何故浮気を白状、謝罪できないか?
夫の浮気が現在進行形、または未解決の場合,まずは浮気相手排除が
第一だという妻が多い。
当然です。
長年、夫婦として暮らしてきて、今、夫の浮気で家庭の今後が不安な妻は
浮気問題が片付かないと話になりません。
ただ、それだけでは、その後の夫婦の関係に影を落とさないか
また、浮気相手を排除しただけでは、夫婦が円満に進んでいけるのか?
そうした不安が山積みです。
例えば探偵を雇って浮気相手や夫に不倫の証拠を突きつける。
そこまでは、考えて、高額なお金を払って、調査をしたけれど、
結局は夫の逆切れが怖くて何も出来なくなったと言う方が沢山います。
浮気相手排除は、不貞の証拠を掴むところから始まり、証拠を、どのように使うか?
それが夫婦の将来を決める分かれ道になります。
でも探偵会社選びも一つ間違えば、単なるお金の無駄使い。
そこに自分で自信を持ちすぎると、誰もアドバイスできなくなるのです。
証拠は所詮証拠にしか過ぎません。
その証拠を,どう、上手く活かすかという事が 物事の始まりになりますが
その証拠自身も、探偵会社の言いなりで、大した証拠にならなかったら、
お金をドブに捨てるようなもの。
そうなれば、尚更、どうしたらいいかという悩みが始まりますが
証拠が得られてない事には違いが無い。
こうしたことが起きないように、まずは、探偵会社選びから慎重にならないといけません。
自分に自信がありすぎると、人の意見を受け付けず、困ったときだけの相談になってしまうと、どうしようもないのです。
物事は、入り口が肝心ですが、特に、妻の知らない未知の世界は不安が付き物。
その知らないことに素直に相談をしてもらうと、無駄な大金を使うこともありません。
もうすでに、探偵を雇い、進め方に苦労をしている方。
または、夫のタイプから、証拠を掴むのは難しいと困っている方。
これも全部妻の知らない世界だからこその不安ですが、色んな答えがあるので
お尋ねくだされば、お教えできると思います。
夫婦には夫婦の数だけ、悩みの種類があります。
個々のケースに応じた解決策を組み立てます。
夫婦が未来も仲良くやっていけるか?
夫が二度と浮気をしないようになるのか?
それは今の浮気相手と別れさせる事に成功するかどうかに掛かっています。
目の前の問題さえ、解決できないで、未来の夫婦円満は望めない。
今、あなたが夫婦仲良くなりたいと望んでいるのに、実は逆切れされないように夫にビクビクしていませんか?
夫の事は大切で、これからも円満に過ごしたいと言いつつ、実は腫れ物を触るように扱っている妻。
こんな事は、本当の円満じゃないですよね。
夫を愛していると思いつつ、実は夫が怖い。
この複雑な心理を克服しないと、本当の浮気問題は解決しません。
恐らく、本当に恐れているのは、夫の事ではなく、妻自身の心の奥のコンプレックスにあります。
これまで、強さだけで夫と向き合えていたというのは、幻想かもしれない。
もしかしたら、夫は妻の言う事に逆らえなかっただけで、本当は夫だって妻を恐れていたのかもしれません。
力関係だけで成り立っていた夫婦の関係。
一見、無風だっただけど、ひとたび風がふいたらもろいものです。
もし夫が、妻を恐れていたとしたら、強さやリーダーシップとは無縁の
心優しい年下の女性に、夫は逃げ込むのではないでしょうか?
若い頃は夫も、若く、頼りない自分を認めていたかもしれませんが
いつまでも弱っちい男ではありません。
いや、むしろ弱いからこそ、立ててくれる女性を求めるのかもしれません。
それを、浮気は悪い事だという「ルールブック」を唱える妻は夫には、煙たい存在になります。
「教える」より、「尊敬」して欲しいのです。
もちろん頼りない自分だからこそ、夫は偽りでもいいから頼って欲しいのです。
妻も本当は夫が怖い。
実は夫も妻が怖い。
夫は、とっくに自分が弱い事に気付いています。
だから夫は外を向き逃げ腰になっている。
それなのにいつまでも 妻は自分が夫を管理下に置けると思っている。
夫はいつまでも妻の下にはいません。
男は自分を、上に見上げてくれる女性が好きなのです。
怖い、煙たい相手からは逃げるものなのです。
このお互いの「怖い」という奥底の感情に正直に向き合う時期が来たと思います。
私は、普通のカウンセラーのように、「夫婦はお互いに優しく優しく」という眠たい事は言いません。
でも実際は 優しく演技することは、勧めます。
強さだけでは、解決しないのです。
では、今日はここまで。