今日は大事な話です。
常々言っている事ですが、物事には原因があって、結果があります。
例えば 相談に来る妻が 「今、夫の態度は、ああで、こうで」と説明され、今まで浮気の問題があったが、それは片付いたと言う事を言われます。
では夫の浮気は終ったのに、何を相談に来られたかと言うと、「浮気は終っているのに、夫が冷たい」と言うことです。
これは 2つの答えが考えられます。
1、本当に浮気は終ったが、夫は立ち直れなくて、妻に優しく出来る余裕が無い
2、本当は浮気は終ってなくて、妻には終ったと言っているだけ
この1の場合は「日にち薬」ですから、もう少し、時間が掛かるという事です。でも妻の考えは、浮気をしている間は、妻の私を苦しめたから、終ったなら 私に罪滅ぼしの意味で、優しくするべき、と決めています。
でもご主人だって人間ですから 浮気相手と本当に別れたなら、それはある意味 ブロークンハート。
つまり恋を失った失恋と同じなのだから、傷ついているのです。
だから、もう少し、待ってあげて、という事ですから 「被害者は私だから、何故待たないといけないのですか?」と、私に噛み付きます。
まあ、まあ、まあ、そんなに尖がらないで。
仕方がないですよ、人間ですから。
しかし、本当に困るのは、2のパターンです。
夫の言葉を信じるのは、普通のときなら良いことですが、浮気がばれたあとの言葉なら、ちょっと信じるのはまだ早い。
終った事としたら、妻は黙るだろうという事の作戦どうり、夫の言う事を鵜呑みにするのは危険です。
でも、言葉を信じるしか、方法がないので、とりあえず、信じるテイで、後は検証すればいいのです。
夫の言葉が本当かどうか、それは、発言を疑うという事ではなく、もう少し優しい言い方をすれば、夫の発言の根拠を、探し当てたら、それはもう納得できる事になるでしょう。
この納得が大事なのです。
妄信のように夫を信じるよりも、ずっと確かな感触を得られます。
今、目の前に現れている事は、結果でしかありません。
でもその結果には原因があります。
その結果が、腑に落ちないなら、それは、原因のところの定義が間違っているのです。
では、原因の定義とは?
夫の浮気が終ったという定義です。
それは、なぜ終ったと思うの?と質問をしたら、「夫がそういいました」と言われます。
いやいやいや、夫の発言は、今すべて正直に語っているとは限りませんが、今正直に話してくれていると思うのは、それは妻がそう思いたいからです。
だから、夫の浮気が終ったと言うなら「終った根拠」を確認すればいいのです。
では、その確認とはどうするのか?
それはお金の動きを見ることです。
そして次は時間を管理する事(文句をいう事ではありません)
浮気は、お金と時間を使います。
ただ、浮気の歴史が長くなると、相手の家に入り込んだりすると、あまりお金を使わなくなります。
この頃、妻にばれて夫がおとなしくなり、お金もあまり使わないからと安心してはいけません。
その場合は浮気がお金も使わない安定期に入ったという事も言えますから、それだけ浮気相手と遠慮もなくなっているからです。
そういう人の場合は 時間の管理です。
かやり時間が無いと浮気は出来ませんが、これらはたいてい、残業や、出張や、休日出勤、または飲み会等と、妻が関与できない時間を作ります。
これが本当かどうかの検証が必要です。
こういうように、ご主人が何を言葉で言っても、大事なのは 事実確認です。
これを確かめる作業をして下さい。
浮気が続いていたら、夫は使途不明時間を作ります。
こういう原因があって、結果がありますから、結果だけを重視するのは片手落ちですから、結果を信じるのではなく、それの根拠になる原因を探りましょう。
では、今日はここまで。