小倉優子さん「騙すならばれないように」
先日も書きましたが、俳優の原田龍二さんの不倫報道で、私しか言えないだろうという本質を書きます。これは悪者になる覚悟です。
不倫がばれて、直ぐに記者会見して、妻にも謝罪したと発表されました。
しかし、この形が、一般の家庭に通用するかと言うと、そうではありません。
私の所を訪れる相談者は、皆、夫の浮気を知った時に、夫を責め、夫の謝罪を求めるのです。
でも、ここが芸能人と一般の人と違うのは、「なくす物が多い」と言う事です。
もちろん芸能人と言えど、一人の人間ですから、家族を失う事になるのは嫌でしょう。
しかしそれ以上に、芸能人は人気商売だと言う事を忘れてはいけません。
だから、謝罪をするのは、世間に向けての事なのです。
1、コマーシャルを頂いているスポンサーさんへの謝罪。
2、ドラマや映画を撮っている仲間や、関連企業。
3、そして自分の所属している事務所。
4、その上で一番大事なのは、応援してくれるファンの方々。
5、そして妻や家族
そして多くの迷惑だけに留まらず、実際には、金銭的な影響が大きく出てきます。
これだけ多くの方への迷惑を考えると、まずは謝罪です。
そういう芸能人の謝罪画面を見ている一般人は、浮気が発覚したら、夫は妻に詫びるはずだと思い込んでいますが、実際は違います。
一般人は、芸能人のような、周りへの被害は、大きくありません。
まして、夫が離婚を念頭に置いているような段階になると、妻に謝るはずがないのです。
それどころか、妻の悪態を責めて、夫はどうにか自分の浮気を正当化します。
そして、妻を毎日のように責めて、妻を凹まします。
そこで、叩いて、凹ました後で、養育費を貰えるだけましという所までの心境にさせる夫がどんだけ多いか。
ま、そこまでじゃなくても、夫は妻に謝る気はサラサラないと言う事を、覚えておいてください
そうでないと、本当は夫も離婚までは考えていなくても、妻の詮索や攻撃に辟易して、家庭を守ろうという気を失います。
それを解らずに、「浮気がばれたら、謝るのが当たり前」とばかりに妻は夫に謝罪ばかりを求めると、夫も「やかましいから、とりあえず謝るふりをしておこう」と言う事になります。
つまり、謝罪は「心から」と言う事ではなくなります。
解るんですよ、妻の考えは・・・・
確かに、謝ってくれないと、反省もしないだろうし、反省をしない人が今後の改善の努力なんて出来るわけないという考えは・・・・・
でもね、妻が考えるように、夫は「妻にばれたら、浮気を止めよう」なんて、考えていません。
むしろ、浮気をする原因は妻にあるんだ、なんて風に実は考えている人も多いのです。
そんな中で、妻が鬼の形相をして、「謝れ」となると、浮気の事を横において、対立姿勢しか生まれないのです。
しかし、妻は、夫の浮気を許す事で、そこの一山を超えたいと考えているので、まずは、反省をしてほしいと、「話し合い」という場を持つのです。
でも、そこから先は、先ほど書いた通り、夫はそもそも、浮気をすることを心から反省はしていないので、話し合いを早く終わらせようと、曖昧な謝罪だけをして、その山を下山するという事になります。
だから、話し合いをしてはいけないと私が常、日ごろから、言っているのは、妻に悪いと思うのは、もっと後です。
そこに謝罪の強要をすると、敵対心しか生まれません。
でも、中には その逆で、妻が浮気を責めずに、妻にも原因があると謝罪をする妻もします。
それはそれで、困ってしまうんですよ、夫は。
何故なら、そういう場合の本当の原因は、夫がセックス好きで、妻では満足が出来てない場合が殆どで、それを謝られたら、逆に夫は責められている気になってしまう。
その上で、妻が「私、もっと変われるように努力します。」なんて言ってしまうと夫は「やめてくれ~」となります。
