何故浮気を白状、謝罪できないか?
タレントの矢口真理さんの復帰会見が「ミヤネ屋」で放送されました。
何日か前からテレビでは予告のようなことが言われ、何やら大層なことでしたが、つい見入ってしまいました。
見ているうちに、だんだん、「たかが一タレントの浮気問題なのに」とバカバカしくなってきて、
この人は誰に対して謝っているのかな、と思いましたが、本人も言うように元ご主人は傷つけただろうし、身内の家族は悲しい思いをしたのは確かです。
それとやはり、テレビ番組関係には迷惑をかけたことは確かですが、結局個人的な、恥ずかしい問題を
世間にお披露目する事自体が恥なのですが、やはり一度は越えておかないといけない山なのでしょうね。
それにしても これほどの大騒ぎになったのは、普通浮気は男性の専売特許なのに、あんなに小さな可愛い女性が・・・・・というのがセンセーショナルだったのですね。
それにしても妻が浮気した場合は、夫がした場合よりも離婚になるケースが多いのです。
よく妻からの相談で夫の浮気が許せないし、例えそのときは許せたとしても、この先夫婦としてうまくやっていけるでしょうか?という事を聞かれます。
とても残酷な言い方ですが、全く何もなかったようにとは行きませんが、それでも夫婦として存続していく率は 夫の浮気の方が高いという結果はあります。
それは昔から男性は浮気をするものという刷り込みがあるので、何らか女性は我慢しなければならないという、「教え?」のような教育がなされてきています。
それに対し、男性はプライドも手伝って、妻の浮気には耐えれる方は少ないのです。
夫の浮気に悩む妻の相談は、とても切実でほとんどの方が涙を浮かべながら話されます。
しかし、帰るときには、何だか気持ちが軽くなって、前向きになれたと言って下さいますので、根っこの部分では女性は強いと感じます。
それに対し、ある男性の方は妻の浮気を疑っていて、それの確率はどれくらいあるか?と相談されたので、それなりの覚悟があると思い、奥様の浮気は明確だとお伝えしたら、「ちょっとトイレをお借りします」と言って席を立たれてトイレで失神されました。
もう何年も前のことですが、倒れられたり、泣き崩れるというのがいずれも男性だったことは とても
大きな衝撃として忘れることができません。
で、何故妻の浮気の方が離婚に繋がる確率が高いかというと、夫婦として終わっていると言うことが言えます。
つまり妻の浮気が原因というより、女性が浮気に走るという段階で夫婦が終わっていると言うことがあります。
そしてそこまで妻の気持ちが夫から離れているのに、それに気づかない・・・・・いえ、気づこうともしなかったと言えるのです。
妻が夫には早い段階で浮気を気づくのに対し、夫が妻の浮気を疑った場合は、実際に浮気をしている確率は120%といいます。
それだけ男性は女性の浮気に関して、そのことに関して免疫はないのでギリギリまで気づかないと言うことです。
だから 矢口さんの元夫である中村さんとの離婚理由は妻が男性モデルと家で浮気をしていたことが
離婚の引き金ではあったかもしれませんが 離婚の理由ではないように思います。
中村さんが浮気に気づいた時には何らか夫婦が終わっていたということではないでしょうか。
離婚の理由
それにしても、これだけセンセーショナルなのは 主人公が女性であったということだけではなく
可愛い子うさぎのような女の子という矢口さんが肉食系のようなギャップに世間は驚いたのでしょうね。
でも、これ、普通に考えると、夫婦の間に起きた浮気問題をテレビ中継までして、またそれを見ている私も私。ミーハーですね。
タレントさんですから 今後はお笑いにして生きていくことは出来ますが、一般人というのはそうは行きません。
真面目にパートナーに向き合って行かなければ、夫婦の修復は叶いませんが、むつかしいのは浮気をした方ではなく、された方が向き合いたいと望むからです。
浮気という本当の問題は「裏切り」が根底にあります。
裏切った方より、裏切られた方が、復縁を望んでいるという関係性が問題を複雑にしています。
これまでの冷え切った夫婦関係に改善を求めたいのは当然ですが、そこを急ぐあまりに、裏切られた方が歩む寄る事で、夫の浮気問題をうやむやにしてしまいます。
そういう妻に限って、浮気後の夫が信じられないと、トラウマに苦しみます。
その一番大きな原因は・・・・・・・
本当にその浮気、終わっていますか?と言うことです。
この確認がきちんとなされないまま、夫を無理くり信じようと、見切り発車しませんでしたか?
浮気は終わったはずなのに、何かしら不安感が拭われない。
だから、それを夫に問い詰めてしまう。
そんな繰り返しが、余計に夫婦の空気を悪くします。
つまり、あまりに修復を急ぐと、浮気の終わりをしっかり確認していないということです。
では、浮気の終焉の確認とは?
「夫の帰りが早くなりました」
「土日は家で家族と一緒にいます」
「携帯のメールは怪しい内容がありません」
このように、おっしゃる方が多くいますが その一番驚くのが
「夫が女性と別れたと言っていました」と、言われることです。
ご主人を信じてはいけないとは言いません。でも ご主人の言う言葉を信じたいと思うのは当然です。
しかし、これまで妻を裏切ってきた人ですから その人の事をいきなり信じると言うことに無理があると思います。
そこで 信じるという事を、もう少しだけ先にしてはどうでしょう?
信じられると言うことは、「疑う余地がない」と言うことです。
信じられる自信がないのに、信じようとする・・・・それを「無理くり」というのです。
黒いものを白いと信じ、それでグレーに感じて不安だというのが、今のあなたの悩みではないですか?
結論を急ぐ事はありません。
しっかり、白か黒か見極めてからでいいと思います。
では、今日はここまで。