不倫の本当に終わる時はいつ?
いよいよ今日から10月に入り消費税10%が導入されまます。
食べ物も、外食なら10%で、テイクアウトなら8%。
日用品なら、とか、贅沢商品なら、と、色々細かく区分けされていますが、実際には、皆、「ややこしいなあ」と感じている今回の増税。
そんな風に不便を刷り込んでおけば、そのうち、もう少し分かり易い税率に、纏められることになると思うし、むしろそのために、わざと今、ややこしくしているのではないかとさえ思ってしまいます。
私も長く生きてきて、世の中の動きを、見てきたので、「発端」を見ると、「結果」までを見届けることもしてきました。
そうなると、現在を見ると、この先どうなるかが分かります。
若い人には そういう経験則がないので、現状しか分からないでしょうけれど、私は現状が、どういう風に形を変えたり、それが形を変えるための、予防線であることを見てきましたから、ある程度、最後がどういう形で落ち着くかも、想像が出来るのです。
今、関西電力の役員たちが、何億という大金を受け取っていたことが発覚しました。
要は賄賂です。
これは連日ニュースで流れていますが、私は、何も驚きません。
いえ、むしろ予想どおりです。
私は子供の頃、福井県の高浜原発を作るという関西電力に対し、反対する地域の住人が、何度も抗議をし、会議で電力会社や地元議員ともめていた事を当時のニュースで見ていました。
そこに原発を作る意味と目標があいまいだったけれど、何故か押し切りたい電力会社側に子供心に、怪しさを感じていました。
そこで、住人たちが、「もし、事故が起きたらどうするのだ?」と詰め寄る場面があり、その住人たちに企業側が「事故は起きない」と言い張っていた事に 幼い私ですら、違和感を感じていました。
そして、実際は原発が必要なのではなく、何が何でも、大きな工事をする事に意味があるのだと、小学校に上がる前の私ですら想像ができました。
世の中の公共工事には、誰かが得をする構図が有ることも子供心に分かりました。
そして、東日本の津波を見た時にあの福井県の住人の訴えに対し、「事故は起きない」と断言した電力会社側の言葉はこうです。
「予想が出来ない事態」という未曾有の事だと言い張りました。
でも、60年近くも前に、素人の住人は、原発でも事故は予想していました。
こうして見ると被害を被る人は予想をちゃんとしていて、誰か得をする人が、噓を付いて、反対勢力を押さえ込むのです。
つまり噓というものには、誰かが得をして、誰かが損をするという事において生まれる事象です。
東日本の地震が起きた時の、東京電力の対応も、私の子供の頃の記憶を思い起こし、あのときの布石が今に繋がっていると感じました。
天災地災は防ぎようはないかもしれないけれど、人間の作る人工的な物は、事故は予想できるので、想定外なんてないのです。
こうして、今の関西電力の役員が賄賂を受け取った問題は、誰かが 公共工事で得をするから、それを強行する為に、色んなお金が動いたと思うと、企業というのは何年経っても、変わらないものと失望しています。
だから、今の大阪のカジノ誘致も、反対が多い中、推し進められていますが、経済的メリットばかりではなく、きっと何か大きな問題が起きると思っています。その時は、又その時で、対処するのだろうけれど、「予想を超える出来事」とされるのでしょうね。
企業のこうした話は、儲かる側がとても頑張ります。
理屈にあわない、どこか矛盾した話でも、自分たちが儲かるときには、大人はこれだけ、ごり押しをするのだと、子供心に、テレビのニュースを見て、感じていました。
特に夫婦の間に起きている事は現状を見れば、それがこの先にどう繋がっていくかが読めますし、今の現状の持つ意味というのも分かります。
しかし、経験則のない妻は、夫の言葉が全てになってしまって、今の現状よりも夫の言葉を信じるという事になります。
これは、結果から、逆読みをすると非常に危険で、「○○○」であると妻に信じ込ませる為の夫の下心であることを、妻は知りません。
浮気問題や、お金の浪費、夫の趣味嗜好、それらの事を、素のままで告げられないときは、夫は演技をします。
例えば、風俗でお金を無駄使いをする人は、妻に咎められるのを避ける為に、「風俗のようなところは嫌いだ」と言います。
また例えば、ギャンブルでパチンコに興じる夫は、それを妻に咎められない為に、仕事帰りに残業と称して、寄り道します。
では、その噓は誰の為に付くのでしょう?
それは、そんなパチンコで沢山お金を使っていると思われたくない夫が自分のためにつく噓でもありますが、本当は、「妻の為」です。
パチンコは誰にとって都合が悪いのかを考えると、答えは分かります。
夫はパチンコが好きだから、本来は、パチンコする事は何も都合悪くありません。
しかし、妻はパチンコのような浪費と、ギャンブルをする夫は許せないと感じているから、妻に心配させないように、又は妻に咎められないように、「妻の為」に噓を付いているのです。
そういう人が告げるパチンコの口実は、ひと言聞けば 私には噓だと分かります。
でも、夫を信じたい妻は、夫の言葉が全てだと信じます。
つまり、夫が噓を付くというより、ある意味夫に、噓を付かせているのは妻という事になります。
こういうときの夫の言葉は、パチンコが嫌いと言いますが、本当にパチンコを好まない人は、嫌いという表現もしません。
無関心のものには、好きも嫌いもないのです。
それをあえて嫌いという事において「俺はそういうギャンブルはしない人間だ」というアピールですが、無関心であればわざわざ嫌いという必要もないのです。
これは風俗も同じです。
風俗は無駄なお金を使うものですが、「お金がもったいない」と言う人は、意外と風俗遊びが好きな人です。
まして、風俗に勤めている女性を悪く言うなら、それは裏返しの心理です。
このように、その人の言動の結果を沢山見てきているので、言葉の真意も知っています。
やはり長く生きてきたからでしょうか。
今を見れば、先が分かる。
今起きている事は 将来の入り口。
予想は出来ないはずがない。
ただ、夫婦においては 今の問題を「無き物」とする、夫の言葉には それは、その意図があると感じて対処するべきです。
夫の言葉を全てと思うのは止めて、少し、斜めに物を見る事も必要です。
今、夫婦の間で、問題があるなら、それを全面的に否定する夫の言葉は何か、意図するものがあるのかもしれません。
要するに、自分が得をする為には、人はとても頑張って力説をします。
多少、無茶苦茶な理由でも、ごり押しする場合は、きっとその向こうに、言葉で言えない打算があると、子供心に感じていました。
これまで妻の方が話し合いをしようとしても、直ぐに席を立ったり、眠いといって自分の部屋に逃げ込んだご主人が、急に話し合いをしようと持ちかけてきたら、そこには必ず計算があるという事です。
話し合いというコミュニケーションが取れることを喜んでいる場合じゃありません。
ですから、これまで妻の詰問から逃げていたご主人が、ここに来て急に積極的に、話し合いの場を持とうとします。
つまり人は自分の考えを、進めたい時は積極的になるのです。
その場合には、必ず、言っていること以外に、別の狙いがあると考えていいでしょう。
では今日はここまで。