夫という生物を学ぶ
よく相談者に聞かれる事が 夫の浮気が本気か、どうか?と問われます。
この質問はどこから来るのか?というと、その本気かどうかを相談者と夫とが交わした会話だからです。
妻が夫の浮気に気付いた時に、「どこまでの関係なのか?」と夫に問い質したら
◆身体の関係はない
◆深い関係ではない
◆相談事をされただけ
◆気持ちの上で安らげた
そういう言い訳を夫から聞き、一線は越えてないと思った上での、私への質問です。
と、いう事は精神的な繋がりならば、いいのか?です。
しかし、一線を越えてないと聞き、そこに安心してしまって、問題をケムにまかれたことに気付いていません。
妻とは、もし精神的な繋がりを無くしてしまっていて、浮気相手とは心の上で繋がっているとしたら、それこそ問題だと思います。
【本気か遊びか、は妻が決められない】
私が思うには、浮気が本気か、遊びかが問題ではなく、妻との繋がりより、浮気相手とのつながりの方が濃いのであれば、
それは付き合いの種類は問題ではない。
逆に妻と、普段からセックスがあり、浮気相手とは、精神的にだけ繋がっているというケースはありませんし、それならばそれは浮気ではなく、むしろビジネスパートナーなどですから、妻に疑いを持たれる必要はないのです。
それを、浮気かどうかを疑われて、その答えが、一線を越えてないということなら、それは妻の疑いをかわした口実なのかもしれません。
つまり、身体の関係がないというのは、「誰も見たものがいない」から、そんな風に言っているという事です。
ここで一番問題なのは、夫の行動に怪しい部分があり、それを浮気と疑った結果、夫からは上記のような答えが返ってきたというのならば、それは真実とは違う可能性があります。
【疑わしい時はほぼ、事実】
探偵会社の調べですが、疑わしいと思った時は ほぼ8割がた、その疑いは正解です。
それを特に証拠も無く、夫に問うから、かのような答えが返ってくるのです。
変な例えですが、刑事が取調べをする時は、犯人がどのような返答をするか、ある程度の根拠というアリバイや証拠を刑事は掴んで、取調べをするのです。
要は事実はひとつな訳で、その事実にどのくらい犯人の答えが乖離しているか、矛盾を追及するのです。
刑事は犯人を信じたいとは思っていません。
かといって、根拠もないのに、頭から疑って掛かる事はしません。
疑うべき根拠があるから、その疑いを、晴らすでもなく、押し付けるでもなく、「そのまま」を表面化させるだけです。
逆に言うと、妻と精神的な繋がりが無く、浮気相手とだけあるとなると、それこそ問題ですが、そんな事は浮気の世界ではありえません。
心身ともにと言う言葉があるように、心が繋がっている段階で、その前に肉体も繋がっています。
恋愛のゴールという結婚もして、男女が親しくなるという延長線にあるものを一度人生で経験している大人が、高校生のように、公園で話だけして楽しかったという時代には戻れないのです。
ただ、妻の願いが、深い関係であってほしくないという願いを夫も判るのと、一線さえ越えなければ不倫ではないという変な決め付けを、妄信しているので、そこにさえ寄せておけばいいというアイデアが、深い関係ではないという言い訳を言わせます。
私は成人した男性が、高校生のように、お手々つないで、公園デートなんて、在りえないと思う一人です。
【大の大人が精神的な付き合いだけでは済まない】
精神的な付き合いと言われて喜んでいてはいけません。
本当に精神的に付き合っているなら、それはもう、逆に「同志」ですから、不倫について共鳴できる同志なので、より危険なつながりだと思います。
しかし、どっちがいいかは、軽々に言えませんが、まだ、身体の関係があるという方が、軽くていいですね。
では今日はここまで。
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