夫は浮気を反省しない。
例えば、旅行等で言うと、行った事のない場所や、国に行きたいと思うのは、当然ですよね。
見たことのない景色や体験は、興味をそそりますよね。
でも、これが人生の岐路の話になると、未体験のことには、それを体験する事には「勇気」が必要になってくるわけです。
それが例え、自分のためになる事と言われても、中々勇気も一歩も出ません。
これは、何故でしょうか?
それは、未体験の事ですが、自分の中でイメージしてしまっているのです。
つまり、その人にすれば、見たことのない風景ではなく、自分で決め付けている固定観念があると言えます。
これが旅行となると、海外の写真を見て、「あ~その透明度のある湖を一度、見てみたい」と期待を何倍も膨らませます。
でも、人生において未体験の道は、歩いた事がないから、歩きたくないという理由になります。
歩きたくない道は、いくら人に勧められても、歩こうという意欲は沸きません。
さ、これを夫婦問題の「取り組み」という言葉に置き換えてください。
見たことない風景は、私、村越という添乗員がエスコートします。
それが例え、その道には良いイメージがもてなくても、添乗員はその道を知っているのです。
そして、その道を歩かないと、本当の良い景色には出会えないのです。
貴女が本当に見たい景色は、ゴールにあるはずですが、ゴールに到達するには、どうしても通らないとならない過程なのです。
でも、貴女が望んでいるのは、その到達の手前にある道が、怖いから、できればそこを、通らずに、ゴールに直接行ける道を教えて欲しい・・・・・それが貴女の本音です。
どれだけ飛行機が嫌いで乗りたくないと思っても、北海道に行くには、飛行機に乗るしかないのです。
もちろん、時間がゆっくり取れる方なら寝台列車の旅もあるでしょう。
でも、そんなにのんびりしている暇はないので、飛行機を使わないと、間に合わないのです。
夫婦の浮気問題に、そんなに時間を掛けている暇はないのです。
でも何故、そんなに飛行機が嫌いか?というと、「落ちたら怖い」と考えているからだと思いますが、本当に落ちるなら勧めません。
夫の裏切りに苦しみ、今が充分苦しいから、もうこれ以上痛い思いをするのは嫌かもしれませんが、やはり本当のゴールを目指すなら、その前にあるトレーニングは苦しいのは否めない。
でも、貴女が思っているような苦しさではないですから。
ただ、貴女がそんなトレーニングさえも、ただただ、いやなイメージしかもてなかったら、確かに、やる気は出ないでしょう。
それが見たことないことへの、貴女の固定観念であり、決め付けです。
そんなに、貴女が思うほど、しんどい話ではありませんから。
では今日はここまで。