本当に、困ったものです。こういうセックスの不一致の場合は、努力とかの問題ではなく、
嗜好の問題なのです。
だから、努力で何とか出来る事ではないのですが、こういう真面目な奥様の場合、何でも努力で問題は解決できると思っています。
往々にして、こういう妻の場合は、幼少期からピアノのレッスンなどを受けていて、努力が全ての向上につながると考える癖があります。
しかし、セックスだけは、努力とかとは別の世界なのです。
それを私が言えるものでもありませんが、簡単に言うと、ご主人はとてもスケベな男なのです。それは平凡な事では飽き足らず、もっとエッチな事を極めたいのに、「努力」という言葉を言われてしまうと、それは努力の反対側にあるものだと、言いたいのだと思います。
(何故、男性の代弁をしているんだろう?私って)
ま、とにかく、真面目なタイプの妻は、それはそれで、始末に困る。
かと言って、鬼の首を取ったかのように、夫を責めに掛かる妻も困ったもの。
それが、先日の原田龍二さんの会見で、現れています。
「よく出来た妻」には、原田さんは、適わないのだと思います。
子供の大きくて、家でそんなに夫婦がイチャイチャした事は出来ないのでしょう。
ましてやよくできた妻は、夫にとってはおっかなくって仕方がない。
その上、エッチで性欲が強い夫は、怖い妻を相手に欲情するはずがない、という構図が見て取れます。
つまり、妻と原田さんとは、もう長年夫婦じゃなかったのかもしれません。
そんな中、自分の言うがままに、性欲の処理をさせてくれるようなファンが現れ、そこを狙った訳です。
とても下品な話かもしれませんが、原田さんには必要悪だったように思えます。
だから、原田さんの妻も気の毒ではありますが、正直、そんなに夫を責められるものでもないと思うのです。
原田さんの浮気には前科があるとしても、やはり、性欲の強い夫をそのまま、世に放つと、ろくなことがない。
かと言って、妻がお相手をしてやるでもないとしたら、男はどうすればいいのか?
私には答えはありません。
男の性慾に対して女性の私が概念としては分かっても、実際にはどうすればいいのか、答えは見つかりません。
ごめんなさい、カウンセラーと言えど、そこを掘ると、別のカウンセリングになってしまいます。でもある意味、そこの専門家になれると、私、大金持ちになれるのですがねぇ。
話を戻します。
夫が妻に謝罪するのは、妻の事が怖いからです。
怖い妻には、普段から、指一本触れてない、と言う事も多くあります。
そんな関係性なのに、そこに謝罪を強要したら、もし謝ったとして意地だけしかなくなります。その謝らせる事を話し合いと言う事だと誤解をしていると、取り返しのつかない事になります。
大事な事ですからもう一度、書きますね。
男という生き物は、そう簡単に謝るものではありません。
悪いと思っていれば、そう思う程、よけいに謝りません。
それを力づくで謝らせて、夫婦が修復できると思ったら、大間違いです。
芸能人が妻にも世間にも謝罪をするのは、人気商売だからです。失くす物がいっぱいあるから謝罪するのです。
でも貴女の夫が本気で、貴女に謝ったら、貴女を失ってもいいという覚悟が出来た時かもしれません。
本当は探偵を雇って浮気の証拠を、掴みたくても、それをしたら、お金が高くつくから、夫を責めて、白状をさせたら、タダで済むとばかりに白状させるという行為が、夫を引かせてしまい、夫婦関係にヒビが入ります。
タダほど高くつく事はないですね。
では、責めずにどうしたらいいか?
そんな大事な話は、このオープンな所で書けるはずがない。
どの家庭の夫も、全部同じタイプではないのです。
個々の話をお聞きしないといけませんし、個々のケースに適した、解決策は それぞれ別でもっと、それはクローズなところでする話です。私と内緒話をしましょうね。
では今日はここまで。