修復と復讐

テーマ:夫婦相性そもそも論

修復と復讐
皮肉なもので、反対から読んだら真逆の意味になるのですね。
最近のワイドショーをにぎわしている “復讐の鬼”と化した松居さんは、もはや誰にも止められそうもありません。
逆に恨み言がパワーとなり、彼女を揺り動かしていると思います。
でも、悩み苦しみ、心を患う人もいるので、失望の中で、鬱みたいになるよりかは、まだましかもしれません。

でも、松居さんも本当は、修復したいのだと思います
だからこそ、自殺未遂もして夫を引き止めたのでしょうけれど、今となっては、それも演技だったと思われています。
愛しているのは、愛しているのだろうけれど、とにかく激しすぎたのかもしれません
修復したいと、何度も夫の船越さんに懇願しただろうけれど、いかんせん、それが難しいとなると
仕返しのような行動に出る為、船越さんにとれば、本当に自分の事を愛してくれているのか
単なる執着心か?判らなくなっていったのだと思います。

修復と復讐は表裏一体。
男性でも居るのですが、妻の心が離れていくのを引き止めるために、逆に妻を脅かす人がいます。
妻が夫の事を思いやらないと、倍ほどの仕返しをするぞ、と言うわけです。
そもそも、そんな脅かしをする人を好きになれるはずがない。
そういう事を、理解してない限り、夫婦の心の通い合いはありえません。
愛していても、通じないと思ったとたんに、相手を憎み出す・・・・・これでは極端すぎて、これを愛の深さと勘違いするのは、どちらにとっても危険です。
自分の愛は相手のためになっていると、自己中に考えて、理解しないと恨もに変わるのは、こういうところからです。

愛とひと言で言っても、独りよがりという事あるのですが、一番悲しいのは夫婦でありながら片思いと言うことです。

松居さんの事件も、始まりは船越さんへの愛だと思うのです。
その愛の持ち方が間違っていただけで、松居さんは間違いなく夫を愛していたのです。
悲しいですね。
自分流の愛を貫くと、夫の気持ちが離れるという事は、やはり自分流の愛の持ち方が間違っていたと
振り返らないといけません。
松居さんは間違いなく夫を愛していたのですが、愛の形は間違っています。
松居さんももう少し早く気づくべきだったと思うのですが、そもそもが性格的な特徴があります。

恐らく夫の愛をいつも確認せずにはいられなかったくらい、元から不安症のところがあったと思うのです。
不安がゆえに、いつも確認をしたがる。
そうすると、言葉で真実を求める為、言葉で安心させようと、夫も考え始めます。
そんな事が長く続き、ほころびが生じたら、一変します。

当方の相談者でも、夫からとても言葉巧みに、浮気を隠し妻に美辞麗句を言う夫がいます。

それはもう、浮気をしてない夫でも、絶対に口にしないような、言葉上手に愛しているとアプローチされるので、妻は夫の浮気を疑う機会もありません。

聖書にも書かれてありますが、悪魔は天使の顔をしてやってくるのです。

本当の天使は取り繕う必要がないので、特に美辞麗句を言う必要がないのです。
美辞麗句を言うのは何かを隠したいからです。
もちろん日ごろから、人を褒め称えたりしている、心の美しい人はそれが普通だからいいのです。

でも実は妻に隠れて浮気をしている人が、妻のご機嫌を取るような、事を言う場合は、ちょっと疑ってみたほうがいいのです。
人間はやましい事がある時ほど、言葉で繕います。
言葉って皮肉なもので、真実を伝える事にも使えるし、真実を誤魔化す事にも使えます。
だから夫があまりご機嫌を取るようなことを言ってきたら、ちょっと斜めに見てください。
日本人男性は、妻には、あまり口では感謝の言葉も言いません。
本当に上手く行っている夫婦は、口ではお上手は言い合わないものです。
仲のいい夫婦ほど、あまり言葉は必要ないようです。
では今日はここまで。

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村越真里子
専門家

村越真里子

Re婚かうんせらぴー

最優先は夫婦の危機回避。浮気問題解決と夫婦の関係修復は分けて考えまずは離婚を回避し、その上で夫婦の修復を図ります。行動心理学を基に、今後同じ問題が起きないように予防も含め対策を練るのが使命です。

村越真里子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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