仮面夫・・・高知東生
https://news.yahoo.co.jp/articles/b89ccc57c99bbeba0165dc75e71c7eba28295451]]]]浮気を繰り返す夫、中村芝翫さん
まさしく、今日のタイトル「浮気を繰り返す」を身をもって実践する歌舞伎俳優 中村芝翫さん。
それについて、今日は考えてみたいと思います。
確か4年前の祇園の芸子さんとの不倫を週刊誌にすっぱ抜かれた事は記憶に新しい。
本人にすれば、4年もの間、おとなしくしていたと言いたいかもしれませんが、こうして記事を見る私たちは「もう4年も経ったの?」というくらい、本当につい最近、昨日の出来事のように思います。
昔から花柳界は女性遊びに関しては緩い世界です。特に歌舞伎役者は、市川海老蔵さんだって、若い頃に女性を孕ませ、子供を認知したりと、女性遊びに関しては、そういう事がまかり通るような世界と聞いていますので、私たち、一般人の常識とは少し違うかもしれません。
それでも、昨今は週刊誌や写真雑誌のフライデーなどが、追いかけまわした結果、スキャンダルとして掲載するので、昔の常識が通用しなくなっているというのは、誰よりも芝翫さん自身が感じているのではないでしょうか。
ま、芸能界は「人気商売」というくらいです。特に男性芸人の人がよくいう言葉に、「モテたくってこの世界に入った」いうくらいですから、異性に見向きもされないようじゃダメです。
でも、この事は別に芸能人じゃなくても一般の男性も同じ。
それは注目されたいとか、目立ちたいという事とは少し違いますが、モテたいのです。
一般の男性は、家庭があって、妻から愛されていたら充分じゃないか、と思いますが、実は充分じゃないのです。
男性は、欲深い生き物で、たった一人の女性を、一生涯愛するという男性もいますが、実はそれよりも、多くの女性から愛されたいと思っている男性も少なくありません。
特に、私の所に寄せられる相談は、ほぼそういう人を夫に持った妻ですから、如何にその数が多いかという事です。
それも、単にモテたいという事に留まらず、モテた結果、どうなりたいかというと、たいていは肉体関係を持ちたいという事が目的です。
ここは、もう、男性本能であり、生理現象を満たしたいという事です。
そこを、まず分かっておいて欲しいのです。
それを踏まえた上で、では、そういう夫を持った妻の苦悩って、どうなのでしょうか。
そりゃあ、言葉では言い表せない苦悩だし、裏切られた失望感は、半端ないです。
そこで、夫からは、愛されていないという自尊心を失った状態ですから、夫に対して、浮気を止めて、と訴えるしかない訳です
そんな中、妻も2つのタイプに分かれます。
1つは、夫に浮気は止めて欲しいと懇願するタイプ。
これは妻自身が気の弱いタイプに多いのですが、それ以上に夫に従順なタイプです。
だから、夫の浮気の原因も、自分の至らなさにあるのじゃないかとひたすら、自分自身を責めているタイプです。
それに対してもう一つのタイプは、夫に対して、とにかく強気であったり、浮気をする以前の普段から、夫には遠慮せず、上から話すタイプです。
だから、浮気を見つけた時も、説教をしたりしてしまうタイプで、夫には色んな罰則で縛り、監視をしてしまうのです。
でも浮気問題の解決や浮気相手の排除という点においては、このどちらのタイプも、解決の為の得策ではありません。
先ほど、男性が浮気をする原因をお伝えしましたが、モテたいという本能には、妻の説教も、懇願も、それを止めさせる押さえにはなりません。
特に、夫にお願いする懇願タイプの妻は夫からは舐められてしまいます。
妻の嘆きを聞いたところで、妻は何も、攻撃してこないとなると余裕が出来て、益々妻を舐めて、夫は自由に浮気を続けるという構図が出来てしまいます。
特に妻とは長くセックスレスの状態であれば、夫は浮気の大義名分のように、浮気に対して罪悪感を持ちません。
そういう意味で、セックスレスを改善しようと、夫に、色仕掛けのようなモーションを掛けても、元々、妻を舐めている関係で妻が傷つくことを厭わずに、「そういう事じゃないんだ」と
妻を拒絶します。これは、もう二度と、夫にスキンシップさえできなくなるくらい、妻は傷つきます。
では、夫に対して、基から強気の妻のタイプは如何でしょうか?
夫を説教で取り締まろうとしても、的を射ていません。
何故なら夫の浮気は本能なのですから。本能には説教は効かないのです。
まして、浮気は妻の目を盗んでという部分がある為、夫も本当は後ろめたいのです。
その後ろめたい夫の首根っこを摑まえて、説教をしたところで、うつむきながら、台風が過ぎるのを待っているかのように、ただ、その説教が終わるのを、指折り数えて待っているだけなのです。
元々、夫の遊びが過ぎるという生理現象ですから そこに説教をしても、効果がない事はもうお分かりだと思います。
では、どうしたらいいかと言うと それはやはり、今に至るまで、夫婦がどんな関係であったか、という事です。
これは聞いてみないと、分からないので、個別のカウンセリングが必要かと思いますが、とりあえず、今、貴女の取っている対策が、ご主人に対して効果的か、そうではなく、やってはいけない事をやってしまっているのか、それを見直す事が第1歩だと思います。
では今日はここまで。