早く終る浮気と、離婚になる浮気の違い

テーマ:有名人の不倫

またまた芸能人の浮気がワイドショーを賑わしています。
少し前でいうと千原せいじさん。
浮気が文春の記者によって明るみに出て、奥様に謝ってその浮気は終ったようです。

又一番近々で言うと、俳優の原田龍二さん。
これも車中のデートを週刊誌の記者が記事にして、記者会見。
それを家族に謝って、事なきを得たそうです。

やはり、浮気が深刻になるのと、ならないのの違いは、その浮気が始まったばかりというのが、深海にはまらなくて済むようです。

もちろん、この後、どうなるかは、本当の所はわかりませんが、浮気を早く終らせるには
浮気の初期の頃に、判明することだと思います。

その理由は、浮気が初期のころは夫はまだまだ罪悪感があるという事です。
その上で、浮気相手とも、「情」や「絆」が生じてないのです。
だから、冷たい言い方ですが、浮気相手とは、しがらみもないので、冷たいくらいに切れることが出来るのです。

それが半年、1年と経ちますと、浮気自身が、市民権を得て、色んな繋がりが出来てしまっているので、情が発生し、中々簡単には縁を切る事はできません。

傷も付き合いも浅いうちが、別れを簡単にしますが。やはりこの逆で付き合いも長くなれば付き合いの種類も深くなるのです。

それに、今回、この芸能人二人に共通して言えるのは、妻にばれていない段階にマスコミに先に嗅ぎつけられたという特徴があります。

マスコミにリークされ、夫が何らかの制裁を受けてからだと夫は、すでに謝罪をしているのです。
それから妻に、自分の口から謝るという順番がいいのでしょうね。
妻も、実は腹を立てたいところだろうけれど、すでに夫はマスコミに叩かれたあとだから
弱っているのです。
その弱った姿を妻がテレビを通し、見た後だから、妻の自分まで夫を叩くことが出来なくなるのです。
だから、夫も素直に妻に謝罪をすると言うか、妻の元に帰っていくという構図が出来上がります。
そして、マスコミに妻よりも先にばれて謝罪会見をすると、世間を敵に回すので、夫の味方は妻だけみたいに思ってしまうのです。

これは有名人ならではの特徴ですが、それに反し、一般人の浮気は、世間に謝ることもなく、世間の視線に監視される事もありません。
だから、芸能人の浮気と、一般人の浮気を横並びで、比べる事はできませんが、やはり、浮気の年月が浅い方が、浮気相手と別れる事が簡単に行くことには違いありません。

私が常日頃書いている「夫婦は話し合ってはいけません」の根拠になる理由に、妻と夫が浮気について、話し合うと、そこでは、敵同士になってしまうのです。

何なら、妻が夫の浮気に気付くまでには、そこそこの時間を要します。
その長い時間の中で、夫の浮気は不倫へと発展し、それが芽を出し、花開きます。
そうなると、浮気相手も自身の存在感を主張し出すようになり、簡単に別れる事が出来なくなります。

そして同時に、妻も自分や家庭の大事さを話し合いで、とうとうと、説いて行きますが、夫にすればそれは、問い詰めや、責める事になってしまいます。

そうなると、夫には反発という抵抗心がわいてしまいますので、やはり、ここでも、浮気の年月は浅い方が、夫と妻の敵対心までは、生まれてないのです。

だから話し合いで、浮気問題を片付けようとしても、夫は反発しますし、妻がそれを勘付いた時点で、かなり、浮気の年月は経っているので、それを妻が話し合いという手法で解決しようとすると、叱責になってしまうのです。

浮気問題を野放しにしろとは言いません。
でも妻が気付いた時点で、それはかなり深海に嵌っている段階だから、話し合いで解決しようとするのが、土台無理なのです。

では、どうしたら、いいかと言うと、夫を叱責するのではなく、やはり芸能人同様、周りからの圧力を掛けるしかありません。
つまり浮気には、間接的な外的圧力。
これが一番有効です。
妻の好きな?話し合いは夫にとっては、拷問でしかないのです。
そして、そういう話し合いが繰り返されると、離婚になる確率がぐっと上がってしまうのです。
芸能人は、世間を相手に商売をしています。
しかし、一般人は世間の目はないかというと、サラリーマンも、周りの人間関係という世間の評価があります。
会社の上司や部下。
色んな人間関係があるので、芸能人よりは世間の監視は少なくても、社会の目にさらされていることには間違いありません。

まして勤務先の同僚と不倫をしている夫などは、会社という社会の目にさらされているのです。
だから、ある意味、この社会の目のさらし者になる事への恐怖心は持っていますし、出世に関わる恐怖心も持っているはずです。
なので、妻が、夫を叩くよりは、社会的な制裁があるという恐怖心を感じさせる事のほうが、ずっと夫は反省をするのです。

それなのに、妻が話し合いと言う名で、夫を責めるため、夫にすれば妻が一番の敵になってしまいます。

人間は、芸能人であれ、一般人であれ、大なり小なり、社会の目にさらされています。
浮気をする本人が一番、本当は世間を恐れているのです。
それに足して、妻までを恐怖の相手にしてしまう事は、私は反対です。

何故なら、妻が敵と化してしまうと、夫は、世間を恐れ、妻を恐れ・・・・・
そしたら、頼る相手は浮気相手しかなくなります。
そうなると、夫は浮気相手と、二人で、益々孤立感を高め、二人の結束力は高くなるのです。

妻が、話し合いという手段で、夫婦のあり方を見直したいと思っていても、そのお手法は夫を責めるだけになってしまいます。
そしたら、浮気相手と、手に手を取って、駆け落ちのような心境になるのです。
これが別居を呼び、離婚へとレールを引くことになります。

妻は良かれと思っている話し合い・・・・・実はこれが離婚へと進めてしまうことになるケースが非常に多い。
これが、離婚か、修復かの、違いです。
では今日はここまで。

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Mybestpro Members

村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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