中山美穂、夫が中性化で離婚?
少し前に、小倉優子さんは離婚を発表しました。
離婚理由は夫の不倫。
慰謝料も何もなく、養育費だけの離婚となりました。
これはある意味、これから仕事をバリバリするぞ、という優子りんの
前を向いた決意を感じます。
その反面、「浮気をするなら、ばれないようにしてほしかった」というような発言をしたことに、
私は違和感を感じました。
これはよく言われるフレーズです。
「浮気するなら、ばれないように。騙すなら、騙し続けるように」
どうもこの言葉が、横行して、いつのころか歌の歌詞のように、言われ続けてきました。
そこで、まさにその起源になっている歌があることを見つけました。
以下、これを読むために、準備するものをお知らせします。
1、熱燗、または冷酒
2、おちょこ
3、ホタルイカの干物
4、ハンカチ(涙用)
では、どうぞ。♪
昭和40年(1965年)
作詞:山北由希夫(C) 作曲:吉田矢健治(C)
歌唱:バーブ佐竹 MIDI制作:滝野細道
(一)
あなただけはと 信じつつ
恋におぼれて しまったの
こころ変わりが せつなくて
つのる想いの しのび泣き
(二)
どうせ私を だますなら
だまし続けて 欲しかった
酔っている夜は 痛まぬが
さめてなおます 胸の傷
(三)
うわべばかりと つい知らず
惚れてすがった 薄情け
酒がいわせた 言葉だと
なんでいまさら 逃げるのよ
(四)
女ですもの 人並みに
夢をみたのが なぜ悪い
今夜しみじみ 知らされた
男心の 裏表(うらおもて)
(五)
逃げた人なぞ 追うものか
追えばなおさら 辛くなる
遠いあの夜の 想い出を
そっと抱くたび ついほろり
(六)
散って砕けた 夢の数
つなぎあわせて 生きてゆく
いつか来る春 幸せを
のぞみ捨てずに ひとり待つ
ご清聴ありがとうございました。
ね、騙し続けて欲しいというのは、古今東西、川柳などでも皮肉られてきたことではありますが、
現代の人にも、語り継がれているのは、この歌詞が女性の思考に刷り込まれてきたせいだと私は思います。
でも、この歌詞でお分かりになりませんか?
この歌は、不倫の歌かもしれませんが、浮気相手の女性が男性に向けて唄った歌です。
男は浮気症だから、浮気だったのでれば、騙し続けてくれたら、この恋が長く続いたのに、
その恋が終わっちゃったわ、という歌なのです。
これがもしかしたら、男性が既婚者で、不倫だったかもしれません。
その場合、「いつか妻と別れて君と結婚したい」と言って、口説いたのだと思います。
それに対して遊びだと分かりつつ、男性を好きになったという歌なのです。
うぃ~~(ちょっと酔っています)
酔っぱらわないと、アホ臭くって、真面目に書いてられないな。
つまり騙し続けて欲しいなんて事は、本妻が言う言葉ではないのです。
昔のお妾さんじゃないけれど、愛人や浮気相手だからこそ、その不安定な関係を一日でも長く続けたいから
不条理ではあるけれど、嘘でもいいから、長らえたいという歌詞です。
夫婦は誠実でないといけないのです。
浮気は裏切りです。
不倫の倫は「みち」と読み、不倫は、道に非ずということです。
人の道から反れてでも、続けたいというのは 夫婦がいう言葉ではないのです。
それを誰が言い始めたか分かりませんが、「騙し続けて」とか「浮気はばれないように」とかを言うのが
大人の女のような勘違いをして、声高に言っている馬鹿もんがいるのです。
良いですか?
騙すとか嘘は、普通の関係ではありえないのです。
不倫なんて、裏切りですよ。
その裏切りを、ばれないようにやって欲しいというのは 大馬鹿もんじゃ~~~。
「うぃっ~ゲップ」だいぶ酔って来て発言が過激になって来た、お許しを。
今日の話題は、素面ではしにくい。
演歌の世界ですから素面では難しい。
ちょっと、右手にリカーが必要。
では、話をもとに戻します。
妻を裏切って平気な夫と、心を合わせて向き合いたいなんて、支離滅裂です。
人は裏切ったらいけません。
また、人を裏切ることも容認してはいけません。
騙し続けて欲しいなんて、裏切り続けて欲しいという事です。
そんな妻を裏切るような夫と健全な関係が築けるわけがない。
でもね、私は知っています。
いくら言っても分かってくれないし、真摯な姿勢で向き合ってくれない。
それならばいっそ、嘘でもいいから、妻である私を苦しめないでほしいと言う言葉が
「騙し続けてほしい」と、話をすり替えて行った事を私は知っています。
でも、こうして有名人が当たり前そうに「騙し続けてほしかった」などと言ってはいけないと思います。
多くの妻が、夫に騙されて、裏切られて苦しんでいるのですから、それを助長するような事は言ってほしくない。
例えどんな事でも、裏切り行為はいけません。
もし、本当にご主人が妻とそりが合わなくなったり、結婚後何年もして、やはり妻とは価値観が合わないと感じたとしたら、それはもう、そこで男らしく説明すべきでしょう。
それなのに、先に浮気相手を作っておいて、妻のここがいけない、ここが好きじゃないというのは、卑怯です。
そういう風にどんな理由があったとしても、相手を傷つけてはいけないと思うのに、妻へのダメ出しをして離婚へ持って行こうとする夫は、どこまで行っても卑怯です。
でも、その嘘や裏切りを見逃してきた土壌は妻がある意味協力者であるというのも、知っておいてほしいと思います。
私は人を騙す人なんて大嫌いです。
でも万策尽きたから、生活を維持するには夫の嘘にいちいち尖がってたら、家庭が無くなるかもしれないという苦肉の策が「嘘を付くなら最後まで」と言わせたのかもしれません。
それじゃあ、嘘製造機を作るようなものですよ。
断固、戦おうとは言いません。
妻はそんなに強くないですから。
でもね、嘘はよくないと心に誓う事くらいはできるでしょ?
間違っている事は間違っている。
人に騙されても、騙す方になりたくないというのはダメです。
騙す方になりたくないと言いながら、騙す事を容認するのは、人を裏切る人を作り出しているのです。
ここが分かったら、「嘘を付きとおしてほしい」なんて、言ってはいけませんよ。
優子りん、あなたもそんな事を言っているから、騙されるのです。
でもね、そんな心境になった事はとってもよくわかります。
せめて別れる前に私が少しでも関われたら離婚はせずにすんだかもしれないと思うのです。
裏切られているとわかった段階で、もう少し、違う思想を持たないといけません。
私なんざぁ、騙されたくないと頑張っているから、正直な人しか寄ってきません。
そういう「正しさ」は大切です。
では今日は、ここまで。