何故浮気を白状、謝罪できないか?
夫婦修復の前に浮気の終結と浮気防止と別物です。
もっと言えば 浮気相手排除となると、もっと複雑な作業を伴います。
しかしパートナーの浮気に苦しんだ時に 攻略法やカウンセラーを探したりします。
そこで 通信販売や 攻略法をダウンロードしたり カウンセラーの口から発せられる事は
居住まいを正し、夫の大好物で帰宅を迎え、妻であれば家でも化粧のひとつもしましょう、という事です。
しかしそれで本当に解決した方が どれくらいいるでしょうか?
まず、その効果を求めるのは 無理ですし 浮気を止めさせることにはならないという事を実感することになるのです。
つまり そこに書かれてある事やカウンセラーの口から発せられる言葉は 夫や妻が他の相手に
心を移さないようにする予防策であっても、浮気を止めさせる事には、意味がありません。
もっと言えば 離婚をしようと言うところまで 問題が深刻化しているのに 「男性の胃袋をキャッチしよう」なんていう事を言うのは間違っています。
男性の喜ぶ食事などは お嫁さん選びをする独身の男性には効果があっても
すでに結婚してしまって 浮気事件が起きている事の解決にはならないのです。
特に 家庭内離婚のように、寝室を別にし、会話も無くなっているケースやすでに実質的な別居が始まってしまっている場合は 家を落ち着けるように、と掃除をまめにしたり、おしゃれをしても、夫はみていないという事が言えるのです。
だから 衣食住に気を配るという事は 善き妻で在る為の 心得であっても こと浮気問題ということの解決にはならないです。
しかし当方に来られる奥様方は まずこの居住まいを正すという事の努力をされます。
その成果が一向に表れず、夫とは会話もギクシャクします。
そこで当方の門を叩き 「どうしたら夫の心を取り戻す会話が出来るでしょうか?」と
上手い話の仕方と言う物を求めて来られます。
これが問題のはき違えだという事を気付いていません。
いえ、気づいていても、浮気問題は 夫や妻としても怠慢があったから それを反省すれば解決すると勘違いしているのです。
これは全く間違いだという事を気づいていないか、物事を浮気問題として捉えるのが怖いのか、どちらかなのです。
例えば、ですが あまり良い例えではありませんが あなたが横断歩道を渡っていて車が突っ込んできて交通事故が起きたとします。
これは どちらが悪いという原因探しをすると、双方の前方不注意事であったかもしれません。
どちらがどのくらい、周りの信号や状況を見ていたかという落ち度を割り出す事はできるかもしれません。
しかし一旦事故が起きてしまって あなたが重傷を負ったり、相手の車が壊れたとしたら それを元通りにするのには 交通法規をきちんと守ればいいか、という事です。
皮肉な言い方をすると 今から交通法規を守ったとしても二度と同じ事故は起こさないという事になっても 事故で負った骨折は治らないのです。
浮気事件が起きてから パートナーが浮気をしないような心得を、慌てて実行しても、あまり効果がないという事です。
もちろん 夫婦の関係が良くなるためには しないよりした方がいいですが こういう生活態度の改善や 会話法などで効果があるのは 浮気問題などではなく、価値観の違いから起きた溝や ボタンの掛け違いのような夫婦の亀裂の場合、居住まいを正すと言う事で多少は改善出来る事もあります。
でも、浮気問題の解決と言うのは もっと深刻で本当は こういう生活態度を改めるという事で
解決する事ではないのです。
しかし当事者は 生活態度の改善や接し方が解決方法だと思われています。
「どうしていいか分からない」と言いながら、解決法は生活態度や話法という風に解決法を限定されているのです。
ここが どういう事かというと 現実を直視したくないという事に付きます。
色々悩んだ結果、浮気問題である事は解っていても できれば、浮気問題から反れて、他の解決法がないかと、求められます。
厳しい現実ですが 浮気問題の解決に そんなウルトラCの離れ業はありません。
「今が苦しくて仕方がない」と言っても、即効に効果のあるような 特効薬はありません。
ではどうしたらいいのですか?という 焦る気持ちは分かります。
でも その悩みの解決の前に浮気問題は、居住まいを正したり、会話を多くしたりすればいいという
洗脳から 解き放たれないといけません。
そう・・・・・居住まいを正して、相手に居心地のいい家庭を築くのは 「よい結婚生活の基本姿勢」ではあっても 浮気によって夫婦の亀裂が起きた場合の解決策ではないのです。
この 夫が妻が相手の気に入るような自分になる事が 浮気問題を解決すると言う間違った事が
刷り込まれている事を知って欲しいのです。
もう一度繰り返しますが これは刷り込みであり、洗脳です。
目を覚まして頂く事から始まります。間違った説を信じたままでは次の段階にも入れません。
浮気の防止と 浮気の終結は違うという事を違うという事です。
では、今日はここまで。