「熊田曜子さんの離婚編」売り言葉と買い言葉

テーマ:家庭内パワハラ

今日は熊田曜子さんの離婚を例にお話しします。
妻への暴力で夫が逮捕されたという事で、思う事があります。
DVは今に始まった事じゃなく、これまでもあった、という事ですから、離婚もやむを得ないと思います。

そして、その背景にあったこと。
それも夫婦の間や、家庭の中の事なので、他人の私には、背景までは伺い知れません。
どんな家庭にも大なり小なり問題はあるし、発表されている事なんて極一部分だけです。
本当は、言葉や文章では表せない事ばかりだというのは、もう誰にも分っている事です。

でも、私がこの相談業の中で、感じた事を、「結果論」ではありますが、少し自由にお話しさせてください。
ここで、書く事に関して、基本は私が勝手に集めた集計です。
これは「まりちゃん調べ」と呼び、基本、大阪の飲み屋友達の間での集計ですから、集計人数は数人です。
と、いう事で、根拠というエビデンスにも信ぴょう性にも欠けると評判です。
と、いう事で、私はこの事SNSでに関しては言葉に責任は持たないので、肩の力を抜いてお読みください。

私はこの仕事を始めるときの初心は、「女性の味方」でした。
しかし、長い相談業の中で、やはり、夫婦の話は 両方の意見が必要かな、と思っています。
でも、あいにく夫婦両方の言葉を聞くことが出来ないので、妻からの相談を通して、その人の夫のタイプや主張を想像する事をしています。
そして、お陰様で、妻の言い分も、多少誇張もあるので、差し引いて分析する事も出来るようになってきました、
その結果、夫側の特徴と言うか、気持ちも段々分かるようになってきました。

今日は、熊田曜子さんの例を基にお話しします。

まず暴力は全面的によくない事は大前提です。
もちろん、どんな事があっても暴力を振るわない人は、振るわないし、何かある度に、すぐにスイッチが入り、何かと暴力になる人もいます。
人によっては、堪えきれないボーダーラインが、違うという事なのです。

夫婦問題の相談で妻側の悩みを聞いていて、同じ体験をしても 平気な人もいれば、ある体験を何年も何年もトラウマになって消えないという相談もあります。
要は 最後は その人の性格が織り成す問題であると感じます。

でも、そんな中でも、ある程度の集約が出来る話というか、誰にも共通して言えることもあります。
特に男性が嫌がる事ってほぼ、共通しています。
では、男性が嫌がる事って何でしょうか?(多少の例外はあると思いますが)

1 妻の浮気
2 妻の怖い顔
3 妻が出来る家事の当番制
4 夫婦での買い物

もちろん、上記の事を好む男性もいますが、「殆どの・・・」という事で書きました。

1は、当然ですが 男性って自分は浮気しても、妻にされたら一番嫌な事のようです。
何かの機会にこんな会話になったとします。
例えば夫が浮気をしていて、それが妻にバレて「私も浮気するわよ」と言って「やればいいだろ」と夫が言ったとしても、平常時の会話じゃない。
それは売り言葉に買い言葉であって、本心ではありません。

2は男性って、活発な女性は好きですが、勝気な女性は恋愛中には刺激であっても結婚してからは、男性は嫌がります。
もちろん日々の生活の中で、妻も夫に対して腹を立てる事は多々あるとは思いますから、夫側にも問題がある事は承知の上という事で、それでも妻がカリカリしている顔は一番嫌うようです。
諸悪の根源を作っているのは夫であることも多いのですが、ま、そういうことです。

3の家事の当番制って、共働きの場合は 協力し合って家事分担をするのは当然ですが、妻が出来る家事を夫にもしてという事は、あまり気が進まないようです。
最近の男性は、キッチンに立つことを厭わない人も多いですが、旧型の男性は、台所仕事は苦手な人も多く、どちらかと言うと、台所仕事は女性の仕事と思っている部分があり、出来れば妻にしてほしいと思っています。
中には料理も得意という男性もいますが、出来れば、料理は、出て来た時に驚きたい。
要は学生時のお弁当と一緒で、母親が作ってくれたお弁当箱を開けるのが楽しみの感覚です。

