浮気の奥には「モテたい願望」
オノマトペ
オノマトペとは、物の音や声などをまねた擬声語(ざあざあ、じょきじょきなど)、あるいは状態などをまねた擬態語(てきぱき、きらきらなど)をさすことばという意味だそうです。
さて、このオノマトペを最も良く使う県はどこだと思われますか?
先日、テレビ番組で放送していたのですが、それは大阪府だそうです。
関西人は、人に道を聞かれても、「そこの四つ角をキュッと曲がって、ずーっと行ったら、団地がバ~っと立ってるから
その団地の端から,チョンチョンと3つ目の棟や」と色んなオノマトペを用いて、説明してくれます。
関西人の話が、漫才を聞いているようだとか、関西人は人の話を聞く側に回っても、オチを期待するように、話を面白くする事を大切に考えてます。
何故、関西人気質がそうなのか、理由はわかりませんが、確かに話も、説明も、サービス精神が含まれています。
県民性の観点から考えると、そういう意味では、オノマトペは、「伝えたい」という気持ちの表れだと思います。
関東人のシンプルな物言いと比べたら、大げさに聞こえるかもしれません。
各言う私も関西人ですので、話をしても説明が過剰になる事はありますが、ある意味親切だと思っています。
話をしながらでも、「伝わっているかどうか」を常に気にしながら話しています。
そういえば、昔、東京出張に行って夜、予約を入れていたホテルを探しました。今みたいにスマホのナビが無い時代です。
プリントアウトした地図を片手に、薄暗い夜道を歩いていたら、帰路を行くサラリーマンがいました。
そこそこ管理職くらいの年齢の方ならば、近辺の事は良くご存知だろうと、「すいません○○ホテルに行きたいのですが、
お分かりになりますか?」と、尋ねました。
そうすると、その地図にちらっと目をやると、その男性はそのまま通り過ぎて行きました。
決して 私の声が聞こえてなかったというわけではないと思います。
男性にとっては教えてあげたくなる美人でもなかったかもしれません。
もしかしたら、そのホテルはご存知なかったかもしれません。
それでも、関西人の私にしたら、「何かひと言、あるやろ」と思います。
関西の人なら、道を聞いて、自分が知らなかったら、「俺、ここら辺の者と違うから」判らないことを告げてくれますが、近所の道をよく知っている酒屋のお兄ちゃんにつないでくれたりと親切にしてくれます。
道を尋ねている人を、他の人が目の端で見ていて、必ず、「ぁ~ぁ~あそこや」と聞いてもいないのに、いっちょ噛みしてきます。そんな風に、何人かに守られながら、目的の場所まで、団体でエスコートされ現場に到着するなんて事はよくあります。
これを、他の県の方はお節介と呼ぶのかもしれませんが、そういう土地で育った私ですから人に道を尋ねられ「無視」という答えはないのです。
親切にしてもらって当然・・・なんて事は思っていません。
でも、恐らく、心のどこかで、尋ねたら答えてくれると思っているのですね。
夫婦でも同じ事。
○○したら、○○で返してくれると、心のキャッチボールを、期待している事ってあります。
自分なりに問いかけしたら、それには、答えが必ずあると思うのは 自分のルールであって、相手のルールとは違うかもしれないと思うと失望もしないのです。
世の中には色んな人がいます。
私が道を聞いて、その場所を知らなかった人は、無言で立ち去るという人もいるかもしれないのです。
夫婦だから、期待や疑問に応えてくれるというのは 私流の思い込みで、「答えたくないことには応えない」という人だっている事を、知った夜道でした。
ちなみに、私が聞いたのは、新宿ワシントンホテル。
私が道を聞いたのはホテルの裏側。広い敷地で、裏は、薄暗い寂しい場所です。
表に回ると、正面の明るい玄関が開けていました。
そんな、敷地内のような場所で、道を尋ねている人が馬鹿に見えたのか、そのサラリーマンの気持ちは判りませんが、
「私の住む大阪の人は、皆、教えてくれる」という甘え?があったのかもしれません。
こうした県民性というのが夫婦の考え方に違いを生むこともあります。
こうした事を夫婦に例えるのは違うかもしれませんが、夫婦だから親切に、妻の問いかけに応えるというのは決め付けです。
何か夫婦の間に不協和音が生じていたら、それは他人以上に冷たい・・・あるいは、余計に警戒をしている関係性に陥っている事もあるので、
「聞けば応えてくれる」という自分の思い込みを、ちょっと考え直しましょう。
では今日はここまで。
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