不倫は3蜜の塊

村越真里子

村越真里子

テーマ:夫婦関係修復について

今日は、ちょっと、矛先を変えて、世の父親に読んでもらいたい。
普段、「男性相談、お断り!」と言ってる私が、今日だけは、ちょっと、夫に向けて書きますね。

これまでの繁華街は人が集まり、お酒を飲んで、はしゃぎ、大声で話す人であふれていました。
でも今、世間は新型コロナウィルスの被害で、人々の暮らしは一変しています。
夫婦にとっても、この余った時間を、ちょっと立ち止まって見る時間が生まれたのは、幸運と考え、この際、夫婦の在り方を見直してみてはいかがでしょうか?
これまでは顔を見るのも嫌だと思っていた夫で、従来から家庭内別居をしていたなら、特にあらためて苦労はないわけです。
何故なら、もともと、同じ屋根の下にいても、その感じが受け入れられていたのですから、下手に仲のいい夫婦より
特にギャップはないというか 耐性はあったわけです。
それに比べ、夫が普通に仲良く、勤務後普通に帰宅し、夕飯を食べていた夫が、今度は毎日家に居るとなると、その存在感たるや、半端じゃないのです。
だから、プラスからマイナスになるよりか、マイナスから普通になる方が、ある意味充実感を得られるのではないでしょうか。
その考え方を基本に頭に置いて下さい。
あ、でもウィルスで苦しんでいるかもしれない、こんなご時世に、相変わらず不倫の「説」でごめんなさい。
Dも、何故 そんな事を言うかと言えば、もとより家庭内別居をしていた夫婦をAとします。
また、その反対のタイプで、普通に暮らしていた夫婦をBとします。
例えば、どちらの夫も実は不倫をしていたとします。
そうなると、Aのタイプは、元から家庭内別居ですから、下手な会話もしませんから、不倫関係で今更夫婦仲が壊れるということもないでしょう。
その逆で 普段仲の良いと思っていた夫婦は、実は夫は勤務中に浮気相手に連絡をしたり、残業と称して実は浮気相手と会っていたとするなら この新型コロナウィルス自主規制で、前ほどは会えなくなっているはずです。
そこで浮気相手に会おうとすると無理くり外出の口実を作ったりして会わなければならないのです。
そうなると妻に気づかれてもいない不倫行動が、妻には一発で掴まれてしまうのです。
どちらがいいかと言う問題ではなく、不倫をしている夫を持つと、結局プラマイ0です。
そう考ええると、不倫の到着点などは、どちらにしても似た結果になるという事になります。
例えば夫の浮気が発覚したとしたら、妻はどん底に落とされた気分になります。
そうなると、夫はいくら謝っても、妻からの信頼はマイナスでしかありません。その後夫は頑張って名誉挽回しても努力して当たり前になります。
つまり、信頼を失ってマイナス10点だとします、
そのマイナス10の地点から頑張っても、やっと何もなかった0になるだけです。
それは、夫にしても、10の努力をして、0の地点に這い上がるだけで、努力しても、やっと0なのです。t¥
それに比べAの場合の夫は、少しでも、部屋から出て、家事など、食器の洗い物だけでもすれば、喜んでもらえるので、今が何もない0地点だと思っても、ちょっと努力すれば プラス点が加算されるのです。
そういう意味で、Bの夫は、名誉挽回しようと頑張っても、やっと0地点になるなら、同じ10の努力をするなら、0地点から、努力をすれば、プラスになる努力を選びます。
0はリセットだとしたら それは離婚を意味します。
だから、意外とこれまで仲がいいと思い込んでいた夫婦ほど、浮気問題が浮上すると、もろいのです。
貴女方の周りにもいませんか?
これまで、愚痴など聞いたことのない夫婦が、急に離婚になったケースを。
これがBのタイプで、つまり耐性がないので、もろいのです。
半面、もともと仲もよくない夫婦は、お互いにいがみ合うような接触がない、言い換えれば、濃密じゃない夫婦だからこそ、長持ちするのです。
ね?そう考えると家庭内別居も、そんなに悪くないです。
但し、この小康状態を舐めていてはいけません。
いつか、夫はガラッと大きな音を立ててドアを開いた時が、別居期間に終わりを告げる事となります。
それが、夫にとって、仕事も在宅で、家に居る。子供たちも学校を休み、家に居る。
階下?またはマンションなら、別の部屋から聞こえる子供たちの話し声。
そんな狭い日本の住宅事情の中で、一部屋を占領し、閉じこもる父親が子供たちに「うるさい」というとしたら、
それはもう夫婦の問題ではなく、夫自身の資質の問題です。
このコロナウィルスは、子供たちから遊び場所を奪い、学校の友達とも遊べない不自由を強いているのです。そこに思いやりも持てず、子供に八つ当たりをする父親がいるとすると、もうそれは夫婦の溝とは別問題。
部屋に引きこもっている、スネ夫のご主人に告ぐ!!
本当に人間力があるなら、是非、この機会に部屋のドアを開け、風通しを良くしてください。
コロナウィルスのせいにして、これをきっかけにして、是非夫婦の問題は横に置いて、子供たちの勉強を見てやって下さい
もう部屋に閉じこもるのも、子供たちへの手前、カッコ悪いですよ。そして、「子供には外で遊びなさい」と言えたけれど、今は家に居なさいと言うなら、少しでも居心地のいい家にしてあげるために、父親が「開かずの間」を作らないでください。
もし、妻と顔を合わせるのが嫌だというなら、そんな狭い家で、子供たちだって、父親の顔色を窺いながら、日中過ごすのはもっと、嫌なはずです。
引きこもり夫に再び告ぐ!!
コロナを言い訳にしてもいいから、自分の殻から脱出しなさい。
この際だから、夫婦のもめ事は休戦して、子供たちに接してください。
仕事で遅くなるとか、仕事の付き合いだという理由で、家を空けていた不倫デートが、今はそういう口実は使えないはずで、不倫相手にも会えず、不自由を来たしているはずです。
もう、どうせ、暫くは不倫相手とも会えないのですから。
ようく考えて下さい。
今、世の中で禁じられている「3蜜」が出来ないなら不倫なんて、やる意味ないのだから。
不倫から3蜜を取れば、何も残らない。
つまり「不倫は3蜜の塊」なのです。
それを、狭い部屋で父親である、夫が、何を守っているの?という感じです。
これまで妻を悪者にして、自分を正当化させて家庭内別居を決め込んでいた夫。
貴男の敵は妻ではありません。日本国中、コロナウィルスから家族を守ろうとしている中、父親の責任は大きいのです。
衛生面に必死になって子供たちを守ってくれている妻を、なじる理由はひとつもない。
これを機会に、不倫のばかばかしさに気づいて下さい。
もう、暫くは不倫相手とも会わないなら、この際、家族の為に家庭に戻る決意をしてください。
もう家庭内別居も終わりにして、オープン、ザ、ドアなのです。
引きこもりという形にピリオドを打つ決意も、今ならコロナウィルスのせいにして、頭をぽりぽり書きながら、てれくさかっても、部屋から出て下さい。
扉の向こうでは、貴男の作った家庭と、貴男の作った?子供達がパパを待っていますよ。
では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

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Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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