浮気後の夫を信じるという事
あなたの心の中のデビルとエンジェル
日頃、カウンセリングをして思うのは、自分の中の二面性です。
本音の部分ではご主人と仲よくしたいと思っていても 夫婦で喧嘩となると真逆の酷い事を言ってしまっていることは よくあります。
夫が悪さをして、そこで厳しい事を言い、ご主人にはお灸をすえるつもりで厳しい厳罰を科す。
でも本音は夫と仲よくしたい・・・・
それではご主人は 妻の気持ちがどこにあるか理解不能になってしまいます。
もちろん、妻にとれば、悪さのみそぎは夫にはしてもらいたいもの。
ましてや浮気でお小遣いを沢山使い過ぎていたとなると 「これからしばらく、お小遣い減らすわよ」と、お目玉です。
でも 夫にすれば 自分の悪さを許して貰うには まずは無駄使いした分の穴埋め位をしたいと思えば、それまでは妻に対し、「君子危うきに近寄らず」です。
下手に妻にスキンシップをしようものなら、ぴしゃっとその手を叩かれて、「まだ名誉挽回も出来ないうちに何を考えているの?」と 叱られると思うと 妻にはそうそう近寄れません。
妻の本音は みそぎ、それはそれとして、夫と修復したいと思っていても 表面的は冷たい妻に
簡単に手出しできません。
つまり妻はお仕置きをする怖い存在なのです。
それなのに妻は出来れば夫婦として仲良くしたいと。
夫にすれば、おおよそ、近寄りがたい脅威の存在なのに、妻の本音は近寄って欲しい。
でも口では憎まれ口の厳しい事を言う妻。
ご主人にすれば「どっちやねん」(by大阪弁)です。
確かに 悪い事は償いが必要ですが 犯罪者は刑が終わるまで、裁判官には恐れ多くて
簡単に近づけないものなのです。
それなのに 本当は近づきたいという妻の本音は夫には通じません。
それならば 少しだけ 刑を軽くしてあげる優しは必要かと思います。
罪は罪というようにシビアに断罪する裁判官には近寄れないものです。
妻の本音は優しいエンジェル。
しかし夫には刑を処す裁判官。
それはご主人からすれば 妻の頭の上には 角が見えているはずです。
本当はそんな事を想っていないのよ、言いながら妻はキツイ発言をしますが 言ってしまった事は
取り消せません。
「ごめん、言い過ぎた」と謝れば何とかなると妻は考えますが やはりそれを言われた者からすると
言葉は残ります。
だから 本音と発言はなるべく つろくするものにしておきたいものです。
言われた者の立場からすると、言動に誤差があると、人は惑わされてしまいます。
是非 有言一致で行きましょう。