浮気後の夫婦修復について
何故浮気を白状、謝罪できないか?Vol,1前回同じテーマで 書きましたが引き続き お伝えします。
基本的な考え方として、本当に終わった浮気であれば、少し気持ちが落ち着けば ぼそぼそと話し始めるかもしれません。しかし大概は終わった浮気の話なんてしたくはないという事が普通なのです。
ただ、妻の立場にすれば その付き合いが何故始まったか、何故妻でダメだったのかを今後の反省も込め聞いておきたいのです。ここが妻と浮気をした本人との大きな違いです。
本当に夫婦仲直りして、修復しようと考える場合 あえて嫌な思いをさせるような過去の浮気の話なんで喋りたくはないのです
これがある意味での思いやりでもあります。
その口を無理クリこじ開けしゃべらそうとするのは どうかと思いますが それでも本人が話し始めるとしたら それは 2つのケースがあると言う時です。
もう、胸に貯めておけないくらい 本当に反省している場合は、重たい口を開いてでも 罪の意識を軽くしようとする男性もいます。
これはある意味 ちょっと気が小さい人です。
本当に妻も苦しめたくない人は お墓の中まで持って行くと言います。
でも もう自分の中で終わった事と心の整理をつけ、その浮気から卒業を出来た人は 妻の心を癒してあげようという準備が出来た余裕かもしれません。
よく妻は夫が浮気を止めたと言うのに 優しくないという事を言われますが そんな変わり身が激しいほど人間は器用ではないのです。
昨日まで浮気をしていて はい今日から妻の方を向いて優しく・・・・なんて事が出来たとするなら
それは、ちょっと浮気がまだ終わっていない可能性だってあるのです。
そこで 浮気は終わって家庭へ帰還?してきたにも関わらず、妻と話合ったら夫が過去の浮気を正直に白状し、まだ尚 妻の性格や日常の態度が夫婦の不和の原因と愚痴る場合は、まだまだ妻への愛情を取り戻していないという事が言えるので そんなに素早く妻に優しくできるはずなどないと考えるべきなのです。
そして何よりも バツが悪い。
そこで妻に対し 謝罪の言葉や 優しい言葉を投げかける余裕がないという事は大一番ですが、それよりも何か余計な事を言ってまたもや 墓穴を掘らないかという事も心配している場合もあります。
ですから 妻にすれば何でも心から話をしてくれたら 打ち解けられて 浮気事件すらも許してあげようと考えていても夫はまだまだ ガードを張っていると言う風に理解しましょう。
そういう意味で 何でも話せば解決すると考えるのは こと、こういう事に関しては妻と夫の考えは違うという事です。
但し今回は前回と同じテーマで在りながら、再度追記したと言うのは 実は同じことでも、まったく別の答えがある場合があるので それをお伝えしたいと思いました。
実は今回は別の角度の視点から見たケースです。
浮気が終わったのに優しくない、やり直そうと言ったのに冷たいと言った事の悩みを相談される方がいます。
これは まず本当に浮気が終わっているかどうかを疑ってみるべきです。
その上で 「もう時間的にも浮気をしている形跡は感じられませんから」という時間を根拠に挙げられる方がいますが はっきり言って時間は妻が思う以上に何とだって作れるものなのです。
でも 本当に帰宅も早いし 遅くなる時はどこで誰といるかも報告してくれているし…という事を浮気が終わったという理由にするなら 逆を言えば 浮気が終わったと信じさせる為にしばらくはあっていないだけという事もあります。
夫も妻にばれた直後は警戒をして そんなに今までほどデートはしなくなります。
むしろ妻を信用させるまでは ちょっと逢わないようにしておこうという事も出来ます。
でも それは男性と女性との年齢にもよります。
50歳過ぎや60歳くらいなら そんなに頻繁に逢わなくても 落ち着いた物でしょうけれど まだまだ色気のある30代や40代なら それほど長く逢わないでおられる訳がないのです。
そうなれば 毎日の帰宅は早くし 妻の目を欺いて 出張に一日加え、妻には架空出張を報告するかもしれません。
そういう場合が まだまだ安心できないという事が言えますが夫の職種によって、全く残業や出張が無い場合は 休日出勤という風にするしかなくなります。
妻がこうして時間で夫の浮気を見破ろうとした場合、時間で誤魔化されるという事が起きるという事です。
