夫の事を知っていますか?
例えば、大人しく口数の少ない男性にとっては、よくお喋りする女性は自分と正反対で楽しい人物に映るでしょう。
でも、その逆で男性が何でも自分がリードしないといけないタイプに対し、女性が大人しく従うタイプなら何も問題ないのですが、いざ結婚をしてみると、亭主関白神話は崩れ去り、妻はいつまでも夫の後を3歩下がっては歩きません。
つまり交際期間中に見えていたことって、ある意味自分達が理想とする「夫たる(妻たる)姿勢」なのです。
でもこれが生活をしていく上で、実生活は現実的で理想だったと気付くわけです。しかし、ここで対立するのではなく、本当はその姿勢(我儘)を保たせてくれている伴侶がいるという事を理解するのが結婚生活だと思います。
それに気付かず、旧スタイルを押し付けると夫婦はハレーションを起こします。
本当に強い人間はやさしい。
本当に控えめな人間は、見渡せて。見極めている。
誇示する側と、誇示される側の本質は、本当は逆だという事です。
結婚する前に見えていなかったことが、結婚すれば見えてきます。
それを「こんなはずじゃなかった」と言うのではなく、その人の本質なのだという覚悟も必要です。
だって、そんな簡単な気持ちで結婚したのではないでしょ?
強さには巻かれるのではなく、強さの奥にある弱さも感じないといけません。
一見控えめに見えている人は芯が強い。
何故なら、人にわかって貰いたい人間は声高ですが、これは逆に小心者です。
だから理解をしてもらわないと困ると考えているから自己主張が強くなるのです。
反対に自己がしっかり確立できている人間は、人に同思われるかを心配していません。
こうして、一見表面上で見えていることなんて、ほんの一部ですし、本質とは逆であることが殆ど。
この事がお互いに見えてくるのが、結婚の楽しさであり、妙でもあります。
この互いの理解が譲り合いを生みます。
これが出来る夫婦が、良い組み合わせというか良い相性というのかな?
本当の強さって何なんだろうと、又宿題が増えた、今日この頃です。
では今日はここまで