不倫後の夫婦修復
あなたは嘘をついた事はありますか?
この問いに 「いいえ」と答えた方は ウソつきです。
人間はうそつきな生き物です。
人が最初に着くウソって言うのは だいたい幼い子供の頃だそうです。
何か家の物を壊して お母さんの怒りを目にして おどおどして、嵐の過ぎるのを待ちます。
「誰?これ、壊したの?」
それに対し、「僕じゃないよ」
たいてい そんなくらいのものです。
嘘と言っても 他愛ないもので 単に責任逃れ的なものです。
でもここでスルーされてしまうと嘘がまかり通る現実を体験してしまうのです。
そうなると段々嘘も巧妙になります。
最初は責任逃れからの嘘であっても
これが 大人になると 責任転嫁へと変わっていきます。
最初の嘘は 自分の為の物です。
自分の罪を逃れるものです。
しかし それが高じて行くと、人をだますという事にまで 嘘が成長します。
段々 人へ「騙してやれ」という事になります。
そういう意味で言うと 例えば夫婦間の嘘は 最初、ご主人は
自分のお小遣いの使い過ぎを 弁明する事であったり 毎日お酒を飲んだり遊んだりすることへの いい訳であったのに対し、段々それが 進んでいくと 自己弁護の嘘ではなく
妻を騙すという嘘に発展を遂げます。
でも 幼いころにきちんと 嘘を着いた時に 親がそれを指摘し、検証していたら
【嘘はばれちゃうな】という事を 体で学ぶのですが、親が甘いと 嘘を付けばスルーされるという道を覚えてしまうのです。
ですので 例えば夫の浮気問題があって 幼児体験で 嘘がまかり通ってきた人と
親が その都度軌道修正してきた人とでは 嘘に対する罪の意識は違います。
よく、「何故 私の夫は本当の事を言わないのでしょうか?」と問われます
でも この質問の中にもう答えはあります。
答えは本当の事を言いたくないからです。
何か禅問答のようになるでしょうけれど ご主人は嘘を付く事で 自分をかばっているのです。
ただ、それが なぜか分からないというのは 妻が「夫が嘘をつく理由」が分からないのではなく、嘘を付いて守りたいものが 何か分からないと言う事なのです。
だから夫は浮気相手と別れた、という事で 妻からの問いを遮り、この事を
終わりにしたいという気持ちがあります。
①それは 本当に終わったから、みなまで言うな、という事なのか、
②終わったという事にして 浮気相手をかばいたい。
③もしくは 浮気は終わっていないから、隠したい。
答えは この3つしかありません。
そこで 相談者の質問は 何故浮気が終わったのに夫は冷たいのかという事に及びます。
でも この3つの中で ①と③は ま逆の事です。
①のように本当に終わった浮気なのに、夫が冷たいというのは そもそも
終わったという根拠はどこにあるか?
そうなると ③ならば 答えになると思うのです。
つまり 浮気が終わったという事は夫の言葉だけで 根拠はないのです。
検証もせずに信じるという事を 【鵜のみ】というのです。
でも愛する夫ですから 盲信することは悪い事ではありません。
しかし 盲信するなら 最後まで信じ続けるしかありません。
だって、本当か嘘か それは検証なく 信じるという道を 選んだのですから
そこは 鰯の頭だって信じるしかないのです。
そのうえで 後になって 何かおかしいと疑問を持っても、そもそも
鰯の頭にご利益があると信じたことから振り返らないと 本当の答えは見いだせません。
これは 相談者の信じたいという気持ちを 叱っているのではないのです。
辛い苦悩の時間から 早く抜け出したいという事で 取り合えず夫を信じるという事で
夫へも 誠実さを求めるという ギブアンドテイクの関係を早く作りたかったという事は
理解できます。
しかし ここは 気持ちが分かるとしても やはり 何らかに目をつぶり、勇み足で
通り抜けてしまったという事は否めません。
もちろん ご主人も、実際浮気が継続中か、終わっているかは別として、そんな事は
答えたくもないはずです、
そうなると 夫も妻も、皮肉にも思いは一緒。
お互い畳み込むように、蓋をしようという事になります。
さあ、そこで 今日、私が書きたかった事は そんなことではないのです。
いつもながらのミーハーですいません。
小保方さんの記者会見を見ていて感じたことを一言。
何か心の奥に言うと都合が悪い事がある人は 同じような事を言うのだな、と
感じるのです。
これは 夫婦関係の事も同じで 奥歯に物が挟まっている時は人は
こんな事になるのだと感じました。
我々一般人は、STAP細胞などと言われても ちんぷんかんぷんです。
素人だからこそ、単純に考えるのですが 科学と言っても化け学の方は
再現したり証明できたりしないといけません。
だから 小保方さんもそんなに 疑われて心外だったなら 再度証明すればいいのです。
信じてもらえずに それほど苦しかったなら、200回も他にしろ成功しているなら
小保方さんの力を添え、再度挑戦すればいいだけです。
それの答えは 「時間が掛かる」って何?
何年も掛かるなら ちょっと困りますが そもそもはSTAP細胞の発表があってから
90日間くらい 姿をかくしていたので もう少し時間が掛かっても それは構わないと思うのです。
少し時間は 掛かりますが、と言いながら なるべく再現したらいいと思うのです。
それなのに 疑いをもたれた事が心外だと 弁護士を付けて ねつ造だと言われた事を
名誉棄損で 押し返すって、何?って感じです。
信じられないなら 信じない者が悪いと言わんばかりの理屈です、
でも そんなに信じてもらえず悔しいなら 信じてもらえるように 証明すればいいのであって、信じない者へ、法的に反論するって・・・・・
これを すり替えでないとしたら、何なんでしょう。
あれっ?これってどこかで聞いた事ないですか?
そうです、夫側が浮気をして 妻と喧嘩になった時のやり取りと似ています。
妻は夫が浮気相手と別れたと聞いても、相変わらずの冷たい態度の夫に、浮気が終わったという事は、にわかには信じられず、つい疑ってしまいます。
そうすると 夫は「そんなに信じないなら、もう離婚だ」というのです。
妻にすれば 信じろというなら 信じさせてよと 言っているのに それを何も証明してくれないというのが 妻の気持ちです。
それに対し、夫は そんなに信じないなら それは妻が悪いと言わんばかりです。
もちろん、無いものを 無いと証明することは難しいものです。
しかし 本当に終わった事なら 何とか努力して 終わった事を妻に分かるように
見せてあげるべきなのです。
でも見せられないのです。
何か 昨日の会見を見ていて 裏切ったら 信用を取り戻したい方が
努力をすべきなのに 何故我々が 一生懸命に信じる努力をしないといけないのか
何か腑に落ちない気持ちで画面を眺めていました。
何か都合が悪い事がある人間の態度って、他にすり替えるんだな~て。
では今日はここまで。