だから、家事はしたくないとは言わないけれど、妻と同じことを分担でするよりかは、男の仕事をしたい。
案外男性って風呂掃除は好きです。洗濯物は近所の人に見られるのを恥ずかしがりますが、マンションとかで、人に見られないなら、洗濯をし、干すのも、まあまあ好きな仕事です。

4,男性は、買い物はあまり好きではありません。
でも、荷物持ちの為や、ショッピングセンターへの車の運転などを考えたら、夫婦や家族で行くことは仕方がないのですが、その場合は出来れば車の中で、待っていてもらうとか、ショッピングセンターの中にベンチがあるなら、座って待っていてもらう方が無難です。
よくスーパーなどでも、イライラして、中には妻と口論のように、とげとげしい会話をしている人もいます。
小さい子供がいる場合は 子守替わりに夫を伴って買い物をしている姿を見るとたいがい、険しい顔をしています。

妻が「今日、何にしようか?」って夫婦で、夕飯を決めたくっても、夫はたいてい「何でもいい」ですし、出来れば
「そんなことよりも、さっさとしろよ」というイラついた顔で付いてきています。

こんな人は、家で留守番をさせるか、子供も余程幼くない限り、子守をしながら、お留守番の方が平和です。
中には、買い物に付いてきたがる夫もいますが その場合は、買い物が嫌いじゃないか、何か買ってもらいたいものがあるか、です。
また、妻にメニューを任せられないというケースもありますが、中には夫が、生活費を管理していて、買い物のお金もチェックしたいケチんぼもいます。
要するに、買い物に、付いてくる夫は、妻を信用していない場合も多いと言えます。

と、ここまでは、私の独断と偏見で書きましたが、概ね、夫が嫌がる事ってこんなことです。

そこで、遅くなりましたが、熊田曜子さんです。
夫が性格的にキレやすいとしても、何もなくて、暴力沙汰にはなりません。
日々、生活の中で、色々あったとは思います。
週刊誌によると、ご主人が、熊田さんの知らない内に、仕事を辞めていたとか、色々あったとは思いますが、それまでの事で、このご主人がへそを曲げた事があったはずです。
その積み重ねの結果が暴力だったとしたら、それは何かと考えると、夫が嫌うという中の一つに妻が目立つ事です。

確かに、熊田曜子さんの夫と言われるのは嫌だろうけれど、それよりも、SNSで家庭の事を発信するのは、男性は嫌う傾向があります。
ましてや、熊田さんが、水着写真をメディアに向けて出したり、なんて、夫は一番嫌な事です。
何か、絵を描いたりの写真集ならいいのですが、妻がグラマラスだけに、それを見るのは男性です。
他の男性に妻の水着姿をみられて喜ぶ夫なんていません。
そうなると、恐らく、その夫が仕事を辞めていたという事で、生活費を稼ぐ意味も熊田曜子さんにはあったのかもしれませんが、夫の立場からすると、逆に甲斐性無しと、これ見よがしに言われている気がして、妻の裸に近いような水着写真は、嫌だったろうし、SNSも嫌だったと思います。

つまり、妻が夫に変わり、ガンガン表に出る事は、夫は嫌がるし、ましてや妻の水着なんて・・・・
そういうことを恐らく夫婦の中で議論もしていて、それが夫婦げんかになって、何等か、この夫もプライドを傷つけられる事があったのではないか、と思います。

子供が幼い頃の事を思い出して下さい。
保育園などでは、男の方が女の子より、言葉は遅く、それでも訴えたい事があると、腕に噛みついたりします。
そういう幼い時のままなのです、男性って。

たぶん、女性は口達者なので、男性って、勝てないと思うと暴力になるのです。
今回の熊田さんの家庭には、恐らくこんな背景があったと、想像をします。

と、いう事で、男性は、女性に勝りたいのです。
なのに、妻の方が、首一つ、抜きんでると、面白くないというのが、本心です。

妻は夫と妻が勝ち負けになるのは理解できないかもしれませんが、男性は妻にコンプレックスがあればあるほど、
勝とうとします。
これがプライドなのですね。
くだらないプライドと思うかもしれませんが、男性ってそういう所があります。

では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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