不倫後の夫婦修復
連日、文春砲ならぬ、松居砲が発射され、ワイドショーは、日々この話題でいっぱいです。
そんな中、14日、渡辺謙さんの妻、南果歩さんが映画発表の場で発言したことを受け、夫の渡辺謙さんも釈明会見を開きました。
これまで沈黙を守っていた謙さんは、ようやくメディアの前に姿を現し、潔く不倫を認めました。
不倫については弁明の余地がない事も告げ、その上で果歩さんには謙さんに「役者として積み上げて来たことは何ら、ゆるぎない」と言われました。
素敵な言葉です。
謙さんをとても尊重している言葉です。
恐らく渡辺家は、これで不倫問題は終息に向かうでしょう。
それに比べ、松居家は、益々ヒートアップする様子を見せています。
若干ワイドショーも面白がってきているようで、今や、松居さんも鬼ごっこをしている感があります。
いずれにせよ、松居さんの問題は離婚へと向かうでしょう。
この差は何だと思われますか？
つまり松居さんは、夫婦の亀裂は、妻の松居さんが原因ではなく、夫の船越さんであり、その周りの女性たちだと言わんばかりに、プライベートな手紙まで公開しまくっています。
ここまでして、相手を傷つけて、夫の社会的メンツまで潰して、「妻という被害者」と言ったところで、誰ももう同情しないでしょう。
私の所にお越し下さる相談者も、よく似た経緯をたどる方が多くいます。
浮気をする夫の親や職場に、「相談という名の公表」をさんざんして、もう夫は立場がなくなっています。妻の親にも顔向けも出来ず、今後の親戚付き合いにも支障をきたすくらいの恥をかかせます。
妻の理屈からすると、悪い事をしたから当然だと言わんばかりですが、そこまでしていながら、結局は夫婦としてやり直したいという。
これでは夫は訳が分からなくなります。
私がいつも言うのは、せめてご主人の尊厳だけは残してあげよう、です。
つまりいくら悪い事をした夫でも、今後生きて行けるようにしてあげないと、いけません。
その意味では、松居さんの行動は、夫の船越さんの首を絞めてることになると思います。
窒息しそうなくらい首を絞めておいて「あなた、長生きして」と言うのと同じで、誰が見ても松居さんの愛憎の裏表を見せられているようです。
夫の裏切りは苦しいもの。
これには、松居さんであろうと、南さんであろうと、変わりありません。
もっと言えば、南さんの場合は、癌を患い、その間に手術も受けています。
その時の苦しみと言ったら、想像を絶するものでしょう。
自分が苦しいからと言って、松居さんの様に、何をしてもいいとはなりません。
ある意味、夫を叩きのめすのではなく、じっと耐えていられたら、そりゃ夫も妻に頭が下がります。
妻の果歩さんも、最後のところは夫の生きていく道を残してあげる冷静さはありました。
それに引き替え、松居さんは、船越さんの行く道をすべて、潰しメンツも丸つぶれのお仕置きをしました。
さて、どちらの妻の方が夫は、責任を感じるでしょうか？
もう答えは出ています。裁判まで行かなくても、船越さんは、ここまでされたら、もう一ミリも松居さんに愛情は残さないでしょう。
大騒ぎする・・・・
時には、それも必要な時があります。
でも、少なくとも、サラリーマンはダメでしょう。
一度、勤務先に、不倫がばれたら、それで出世が出来ないとことよりも、その職場を辞めたりしたら、
家庭も捨てるようになります。
ただちょっと、お仕置きがしたかっただけなのに、逆に家庭が崩壊したら、もうやけくそになって
家にも戻って来なくなります。
そういう事で、全部ぶちまけたいのは分かるけれど、それは妻も諸刃の剣。
自分も返り血を浴びる事の勇気をお持ちなら、ともかく、とことんまで相手を叩きのめして、
妻だけが無傷で居る事は難しい。
相身互いと何らかの痛い思いは生じます。
でも多少の痛みはいいのです。
修復のための第一歩だったとしたら、世の中の奥様は、受け止められるでしょう。
しかし、ユーチューブで挑発的な事を言い、最後に薄気味悪い笑みを浮かべて、先制布告を唱えても
結局離婚へハンドルを切るのであれば、この動きは最後の悪あがきのようになります。
一生懸命なのは、分かりますが、松居さんはそこを間違えました。
果歩さんと松居さんの、違いはどこにありますか？
夫の浮気の後の妻の行動・・・・これが齎した結果に対して果たして効果的だったかどうか？
もう、渡辺謙さんの反省の言葉にその結果は出ていませんか？
仮にも、結婚生活を支えあった夫婦です。
一緒に、これからも生きていきたいと思うのであれば、夫の顔に泥を塗る事だけはしてはいけません。
もう離婚をする覚悟なら、いいですが、最後の尊厳は夫に残しておいてやらないと・・・・・
あ、そうか・・・・
松居さんは離婚する覚悟だから、ここまでの事を出来るのか・・・・
でもね、松居さんが最後に、ここ2年くらい、夫婦円満を演じていたのは
やはり、離婚はしたくなかったからだと思います。
でも、数々の夫婦円満エピソードをマスコミには、流しても
夫婦の中では、恐らく船越さんの、最後のポジションまでも奪い去る行為を
繰り返していたのだと思います。
だから、夫婦円満のパフォーマンスは、松居さんは夫を立ててという意味ではなく
松居さん自身のプライドの為だったのだと思います。
夫婦の間に何があったか、他人には分かりません。
だから 分からないままにしておけばいいのに、ここまで表ざたにしたのは
松居さんは自分を守るためですが、結果的には、彼女を守るガードマンは
お金で雇われた、松居グループだけになってしまいました。
人生、長く生きてきて、この段階になっても、彼女には本当の仲間はいなかったのです。
「積み上げた結果は失わない」・・・・・・善くも悪くも、積み上げです。
松居さんは、人生、積み上げた時間・・・・今、周りを見渡せば本当の味方はいなかった。
どんなに大勢のメディアに呼びかけても、彼女の孤独を余計に知らしめる事になりました。
さて、あなたはどっちの妻に共感出来ますか？
では今日はここまで。
