浮気相手の排除についての考え方
今日も 昨日に続きアンケートによる夫婦の実態を見て行きましょう。
週刊SPAという所の企画で、離婚について既婚男性にアンケートされたものです。
※20~40代のサラリーマン200人が回答
Q1【嫁と離婚したいと思ったことがある?】
はい:65.5%
いいえ:34.5%
Q2【原因は嫁にある!】
お互いにある:59%
嫁だ!:34%
自分:7%
Q3【嫁のココが嫌だ!】
性格がキツい!:42%
セックスが雑!:41%
劣化した容姿:39%
家事ができない。ズボラ:37%
お金の価値観が違う:35%
子育ての考えが違う:30%
浮気している:20%
働かない:16%
暴力をふるう:9%
メシがマズい!:8%
頭が悪い:5%
(複数回答)
Q4【離婚に向けて準備していますか?】
現実的にできない:48%
まだしていない:45%
具体的にしている:7%
Q5【離婚したくてもできないワケ】
子供がいるから:70%
家を買ったから:68%
お互いの親族問題:44%
会社など世間体:30%
金銭的に厳しい:25%
以上、こうしてみると 私の所に相談に来られる妻からの「言い分」と少し隔たりを感じます。
つまり私の所へ来る相談者は 夫からすでに離婚宣言をされている場合や 夫の浮気による離婚の危機を抱えての相談ですから このアンケートはそういう事と無縁の夫の回答で在る為、問題点が違うと言えます。
でも 少し このアンケートを見て 私は安心した部分があります。
と、言いますのは たいてい夫が離婚を言い出す時は 妻への不満を口にしますが、このアンケートの結果では 実はそういう不満を抱えながらも、離婚までは考えていないという結論なのです。
つまり妻の生活態度が最悪であっても 理性的な夫は離婚はそういう理由ではしないという事が逆に見えて来ます。
と、いう事は 離婚したい理由に 妻の生活態度を挙げる夫というのは 自分を正当化させる為の
口実であったり、夫の浮気の矛先を妻の悪態にすり替えていると言う事が出来ます。
もっと言えば 取って付けた理由、という事ですね。
事実 私の所に相談に来られる妻は むしろ家庭の事はキチンとされている方が多いですし、身ぎれいにもされ、おおよそ、夫側の言う離婚したいほどの原因は見えません。
それより、夫の浮気の原因を、自分にも反省すべき所があると 本当に自分を責めてらっしゃる妻が多いくらいなのです。
中には、夫婦の実態をお聞きしていて、「あっちゃ~」という ガラの悪い妻もしますが たいていは女性としても 特別注意するところもないような、心の優しい妻が多いのです。
そういう優しい所に付け込んで 夫は妻が悪いから離婚だという事を言うので 本当に根性が悪いのはどっちだと言いたくなります。(プンプン!)
ま、私が怒っても仕方がないのですが・・・・・・
でも 一つだけ言えるとしたら、ご主人の嘘を見抜けない、世間ずれしていない妻が多い事も事実です。
妻が、世の男性の実態を知らなさ過ぎと言うか 世間知らずな感じではあります。
確かに夫婦になる前 若い頃にはそうした世間知らずは 男性からしたら可愛く見えていたかもしれませんが、男性は仕事でも、世間の垢に揉まれていきます。ズルい駆け引きも覚えて行き、知り合った事のように いつまでもピュアなままではいられないのです。
夫が変わってしまった、という妻が言いますが 確かに変わる必要があったと言えます。
そして 男性社会の中で 色んな戦いがあり、色んな意味で大人になっていきますが そこに対して
妻がいつまでも 世間知らずという事であれば 夫は妻に対して退屈さを感じます。
時には夫の変化に着いて行くくらいの妻であってもいいのではないか、と思うのですが、ま、夫側も妻の期待に添えるように 清廉潔白な男性と演じます。
風俗は嫌いだと言っている人に限って風俗に行っていますし、社内不倫の話をいぶかしげにする夫に限って、自分が浮気にはまっていきます。
つまり 興味の無い事は 好きも嫌いもないのです。
ことさら、強調して言う場合は たいてい そういう事に関心があるという事です。
お酒が好きな男性が 女性の居るようなお店ではなく、居酒屋の方が好きだと言う時に 実際にそういう方もいますが、殆どが居酒屋もキャバクラも好きなのです。
