今日は大事な話です。
今日は夫側に読んでもらいたい。
またまた芸能ネタですいません。
一発屋芸人の誉れ高い、コウメ太夫さんの事を書きます。
先日、テレビを見ていて、彼がお付き合いをしていたグラビアアイドルの加藤悠さんとが、仲たがいして、公開仲直りという場面が放送されました。
コウメ太夫さんは、口では言いにくいからと、書いてきた手紙を読み上げました。
ここまでなら、「僕とお付き合いをして下さい」とか「結婚してください」と、なり「こちらこそよろしくお願いします」と彼女が返事をして涙を流すという、よくあるプロポーズ場面になるはずでしたが、実はこの先が、45歳の大の大人の発言とは思えない展開に見ていた私は口をあんぐり開けてしまいました。
要約すると
■仲たがいの原因は、加藤悠さんにも悪いところがあり、それに僕は腹を立てた
■今後も仲良くしていきたいが、それには加藤さんが短所を改めてくれる事が前提だ
■僕にも悪いところはあるけれど、色々我慢をしてきたからお互い様だ。
つまり、もう一度仲良くしたいけれど、こんな風に喧嘩になったのは、加藤さんも悪いと言っているのです。
私は一回り以上も年齢の違う女性に、大の男が、こんな事を言うか?驚きでした。
結果は同じだったかもしれませんが、彼女はこんなプライベートをオープンにして、メディアの前に出てきたのです。
陰では彼女の売名行為かも?と言われてますが、全盛期ならともかく、旬の終えたコウメ太夫さんを踏み台にするメリットはあまりありません。
それより、コウメ太夫さん、少なくとも仲直りをしようとテレビに出てきたはずです。
ここは、二人が仲たがいした原因より、「自分が悪かった」と大人になって、頭を下げる方がずっと相手には通じるのに・・・・謝る前に、相手の短所を述べるなんて・・・
最初から、お互いに喧嘩をしたことを反省しているモードなら、そのコウメ太夫さんのやり方でもいいでしょう。
でも、加藤悠さんは少なくとも、もう別れたくらいのつもりで、心は離れているのに、そういう人の心を取り戻すのに、まだ、「加藤さんも悪かっただろ」なんて、もうイタイです。
実は 私の所に相談に来る男性にこのタイプが多いのです。
妻が夫に離婚や、別居を決意して、もう修復不可能だと宣言している相手に、「妻にも悪いところがある」というなら、もうそれは修復する気はあるの?となります。
私は人間関係のもつれは、どちらか一方だけが悪いなんて思っていません。
大なり小なり、互いの短所が起因していると思います。
物別れで、別れたいなら、相手の欠点をあげつらっていればいいのです。
でも、そんな短所のある妻とも寄りを戻したいのは、夫なのです。
何をさておいても、ここは、「お願いだから戻ってくれ」というべきところを
こうなったのは、妻も反省をすべき、なんていっちゃうと、
「私は自分を変えてまで、修復は望んでいません」と言われるのです。
そうですね~今からちょうど、8年位前だったか、ある男性からの相談で、妻とは家庭内別居で、
「妻は近々、離婚をすると言ってますが、僕はしたくありません」という、当然の答えでした。
でも、そこまでに至る原因を聞くと、夫の借金もあったがそれに対しての妻の暴言を許せないというのです。
妻も腹が立ったかもしれないけれど、僕も耐えてきた、というのです。
だから、夫婦修復はしたいけれど、妻がこれまでの暴言を詫びて、二度と言わないという約束をしてくれないと、円満にはいかないだろうと、というのです。
だから、修復を望んでいる夫から、妻に条件を出して、条件付きで、修復したいと言ったそうです。
もう、ここで その夫は玉砕です。
何度も言いますが、私は夫が悪いとは言っていません。
こうなったのはお互いに、悪いところがあったのでしょう。
でも、そんな事を経て、今、夫婦は別れようと奥様は言っているのです。
夫はそれを引き留めたいのです。
その引き留めをしつつ、「妻の君も悪い」と同時に言ってしまっているようじゃ、修復しましょう、なんて妻は思うはずがないという、「立ち位置」を知らないといけません。
妻は逃げている・・・・夫は追いかけているのです。
男性はこれをわからない人が非常に多い。
妻は、そんなこんなも、色々あって夫と別れたいと言っているの、それを引き留めるには
無条件降伏しかないと思うのです。
そこで、偉そうに妻に条件を出すなんて・・・・そもそも妻は復縁を望んでいないという事を知らないといけません。
その離婚しか考えてない妻を引き留めるのは、もう土下座しかないと覚悟が必要です。
夫としてはプライドもあるでしょう。
また、妻の短所に耐えてきた夫しての我慢もあったでしょう。
でも、今は、そういう生活も、もう終わりを迎えようとしているのです。
それを、とにかく、防ぎたいと、夫のあなたは悪あがきをしているくらいの最終段階にきているのに、
そこでも、妻が変わる事を期待する・・・なんて、そんな上から目線じゃだめです。
なりふり構わず妻に土下座する姿勢が必要です。
では、妻の短所は、いつになったら、改められるのでしょうか?
それは、何とか、夫婦がやり直そうと、お互いが了解を得てからの話です。
まず最初に夫であるあなたの反省する部分を述べ、謝って、互いに心が通い合ってからです。
そこまで、あなたが、降りてきたら、やっと妻も「いえいえ、私も悪いところはいっぱいあるわ、ごめんね」となりますが、今は言うべき時ではありません。
奥様とは決裂している段階で、妻の気持ちが、引くような発言はご法度です。
妻の短所を述べていいのは、もっと先です。
今はとにかく、全面降伏でいいのです。
プライドが許さず、全面降伏が出来ないなら、もうプライドを優先するしかありません。
今は、戦いではなく、戦いをやめたいのでしょ?
それなら火に油を注いで、相手を怒らせてどうするの?と思います。
今日は珍しく男性に向けて書きました。
では今日はここまで。