浮気後の夫婦修復について
昨日のコラムでは、夫婦問題はテクニックやノウハウでは解決しないと書きました。
その意味をもう少し詳しく説明していきます。
私は自慢じゃないですけれど、おデブちゃんです。
痩せたい痩せたいと思いながら、まだこうしておデブちゃんですが、これまで、何度もダイエットを決意しては、挫折しています。
それは何故でしょうか?
よく、太っていない人からは「食べなかったら痩せるよ」と言われます。
無理でしょ、食べないなんて。
こんな事を言う人は、その人のメンタルを考えてない人です。
食べ過ぎで太っているなら、食べなければ太らない・・・・こういう理論に基づく考え方ですが、じゃ、何故、食べすぎるのか?
何故、痩せたいと思いながら、つい食べてしまうのか?
「口いやしい」と言う事もあるでしょう。
「本気で痩せたいと思ってないだろう」と言われると確かに本気じゃないかもしれません。
でも、本気で取り組んでなくても、何度も真剣に取り組んだ事はあるのです。
その結果、やはり、今太っているのは、そのダイエットの労力が報われなかったと、私は失望しているから、そう簡単に、痩せる気がしてないと言えるのです。
本気って、いったい何なのでしょう?
これだけ、願っているのに、叶わないというのは、何故なのでしょう?
やっぱり食べ過ぎだって?
そうですね、じゃ、食べ過ぎだとしましょう。
では、何故食べ過ぎるのでしょうか?もう一度、改めて考えてみました。
恐らく、メンタルの問題です。
世の中には、ダイエット本が山盛りあり、実際ダイエット情報はネットにもメディアにも沢山あり、自分に合った方法を根気強く続けられた人は、痩せる事に成功したのだと思います。
でも同じ本を読んでも同じ方法を試した人でも、やはり成功しなかった人はいるのです。
と、いう事は、方法ではないと言う事です。
確かにいろんな説があり、方法論は色々、生まれては消え、消えては生まれ、新しいダイエット方法の情報は絶えないのです。
でも、本当に成功させた人と、そうではない人の違いを見ていますと、その痩せる事への目的が明確です。
そして、逆に自分が続けられない、失敗した原因も良く分かっているので、失敗を回避する方法を解っているのです。
そして、ダイエットを成功させるには、最後はやはり、自分がどういう誘惑に負けるのか?要するに、己を知っているという人が、ダイエットに打ち勝ったのだと思います。
これを、夫婦修復に例えて考えると、私の所にダイエットと同じで、夫婦修復のノウハウを求めて来られます。
でも、ノウハウは、いくら説いてみても、それを実行できる自分なのか?と言う事です。
つまり夫婦修復のハウツー本をいくら読んでも、それを実行に落とし込める自分の性格かどうかというメンタルの部分になります。
ダイエットのハウツーは、聞くだけでは、絵に描いた餅になります。
どんな人にも、実行可能な方法かよりも、実はそれを実行できる自分かどうかなのです。
では、もう少し掘り下げていくと、夫との修復はこれが初めてではないでしょう。
でも、何故か、上手く行かなかったのだとしたら、それは何故かという事に注目しないといけません。
夫婦の個々の問題点は、何かは分かりませんが、せっかく貴女が夫婦の溝を失くそうと頑張ったのに、それが上手く行かなかったのは、その方法がまずかったと言うよりは、その事を実行できない、内なる問題があるのかもしれません。
やはり、この部分は、やはり個別の問題ですから、誰にでも通じる万国共通の解決策はありません。
それなのに、私の所へは、万策尽きたとして、画期的な方法、つまりハウツーを聞きに来られます。
内なる問題・・・・
なので、本当の解決策は、ノウハウやハウツーだけを求めてもダメと言う事です。
と、いう事で、対策をとっても、それが上手く行かないとか、つい、短気を起こしてしまうとか、途中で、夫が悪いからだと、夫婦修復を投げ出してしまうという、内なる問題があるので、その正体を知る事から始めないといけません。
どんなベストセラーのダイエット本でも、それを実行する自分がいます。
その自分が、どんな場面になると、嫌になったり、投げ出したり、諦めたりしてしまうかという自分が分かると、もう少し、夫婦修復が克服できると思います。
ちなみに 私がダイエットに成功しない理由は夜の宴です。
仕事も頑張る代償に、夜の宴は そのモチベーションになっています。
そういう誘惑に弱いのが 私です。
でも、その私が、宴をしているから、明日の仕事も頑張れるのです。
これを暫く、何もせずに、仕事だけ頑張ることが出来ないのです。
これが良いか、悪いか?という考え方ではなく、こういう私だと言う事です。
だから、ダイエットに真剣じゃないだろうと言われると、確かに真剣ではないかもしれません。それが人間なのです。
ダイエットと夫婦修復は、似ているというのは そういう人間が行う事だという事です。
そんな風に思う、私は意志が弱く、続かない私です。
では今日はここまで。