SHELLYさんの離婚

村越真里子

村越真里子

テーマ:有名人の不倫

昨日ダウンタウンのテレビ番組を見ていて タレントのSHELLYさんの離婚話をされていました。
その原因は特に無く、「旦那さんに違う人がいたとかですか?」と、尋ねるとSHELLYさんは『そういうのがあるんだったら、言ってくれた方が私も諦めがつくし、だから言ってよ』って言ったんですけど、『本当にない、けど、このままあなたと結婚しててもこれから先浮気しない自信もない』と告白され、尚且つ、「原因は分かったの?」との質問にSHELLYさんは「単純に冷めたんじゃないんですか?」と推測されていました。夫から離婚を言いだされたけれど、それまでは夫婦は上手く行っていたとSHELLYさんは思っていたそうです。男性陣は、夫婦が傷つけあう前に別れるという事は理解できるという事で、納得されていました。
と、ここまではテレビ番組上の結論だと思いますが 私の仕事上での統計によると、「○○○」の文言がある場合は、きっとその影に浮気があると踏んでいます。
その意味で このご主人の言葉は、「浮気相手が今、現実に存在する」と言っているのと同じだと思います。今後 このご主人が再婚するかどうか、また、浮気相手の存在が明らかにならないと思いますが、万一それが発覚しても離婚後に知り合った、とか離婚後に深い関係になったと、言うだけです。
つまり、この離婚は、浮気をしている男性が、尻尾を掴まれたら離婚が出来なくなるので、その前に離婚をしておくという作戦だと、睨んでいます
だから、SHELLYさんの「好きな人がいたら正直に言ってくれたら、納得する」と言いますが そうなるとご主人は大きな慰謝料が発生したり、何なら浮気相手の女性にも攻撃をされては困るという防御があるので、このご主人は、離婚が成立するまでは口が裂けても、正直に言わないでしょう。
要はSHELLYさんは自分が納得するように正直に言って欲しいと思いますが、ご主人にはご主人の都合があるのです。
こうして、世の中の夫婦は 互いに真実が隠されたままで生活をしていたり、逆に離婚をしたりします。
私などは真実しか要らないという考えですが、本当の真実に手を入れることをしないタイプもいます。
真実を知らずにいる事で気持ちの均衡を保つという人もいますから、何でも間でも真実が必要ではないという人もいますね。
と、いう事で 今日は 真実を知りたいタイプの妻にヒントをお教えします。
「このままあなたと結婚しててもこれから先浮気しない自信もない」と、いうSHELLYさんの言葉には現在進行形の浮気相手がいますという事を告げているのと同じです。
私から言わせると、SHELLYさんに飽きたとか、熱がなくなったというだけの理由なら、「これから先、浮気をしない自信がない」なんて発想にはなりません。つまり、ある意味正直です。
この先、SHELLYさんと一緒に生活していると、いつ浮気がばれるか分からないので、ヒヤヒヤしながら暮らすのは嫌だ・・・という風に 私は解釈します。
このように言葉を額面どうりに取るのではなく、こういう言葉を言うときの心境は何なのか、という読み取りをしないといけません。
つまり、私は、通訳と言うか翻訳というか、文言の裏に隠れた真意を読みとることをします。
「うちの夫は風俗は嫌い」と言ってました、という相談者がいますが、本当に風俗に興味が無い人は、風俗に行くか、行かないかを判断基準にしないのです。
こういう風俗嫌いをあえて告げる人は、何らか そこに行っている疑いをかけられたから言っているのであって、風俗に縁も無い人は 風俗が嫌いという判断のしようがないのです。
こんな風に考えていくとSHELLYさんのご主人も離婚理由に、ワザワザ、将来の浮気の可能性を口にしたという事で、浮気に対して現実的に関わりがあり、それをばれるのを用心して、ばれる前に離婚をしておこうということです。こういう風な舞台裏を見るトレーニングをしないといけませんが、当方に来られる相談者の多くは、「夫の浮気は終りました」と言われます。
その根拠はどこにありますか?と聞いたら「夫がそう言ってます」というナンとも心もとない話。
本当に解決をしたいなら、正しい眼力が必要です。
蓋をしたいなら、見猿言わ猿聞か猿に徹するしかない。
もうこれは 夫婦がどうの、というより生き方の問題になります。
不思議な話ですが どちらも、それなりに結果は出ます。
人それぞれ、開拓的な性格か?保守的な性格かによって人生や生き方は違いますが、怖がりさんは、気の毒です。
人生は切り開いてこそ、前進がありますから開拓的な方なら、私は協力は惜しみません。
では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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