夫の心と川の瀬は一夜に変わる
今日は夫の不倫を子供が知ってしまった場合の問題点を書きます。
前から 私は子供たちには 親の問題を告げてはいけないと、唱えています。
それは ご主人と離婚をする気であれば もう子供さん達にも母子家庭になる覚悟をしてもらわないといけませんが、出来ればご主人とやり直そうと考えているならば、大人の醜い話を、根から葉まで聞かせる必要はありませんし、それをすると尚更 ご主人は家庭に戻らなくなります。
子供さんの年齢にもよりますが ある程度成人に近くなると、特にそれが男の子であれば 妻の頼れる相談役は 夫から息子へと移動します。
悩める気持ちは分かりますが 依存先を変えただけでは、それは妻の自立とは言えないでしょう。
でも自立と言えば 離婚の様に誤解をされますがそうではありません。
人に甘えるだけじゃだめだと言う意味です。
大人になって 一人の女性として しっかりしましょうという事です。
悩みは孤独な物です。
抱えきれない不安に胸が潰されそうになる事はよく分かります。
しかし、不安だからと言って、味方を沢山、付ければいいと言う物ではありません。
妻が、夫の親や自分の親に 相談したと言う話はよく聞きますが それでご主人の浮気が
収まったという話はあまり聞きません。
それよりか、ご主人を隅っこに追いやり、益々 家には帰りにくい物になります。
妻は周りの人を自分に引きつけた事で 「みんながあなたのやっていることは間違っていると言っている」と官軍を多く、攻めてきているとしか 夫は感じなくなります。
そうすると ご主人も自分の味方を確保したくなります。
それが 浮気相手になってしまうのです。
ね、妻がみんなが応援してくれていると思えば思う程、ご主人も自分の身の置き所を確保しようと
浮気相手とスクラムを組む事になるのです。
それが いわゆる「別れたふり」です。浮気中と浮気後
浮気が妻に見つかって すぐさま電話を掛けて、妻の前で女性と別れると言う夫もいます。
でも 中には 妻に見つかった後、女性と別れてくると言って 外出する人もいます。
その場合は 本当に別れ話をしに行ったのではなく、実は単なるデートをしに行くケースもありますし、
暫くは妻にばれたから 会わないでおこうと 作戦会議を立てに行く外出もあるのです。
ここは 夫のいう事を信用してはいけないと言うより「妻にばれた、=浮気相手と別れる」という方程式はないのです。
それを 浮気相手と別れるという言葉に救われ、夫を送り出してしまいますが 本当は妻にばれたぐらいでは別れないという事を知っていてほしいのです。
また少し 話が反れてしまいましたね。
要は ご主人は浮気が妻にばれた時に、反省をするのではなく 今後どうしたら浮気がばれないように出来るかを 真っ先に考えます。
そんな時に 浮気相手とがっちりチームワークを組むという事もありますし、そこまで浮気相手には言えない場合は今後 浮気相手には迷惑を掛けたくないと言う気持ちで、逆に妻を取り込むように 妻に優しくします。
だから 浮気発覚後 夫が優しくなりました、という妻の発言を私は簡単には信じません。
そういう風に優しくして置いたら 浮気相手に妻が攻撃もしないだろうという為に、妻を味方に付けるという事をします。もちろんこれは決して許されるべきことではありませんが、かと言って妻が親や親せきを味方に付けようとすると、ご主人とは余計に敵対する関係になってしまうと思います。
分かりやすく言えば ご主人を追いこめば 浮気相手に逃げるという事です。
それと 男性が浮気の口実に「家には俺の居場所がない」とか、「俺の事を理解してくれる人がいない」とか「一人になりたい」という事を言います。
それは 浮気がばれていない段階の常套句ですが 一旦ばれてしまうとご主人はご主人なりに今度は防衛をしてきます。
その時にご主人の常套句、「居場所」を取り上げてしまうような 家族を巻き込むと言うのは逆効果なのです。
まして 今後もご主人と修復したいというのであれば、ご主人の居場所くらいは確保しておいてあげましょう。
つまり 妻の今後、夫と仲よくやりたいと言いながら 子供や親に全部言ってしまうと言うのは 支離滅裂という事です。
ましてや 今後子供とも、浮気前の様に何事もなかった家族でいたいなら ご主人の悪さを子供に告げると
子供は親を尊敬しなくなります。
ご主人にとっても 子供にそこまで知られてしまうと 面目も丸つぶれですし、家は益々居心地の悪いものになります。
苦しいから、辛いから・・・・・気持ちはよく分かりますが だからと言って 何をしてもいいとは思いません。
今後の事を見越して あまり軽はずみな事は控えましょう。
では今日はここまで。