そこで 大事な事は やはり目線でしょうね。
本当に浮気を反省しているかどうかは まだまだ先の事かもしれません。
しかし 妻に対してはちょっとづつ歩み寄ろうとする場合は せめて優しい言葉はかけられなくても
眼差しは優しい物です。
この眼差しが 睨みつけるようにしていたえい、目線を合わさなかったり、何か話しても 宙を仰ぐような事では 何か言葉を探しているのかもしれません。
普通に考えてみてください。
ご主人は機嫌よく浮気を楽しんでいたところ そこを止めなければならないと妻に言われたのです。
そこは普段から妻に帰宅時間の遅さやお小遣いの使い過ぎを注意され、その原因がばれてしまったのです。そんなバツの悪い事はありません。
ここで妻と夫の大きな考えの違いが現れます。
妻にすれば浮気がばれたから 浮気相手と別れるだろうという考えを持ちますが
これは夫に言わせれば 妻にばれ妻を悲しませたくないという理由が浮気相手と別れるというイコールにはならないという事です。
ですから 妻の手前 いち早く浮気相手と別れたという事や いち早く妻に反省しているふ風に見せる事は 逆に言えば 浮気を継続したいからという理由の他ならないのです。
そういう意味で 夫が優しくないという事は 2通りの見方が出来るのです。
本当に浮気は終わったけれど まだまだ本人の傷も癒えていないので妻に優しく出来る余裕などない場合です。
そしてもう一つは 本当はまだまだ浮気が終わっていない、現在進行形で在る場合です。
この場合も 妻に優しくなんて出来ません。
口で優しい事を言っても 態度が追いついてきません。
そういう事で 浮気が終わったという事は 夫からの言葉しかないという事は 鵜呑みにしてはいけないという事ですが 中には 本当に浮気は終わってなくても 妻に優しく出来る強者もいます。
そうなると3通りの答えがあるという事ですから ややこしいですね。
要するに本当に浮気が終わったなんて判断は たった一つの事から判断してはいけないという事です。
夫が浮気相手と別れてきたと言っても 言葉だけでは信用できません。
何故なら 浮気の疑いがある時も 同じその口で浮気なんてしてるはずがないじゃないか、と否定した同じ口から浮気はやめたと言ってもにわかには信じられないはずです。
それでも 信じないといけないとするのは それは妻が信じたいからという以外ありません。
信じたいと言うからには 最後まで信じられたらいいのですが やはり事実と違う事が現れてきたら またもや疑いたくなります。
そういう事で 浮気が終わったかどうか あまり早くに答えを出すべきではないという事です。
言葉だけで終わった、なんて事は いわばこれまでも言葉だけで誤魔化されてきたという事を自覚しないといけません。
こういう答えはたった一つの単一の事で考えないで総合的に考えるものです。
言葉では浮気は終わったと言いながら、家庭では相変わらず妻をにらみつけるような目でしか物を言わない場合は まずは何かあると思ってもいいでしょう。
物事を決める時は 態度、目線、言葉、思いやり、これらの事が複動的に戻って来てこそ 一歩前進かなと考えましょう。
言葉だけが先行していると 言葉で騙そうとされてしまいます。
口が上手じゃないという人は 余計に言葉以上の態度に表れるものです。
そんなに早く反省の弁を述べたり、饒舌な場合は 言葉で誤魔化しているという事もあるので
あまり急いで、言葉の優しさを求めない事です。
本当に浮気が終わったかどうかは しばらく様子をみていたら 複合的な感じで解ってきます。
ご主人の浮気の終了は もう少し時間をかけて待ってあげましょう。
でも 本当に終わっていない場合もありますので その場合は 五感を研ぎ澄まして感じてみる事も必要です。妻への冷たい目線こそが まだまだ浮気が継続中であったりしますから。
今日は浮気が終わった、とする事でも 本当に終わった場合と、終わってないからこそ、言葉で終わったと言っている場合と 答えは2通りあるという事を知って頂きたかったのです。
同じ言葉でも 角度を変えてみれば 答えは別であったりします。
人を信じるという事は大事な事ですが 何も考えずに盲目的に信じるという事は 「知らぬが仏」と同じです。
では今日はここまで。