不倫が終わるケース、続くケース

村越真里子

村越真里子

テーマ:浮気の兆候と終結

よく相談者から、問われる事ですが、
「例え、浮気相手と別れさせた所で、完全に終わるか心配です」と言われます。

ハイ、完全に終わるかどうかは、誰も分かりません。
例え 私がコンサルしたとしても、完全補償はないのです。

そんな風に言うと、失望をされるかもしれませんが、私がそれを考えるときは
まずは世の中に「完全に・・・」という事は、ないのです。
特に人間関係という事においては、人間の織り成す出来事は、結局、当人の人間力によるという事です。

同じやり方をしても人間力のある人は、一度で、不倫は懲りごりしたという人もいれば妻が、どれだけ苦労をしても何度も繰り返し、妻を苦しめる人もいます。

また男性によっては、何度かは繰り返したあと、子供に言われ、事の重大さに気づく人もいれば、会社の中で、降格になっても、それを妻には告げず、平気な顔で、会社の景気のせいで、減給になったと嘘を付く人もいます。

だから、結局は 人それぞれというか、その人の人間力なのです。
参考までに 下記の記事も参考に読んでみてください。
https://article.yahoo.co.jp/detail/cd27a758494000a4329a846acb35a467143e84c5
それなのに、どこかのホームページに書いてある「夫婦修復の方法」とかの、ワンパターンなハウツー知識をダウンロードして、上手く行かなかった、と嘆かれるのです。

誰にでも通じる、誰でもが出来る事というノウハウは、結局は、誰も効果がないという事です。
だのに、誰でも同じことを当てはめるような、ハウツー本を読んでいるだけでは、自分の夫の事は分からないのです。
では、どうしたら良いかというと、人それぞれという限りは その人、そのものを見ないといけないのです。

妻が知っている夫というのは 妻の前に居る夫ではありません。
むしろ、妻の前に居ない時の夫が、素の夫です。
だから、夫の行動は 2週間見たら、だいたいの事は分かります。
それが何故 1週間ではないのか、は、また追々、詳しくお伝えしていきますが、今日、知って欲しい事は、表裏のない夫ならば 妻が見ている夫は そのままの人物像ですが、浮気をする夫は それだけで、妻の前では、浮気もしない真面目な夫を演じなければなりません。
つまり演じているというだけで 真実の姿ではないという事です。
だから、発言も真実ではない事もありますし、浮気の実行の為には 色々な、工作をするしかないのです。

それなのに、夫が「こう言ってました、ああ、言ってました」と、夫の言葉には疑いを持たない妻もいますが
まずは 浮気をする夫は、「今日、会社の帰りに、浮気相手と会って、エッチしてから帰るわ」とは言いません。

恐らく何年も気づかなかった浮気の場合は、タダの一度も、「浮気をした時間帯」は、必ずと言っていいほど、仕事や会合のせいにしていたはずです。

と、いう事で、耳から聞く情報は、信じるしかないので、否定する材料がないのです。だから、否定できなければ、それを言葉で解明させようとすることが話し合いとなる為、話し合いで、正直に白状する訳がない、という悪循環が生まれまう。
だから、言葉は宛にするな、という事だけを頭においておいて、妻が夫と言葉や、会話から真実を白状させようとする事は、頭から外して、夫の行動を分かる為には、話で聞いても分からないと、理解してください。

何で 夫は浮気を反省し、二度としなくなるか?
それは妻という組み合わせの問題でもあります。

妻が、夫ともとより、イガイガした関係であれば浮気相手と引き離した所で、イガイガした関係の時点に戻るのです。
もちろん、夫がそこで、妻以上に反省をしたら、終わるのですが、妻が相変わらずの姿勢なら家庭生活は、またもや崩壊する要素があるのです。

という事で、夫の人間性とかを、浮気の事を抜きにして、人間観察をしておかないと、夫がどういう人間か日頃から人間ウォッチングしておいてください。
今日、リンクを貼った記事に登場した男性も、結局、これがあったから、浮気は止めた、という事ではなく、どれだけ立場的に追い込まれても、止めない人は止めないのです。
だから、ここで妻からのプレッシャーがあっても、そこに勝負を掛ける夫はおらず、無難な事しか発言しなくなります。

と、いう事で、浮気を幕引きさせる為には いくら盛り上がりがあったとしても それよりも、夫の隠しちゃかった自分とは何だったのだろうか、を人間ウォッチングしてみてください。
これが分かると、ある意味ご主人のON.OFFのスイッチが何か?
または、ご主人の癒しとは何か?

それが分かると 修復の段階になった場合、活かせます。
夫の、等身大の人間性。
何を怖がり、何を失いたくないか?
これを普段から問い詰めるのではなく、妻として、感じておいて欲しいのです。

「不倫が終わるケース、続くケース」は、正直言って、夫の人間性だけで決まるものでもありません。
浮気相手という相手の人間性もあるのですから、その二人の人間性が、組み合わさって、不倫は実行されます。
その組み合わせなどは、何万組ものケースがある訳ですから、妻が そこまでを見抜く事もできません。
そういう訳で、そういう事が、起きてしまった場合は、その時に私に相談して頂くしかないのですが、
何かしら、夫の生活に違和感を感じたら 普段はどうだったか、の普段を思い出して欲しいのです。

その普段が分かると、浮気をし始めた時に、違和感として感じるのです。
そして早期発見、早期対策。

それに気づかずに、何年かが過ぎたという事は、そこに嘆く必要はないのです。
それだけ、妻の貴女が、何も観察をしない無防備で居られた生活が長かったという事ですから、
ある意味、幸せだったという事です。

いつでも、万が一の時の為に観察やチェックを怠らないという生活は ある意味、不幸です。

では、今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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