浮気後の夫を信じるという事
何故 浮気を白状、謝罪できないか?浮気後の謝罪と言う事には 本当は別の意味があります。つまり謝るという事は反省をしているということですから 反省をしているくらいなら もう二度と同じ過ちを繰り返さないだろうという事で安心感を得たいという気持ちの表れでもあります。
でも本当に求めている事は 夫が浮気をしている間、寂しい思いをしていたから、浮気が終わったなら苦しんだ私を慰めて欲しいというのが本音ですし 悪い事をしていたと本当に反省しているなら、妻を思いやれるはずだ、という論理が謝罪を求めるという事になって現れます。
でもここで 一つ 大きな間違いがあります。
夫にしろ 妻にしろ 浮気をしていた事は確かに悪い事ですが それが終わったからと言って すぐに反省すると言うのは 昨日の今日ではありえないのです。
人の本当の反省と言うのは 何か月、いえ何年も経って 自分の足元がしっかりしてから 初めて
「昔はこんな間違っていたことをしていたな~」と反省するものです。
それは 自分を振り返る余裕が出来た時に 初めて 妻や夫の事も思いやれるようになるのです。
人間は自分に余裕がなければ人に、例え妻や夫にでも 思いは馳せる事は出来ません。
むしろ 浮気相手と別れたからと言って すぐにパートナーに反省の弁を述べる人は逆に
反省した振りをしていたら それ以上追及されないだろうという 防御策である場合もあります。
浮気相手とは言え それは一つの恋愛です。それを終わらせたというなら それは一種のブロークンハート、つまり失恋です。
若い時を思い出して下さい、自分が失恋をした時に 周りの人の事を考えられたか、どうか・・・・
パートナーの浮気は苦しい物です。
その苦しかった気持ちを解って欲しくて 反省を求める気落ちは解りますが、それは少し急ぎ過ぎです。
もう少し待つという事も必要かもしれません。
では今日はここまで。