でも、それを嫌いだと言っておかないと、お小遣いを制限されたり、浪費を咎められるものだから、
そういうお店は行かないという事で 無駄使いはしてませんよという釈明をしていると考えられます。
ご主人が嘘を付いている、とか妻を騙してやれとは最初から考えている訳ではないのですが 遊びが過ぎる場合は その遊びを叱られないように そういう場所は嫌いだと言って妻の目をごまかすのです。
ですから 時々 ご主人の実態に出くわして いつも言っている事と違うと違うとショックを受ける妻が多いのも そういう意味です。
夫側のセックスレスの理由
夫は淡泊だから あまり性欲もない・・・・・
確かに そういう草食男子はおりますが それは家ではそういう事を見せないだけで そもそも結婚する前や 結婚してからも お盛んなご主人が急に草食男子になる訳はないのです。
それが仕事の疲れとか、何かで、妻とも長くスキンシップをしてないとなると それに対して、何も問題を感じないと言うのもおかしな話。
もし 機能的にも男性として元気でなくなったとしたら それはご主人が悩むべき問題で 本来は深刻な問題であるはずです。
そうなると、医療の門を叩く事も検討しだしますが そこまででなくとも、恐らく平気では無いでしょう。
もちろん、男性も女性と同じで 更年期障害があるという事が解って来ました。
長い人生、長い仕事生活の中で 多少はメンタルに左右されたり過労もあるでしょう。
でもそれが長く続くと ご主人がしんどいはずです。
それをほったらかしにして 平気でいるとしたら それは恐らく男性としての活動?はどこかで元気に実証されているから、夫は不安を持っていないという事が言えます。
妻から仲良くしようと擦り寄っても、夫が応じる気持ちにもならないとしたら それは夫にとっても悩みであるはずです。それなのに平気そうにしているとしたら 妻に対してだけ草食男子だと言えるのです。
もちろん 男性にも色んなタイプがあり、実際に淡泊な人もいますし 妻とは、夕飯食べて楽しく会話が出来たらいいという男性もいます。
でも、過去、交際中は結構、男性的に妻にも積極的だった人が 結婚したからと言って 大きく変わるという事は在りません。
確かに 交際中はあまり会えない事で デートでも積極的で、結婚したら毎日顔を見られるので、そんなに貪欲ではなくなるという事は言えますが だからと言って何年もスキンシップもしていないなんて
それは変です。
昔と比べて 今は男性も女性も若々しいです。
戦前の平均寿命より数十年も長生きです。
我々の子供時代は 50歳と言えば えらいおじいさん、おばあさんだと考えられていましたが 医療と栄養の進歩で 昔の人の 7掛けで考えるくらいがちょうどいいとされています。
つまり 70歳と言っても 3×7の21歳くらいを差っ引いて50代くらいと考えるのが妥当と言われています。
よく、新聞やニュースで 老人ホームなどで女性を巡って70代80代の男性が刃物沙汰を起こす事件が取り上げられます
我々の子供時代の時には 考えられなかったか、または少し痴呆症が入って来ている老人の話だと思っていましたが、今は違います。
しっかり男性としての嫉妬や、好きだ嫌いだのラブがそこにはあるようです。
ここを他人事と驚いているだけではダメなのです。
今の男性は、妻が思うより元気です。
疲れたとか何とか言って 妻には背を向けて寝る夫も 外では結構やんちゃしているのです。
そういう意味からすると 夫はエッチなDVDなども見ない真面目な人です、と思っていても
それは家でそういう物を見ないだけで、外では現物で楽しんでいる人もいるのです。
(あ、ちょっとお下劣でしたね、すいません口が過ぎました)
つまり、何が言いたいかと言うと 男性は普通は、エッチな物で 性欲は生理現象として あるという事なのです。若干個人差はあるものの、全くオシッコをしない人がいないように、排泄欲という生理現象は大なり小なりあるという事を解って欲しいし若い夫だったら尚更の事なのです。
もし 妻と長年スキンシップも無いとしたら、それは妻よりも夫本人が苦しむはずです。
もし、それをうつ病や、過労のせいにして夫が平気でいるとしたら、それは似非疑惑を考えてみても良いでしょう。
では 今日はここまで。
铧