱり自分の居場所と感じたり、褒めて絶賛されると、快感は、その現場になるのです。
と、いう事で、略奪婚は、その時がピークで後は下降線という事ですから、女優復帰を妻がした場合は離婚の確率は高くなります。
でも、今日、お話したいのは一般家庭、一般の夫婦の話です。
これも略奪婚は、芸能人で会っても同じ要素があり、結婚までが、獲物を得るハンターとしては、そこがピークです。
しかし、妻は女優でもなく一般人なので、復帰という話ではないのですが、結婚して互いが色あせてくるという事は事実です。
普通の恋愛結婚や、お見合い結婚とは違い、略奪という、一つのハードルを越えた激しい恋の結果が略奪婚であったとしたら、それ以上のピークは来ないのです。
そういう意味で刺激がない生活を幸せと感じられる穏やかな人物ではないという事です。
しかし、それ以上に問題なのは、略奪婚をした者同士は、信頼感が生まれにくいという事です。
例えば、妻の気持ちにスポットを当てると、いくら自分の事を愛してくれている夫がいたとしても、その夫は愛する子供を捨てて来たという事をやってのけた人だからです。
つまり、今の家庭がどれだけ幸せでも、自分と結婚する前の家族を置いて来た夫を、信じる事が出来ず、いつか、また同じことを自分にされるかもしれないという不安が消えないので、ちょっとした疑問が生まれたら、その疑いはとても大きくなります。
一度ある事は2度ある、じゃないけれど、何かあれば夫は家族を裏切る事が出来る人なのだというレッテル。
こういう気持ちが奥底にあるので、根っから幸せにはなれないのです。
だから、もし、夫に裏切られて離婚になった人がいて、その元夫が浮気相手と再婚するかもしれないと恐れている女性
安心してください?
決して、そんな略奪婚では幸せにはなれませんから。
でも、時々例外があります。
私の友人でも、略奪婚であっても、夫の事業を成功させ、大きな会社の社長夫人になった人もいます。
では、何が違うのか、と言うと、この友人の場合、略奪婚の弊害を最初から、覚悟していました。
だから、普通より、甘い期待は持っていません。
その上で、信頼をしてという事は毛頭、考えていないのです。
むしろ、自分の夫は、幼い(この場合、4歳の子供がいました)子供を置いて離婚して来た男なのだという覚悟を持って結婚したのです。
だから、自分自身が、手放しで幸せになれるはずがないという潔さも持っていました。
しかし、彼女の場合は、関西の有名なラウンジでホステスとして働いていて、その生活から抜け出したかったという希望があり、そこに出入りしていた、建設業の2代目というのが略奪婚の相手でした。
ですので、甘い事を言ってくる男性の中で、今の夫は経済力あると思い、渡りに船だったので、彼女は自分の計算高さもよくわかった上での結婚でした。
そして、自分が子供を産んだでからも、夫の残してきた家庭の子供にも、きちんと養育費を払い、前妻とも揉める事なく、結婚生活を送りました。
そのくらい彼女は冷めた面がありました。
残念な柄、略奪婚になってしまった人もいるかもしれません。
そういう人たちが、長い結婚生活を望むなら、それなりの覚悟を持つことが必要と言っているのです。
そうした上でなら、まだ幸せになれる要素はあるのかもしれません。
と、いう事で略奪婚でも、幸せになろうと思うなら、夫と信頼関係を持とうという甘い期待は捨てる事。
これが大事です。
でも私は略奪婚賛成と言っているのではありませんよ。
では今日はここまで。