浮気が発覚したら・・・・
川の瀬は流れが早くて一夜にして様子が変わる。
そのように、男の愛情も変わりやすいことをいったことば。
同義語、男の心と川の瀬は一夜に変わる
類義語、男心と秋の空
「女心と秋の空」と言われますが この土台の諺は 男心だそうですね。
毎年、秋になればこの事を考えますが、私のような相談業をしていると特に男性の心変わりという事を感じずにはいられません。
相談者の妻がよく私に言われるのに「夫は変わってしまったのでしょうか?」とか「まるで人が変わったように・・・」という言葉があります。
夫の浮気に苦しみ、現実が受け止められずに、今の夫の姿が、信じられないというのです。
そして一番心配な事が、浮気は繰り返されると言いますが 夫の浮気癖は治りますか?と質問されます。
子煩悩で、これまで夫婦喧嘩もしたことがないという夫に対し、元の平和な生活を取り戻したいと切望されています。
でも「ローマは一夜にしてならず」です。
色んな意味でご主人は急には変わりません。
今の浮気を終えたからと言って まるで何もなかったように変わるなんてありえませんし、昨日まで浮気相手にゾッコンで、今日から妻と仲良く・・・・なんて人がいたなら 逆に恐ろしい気がします。
その考え方から行くと、これまで家庭にしか目を向けてなかった夫が、急に浮気に走り人が変わってしまったと相談者は言いますが、実はここもミソで 浮気をできるのもある意味「実力?」が必要ですので下地はあるのです。
本当に浮気とは無縁の世界に生きている男性は、そんなに上手に浮気ごとは出来ないのです。
何故なら、浮気とは嘘の塊だからなのです。
帰る時間もしかり。
残業という仕事の振りをして時間を作らないといけません。
平日にそれが無理なら、休日出勤の振りをして家をでなければなりません。
家の外でしか携帯電話をかけられないなら、ジョギングの振りをして家を後にしますし、
コンビニでタバコを買うと言って外出しないといけませんし、タバコを吸わない人ならレンタルビデオ屋さんにいくふりをしないといけません。
ある程度、定期的に家を出るためには 最近流行っている口実は「消防団の寄り合い」です。
地域の消防団という集まりが意外と浮気の隠れ蓑になっている事が最近の流行りです。
男性たちは こういう情報交換をしているのかと思うくらい、同じ口実が全国で広まっています。
お金の使い方も浮気をすれば ふたり分かかります。
プレゼントもしなければなりませんし、温泉にも行かなければなりません。
居酒屋でお酒を飲んでも、男性同士のように割り勘ではカッコ悪すぎますので、ええかっこもします。
その為には 会社の出張費も浮かしたり、ボーナスが出ないというようなごまかしもしてへそくりをつくらないといけません。
すべてのことにおいて、嘘、嘘、嘘
そういう嘘をついて、うまく誤魔化すことが出来るのはある程度トレーニングが必要です。
急に技術は磨けません。
これまでに何らか 大なり小なりの浮気があって その時のトレーニングが功を奏して、実を結びます。
妻がこれまでの夫のトレーニングに気が付かない場合に、「夫が急に変わってしまった」という言い方をしますが それまでの夫のトレーニングを知らなかっただけなのかもしれません。
と、言うようにまるで人が変わったようだと思う前に、その人の素地に、そういう浮気体質がなかったか?を考える必要があります。
私は何でも、原因があって結果があると考えます。
妻の場合は その原因は 妻が夫をかまって上げられなかったとかと反省しますが 実はそうではありません。
浮気をする人は 妻が夫に気を配ろうが、配らなかろうが やる人はやります。
その反対で 浮気をしない男性は妻がどんな人であれ、しない人はしないのです。
ではどういう人が浮気をするのかというと これまでの履歴を聞けばわかります。
もともと浮気体質の人は 交際中からも浮気をしますし、何なら再婚の男性は以前の離婚理由が
夫の浮気が原因ということも多々ありますし、時として二人の出会いが ナンパで始まっているような場合は同じような事を結婚してもしていると言えるのです。
人はそんなに急に体質は変わらないのです。
そういう意味では 昔からそういうタイプの行き方をしています。
そしてそれと同様、浮気が見つかったからといって そんなに急に反省するという体質には変わらないと言えます。
では、どうしたらいいか?
それは 浮気体質というくらいですから その夫の体質?によってパーソナルな解決法になります。
体質はそれぞれ、違いますからね。
今日は男心は移ろい易いと書きましたが またその反対に体質は変わりにくいと言えます。
妻と結婚しなったきっかけが ゲームなどで出会っていたら、相変わらずそのようなゲームで、浮気相手を探していると言うこともあるのです。
結婚したからと言って、急にゲームを止めるというのも、無理ですから。
最近のゲームは出会い系、スレスレのこともあるのです。
夫が変わってしまtっと嘆いているばかりではいけません。
夫婦の出会いを思い出してください。
そもそも論に戻りますと、ご主人と結婚に至った出会いの形が
夫の、グイグイ口説きであったら、今もその体質はあまり変わりません。
そういう土壌があっての結婚生活だとしたら 今まで気付かなかったというだけで
変わったと言うことではないかもしれません。
ではまた。