相(あい)反するものは望めない

テーマ:夫婦相性そもそも論

ちなみに私は、血液型O型です。
決して血液型占いを信じるわけではありませんが
(占いはあまり好みません)O型はギャンブル好きだそうです。
そして多分、私はギャンブルが好きだと思います。
でも、ギャンブルはしません。

パチンコに行った事はないとは言いません。
地方で、コンビ二が無いときも、パチンコ屋はあります。
お手洗いを借りるお礼?に、少しだけパチンコを打ったりもします。

でも、決して、のめりこむ事はありません
おトイレを貸して頂いたお礼分に10分くらい、玉を撃てば
なくなった時点で、パチンコ屋を後にします。

私は、男気性ですから、多分、勝負事が好きです。
ただ、お金をあまり持っていませんから、そのお金を、
使うのがもったいなくてギャンブルに使わないのだと思います。

聞くところによると、パチンコは、所持金が カツカツで行ってもダメだそうです。
少しは、お金を捨てるくらいの覚悟がないと結局は勝てないそうです。
その点で言うと、私は、お金を捨てるなんて、もったいない事はしません。

そういう意味ではケチですから、結局、遊びでお金を使えないのでしょうね。
だから、宝くじも買いません。
宝くじで当たるほど、運が良いとはイメージできないのです。
そもそも、私の人生が、運のよい方か、そうでないかは、私は解っていますから
棚ぼた式に宝くじが当たるほど、私の人生、ラッキーではありません。
だから、ギャンブルはしません。
また、負けん気が強いので、負け戦はしたくないのです。

亡き母の教えは「労働以外からは、お金は入らないと思え」でしたから、
株も、不動産も持っていません。
投資なんて事は大嫌いです。
何故なら、人(自分以外の者という意味)にお金を託して、
それが増えることを、指を加えて見ているなんて、性に合いません。
他力本願が好きではないのです。
だから、私の人生は一生働かないといけないと思っています。

そんな中、相談者の中に、夫が不動産や、遺産相続で大金を持ち
暮らしに不自由ないという妻がいます。

それが幸せか、どうかは個人の価値観ですが、最低限の生活保障がある事は、一定レベルの幸せは手に出来ています。しかし裕福な方ほど心が寂しいようです。

私などは、雨風しのげる家に住めるだけでも幸せと考えますが、
与えられている事が当たり前になっている人は、求めるパイが大きいのだと思います。

以前のコラムでも書きましたが、お金と心って、相(あい)反するもののようで
お金を儲ける事が上手な人は、どんどん心を失っていく傾向にあるようです。

ある大会社の夫が、地位も名声も全てを手に入れて、浮気ばかりを繰り返す夫と
どうしたらいいかという相談があります。
妻も生活に不自由がないものの、後は、夫の愛だけが得られないという悩みを聞きました。

でも、ご主人は、お金という悪魔を追いかける上で、シビアに従業員の首を切り
コストパフォーマンスを求めたのです。そういう上での出世なのです。

そういう風にある意味、現金なご主人だからこそ、今の暮らしを手に入れられたのかも
しれません。

妻が今、後、求めるものは、夫の愛だとしても、その暮らしを築く過程で
夫は、「愛」なんてものを切り離してきた結果の今、なのです。

その切り離した結果、心を失ってしまった夫がいるのです。
夫は恐らく、お金儲けが上手な、ロボットになってしまったのです。

でも悲しいことに、ロボットだって燃料が必要なのです。
ロボットの求めるガソリンは、心がなくてもいいのです。

名声を保つために、連れまわして、格好の付く、若くて綺麗なおねえちゃんが必要になるのです。

若くて綺麗なお姉ちゃんは、地位も名声も手に入れた大の男に、説教はしません。

でも、妻の貴女は、「今の生活に、足りない物」として夫に、「心」を求めます。
何なら説教もしたがります。

当然、夫の成功を支えたのは妻かも知れませんが、夫は地位も名声も手に入れた結果
心を失っていますから、「人として足りない物=心」なんて説教の意味が解りません。

それよりも、今の成功を『かっこいい~』と羨望の眼差しで見てくれる、上目使いの
女性が欲しいのです。

でも妻は、ともすれば、「私も共に苦労をして来た」とばかりに、夫を見下します。
「家族として心を失っている」と説教モードで、夫婦のあり方を唱えます。

私がこれがダメだと言えば、反発を食らうのは解っています。

でも、物の道理として、優しさと成功は両立しないという事を解って欲しいのです。
成功者は、それまでに、「情」を切り捨てて、のし上がってきたはずです。

だから、優しさも、強さも、心も・・・・と全部が、一緒に成り立たないという
物の道理を知って頂きたいのです。

私くらいの年齢になると、自分に与えられる「分量」が解ります。
だから、そこそこ仕事をして、そこそこ生活するラッキーは与えられます。

カと、言って、朝から仕事もせずに、パチンコ屋さんに通い、それでいて
勝てる幸運は、私には与えられていません。

だから、朝の開店前からパチンコ屋に並ぶ妻たちは、夫に食べさせて貰っているという
幸運な人生なのです。

私の所に、来られる方は、結構裕福な方が多いです。
なので、私より、一段上の、悩みを持たれています。

働かなくても食べていける幸せ・・・・・
それは、貴女にとっては、当たり前のことかもしれませんが
それすらも、手に得られない人生もあります。

自分が手に出来る幸せを、自分で、計れるようになりましょう。

あなたは夫の愛情が受けられず、悲しいかもしれませんが、そもそも
貴女の夫は、出世する中で、心をどこかに置き忘れてきてしまったのです。

それを貴女は、夫と共に「家庭」を作りたいと思っても、ある意味、無いものねだりです。

確かに私も全て、手に入れて生活したいですよ。
でも、人の手に入れられるものって、バランスが取れているのです。

私がギャンブルをしたら、多分、一瞬で、お金を使い果たし、借金をするでしょう。
だから、ギャンブルもせずに、働き続けることが、ちょうど良いと思うのです。

多分、私は勝負師の性格をしていますから、根っこではギャンブルは好きだと思います。
でも、それは、私が望んではいけない遊びなのだと思います。

私がギャンブルが心おきなく出来るときは、アラブの石油王と結婚したときくらいだと主もいます。

でもこんな事を友人に言ったら、アラブの石油王と結婚する時点で、もっと素敵な
次のステージが見えているでしょう、という事です。

だから、今、自分の「分際」というものを、わかりながら生活しています。
恐らく、やったら嵌ってしまいそうなゲームも、嵌りそうだから、逆にやってはいけないと
思いながら暮らしています。

望めることと、望めないこと。
ここに覚悟がもてたら、人生って楽ですよ。

貴女が望むものは、もしかしたら、無いものねだりかもしれません。

でも・・・・それが諦めきれないから、私に相談してくれたのか?

私にできる事は、望めることと、望んでも無理な事を教える事です。
それでも、望みたいなら、それはあくなき追及ですから、自分で挑戦するのは自由。
でもね、叶わない夢を追い求めるのは、若いときは素敵なチャレンジです。
しかしある程度の年齢になって、自分が出来ない事を相手に望むというのは
チャレンジとは言いません。

まして、色々、自分にブレーキを掛ける事をお勧めしても、
「それはできない」と言われます。

そのくせ、夫には「こんな風になってほしい」と望まれます。

自分は出来ないくせに、夫には変わって欲しいと望むなんて、これを勝手と言うのです。
勝手は、勝手な相手が付くのです。

案外、貴女と夫は、似た者同士かもしれませんね。
知らんけど・・・・・

では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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