アパ不倫 Vol2
恋愛中にとても、情熱的にアプローチされて結婚に至った場合は、離婚の確率が増えるような気がします。
例えば、映画評論家の有村昆さんは離婚をしました。
不倫をしたという疑いでしたが、奥様の丸岡いずみさんとの修復は出来なかったようです。
一応、本人は不貞は否定していますが、そんなことは、誰もホテルの部屋に入って、見た訳でもないので、真実は分かりません。
しかし、ホテルに行ったというだけで、もうそれは妻への裏切りです。
何年か前に、芸能人の不倫で、最後の一線を越えたかどうかという言葉が流行しました。
しかし、妻にすれば、それはもう関係ないという事です。
子供も幼く、良きパパをしていれば、いるほどそのギャップは大きいと思います。
しかし丸岡さんにすれば、そのギャップが気味悪いのだと思います。
よく、私の所に相談が来る内容で、「夫の不倫は許せないけれど、子供達には良き父親だから、夫とは別れられない」と話して下さいます。
このように仰る方は、本当は子供達の事を理由に離婚に踏み切れないのではなく、妻の自分自身が夫への気持ちを断ち切れないのです。
ここで、私は、不倫をした夫とはスパッと別れるべき・・・なんてことは言いません。
ただ、丸岡いずみさんも、夫の事を愛していないかというと、不倫をされたからって、昨日までは愛していて、今日から嫌いになりました、なんて、変わり身の早い事は出来ないのです。
だから、ここで、夫を愛しているか、否かの話ではなく、夫への嫌悪感が、ボーダーラインになると思います。
有村昆さんが、最後の一線は超えてないと、浮気は否定しています。
しかし、丸岡さんにすれば、この後に及んで、そんな分かりやすい嘘を付いて妻を騙せると思っている事が、「妻を舐めてる」という事です。
これでは、これから、夫婦として、信頼しあって・・という事が無理になってしまいます。
でも、今にすれば数年前の彼らが結婚をしたときのエピソードを思い起こすと、有村さんの猛烈なアプローチで、結婚へと至りました。
丸岡さんは当時、仕事を引退し、少し精神的な疲れを癒すために、帰郷していたそうなのです。
有村さんは、その故郷まで追いかけて行き、情熱的に口説いた結果、結婚へと運びました。
つまり、有村さんがそれほど、丸岡さんの事を愛しているという事も言えますが、逆に言えば、自分の欲求にはとても貪欲だという事が言えます。そういう男性は、結婚だけに限らず、自分の欲求にはとても正直と言うか、真っすぐなのです。
だから、浮気をしたいと思うと情熱のまま、突き進むという事ですから、妻に情熱的な人は、浮気も猪突猛進なのです。
言い換えれば、有村さんは、自分の欲求にも正直で、思うように動く性格かもしれません。
一昔前ですが、離婚の理由で割と多かったのが、「夫と会話が弾まない」いうのがありました。
もう少し、乱暴な言い方をすれば、「夫といても面白くない」という事です。
中には、夫が無口で、あまり家庭で会話がないという事がありますが、実は夫側に聞くと、それが幸せの表れと感じていたり。
つまり、その妻の場合は、激しく、自分を求めてくれることが愛と思っていますが、その夫は、何もしゃべらなくても分かってくれていると思うほど、あまり言葉や感情表現を必要としていないタイプだったのです。
こうして組み合わせの問題もあるのですが、大げさなくらいの愛情表現を、愛と感じる人もいるのですが、要は激しいのが良いという事です。しかし、こういう人は感情の起伏も激しいので、好きになると、結婚であろうと不倫であろうと、自分の情熱に忠実なので、振り幅も大きいのです。
と、いう事で、情熱的な人は、感情の赴くままに生きるので、人生もジェットコースターのような物です。
だから有村昆さんは、自分の欲しい物は全力で手に入れに行く人ですが、また他の物に目移りしても、そちらに全力で向かいます。
そこは、全力を注いている為、反省とかしている余裕はなく、常に自分の欲求に一生懸命なのです。
情熱がいつまでも、熱く溢れているというのも困ったものです。
妻が結婚の時にあれほど、激しくラブコールされた事を覚えているだけに、浮気相手にも、熱心にアプローチしたことぐらいは想像できるのです。
そういう風に考えると、夫の激しい一面を知っているだけに、そういう事を繰り返すかも想像出来てしまうのでしょうね。
だから、丸岡さんも、子供のパパとしての存在や、意味というより、今後の人生を考えたら、激しい情熱家の夫を想うと、そういう激しい物を丸岡さんは求めてないのだと思います。
穏やかな人生・・・・それを望むときに、自分の夫がどういう人生を望んでいるか？
せめて、それくらいの価値観は合ってないと人生は、一緒に歩んでいくのが難しいと判断したのだと思います。
だから、今、目の前で起きている浮気事件だけではなく、今後の事を考えた結果が離婚だったという事だと思います。
では今日はここまで。
